亀岡めぐり

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アーカイブブログ ~極楽寺~

極楽寺には、かつて出雲大神宮の神宮寺に祀られた本地仏である十一面観音菩薩像が

安置されているといいます。

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https://navihico.com/kameoka1/ 【亀岡めぐり1 出雲大神宮】

京都市の西にある亀岡(かめおか)へゆきました。ここには、丹波国一之宮である出雲大神宮(いずもだいじんぐう)があります。

出雲大神宮の鳥居とご神体山

大国主命「出雲(いずも)」というように島根県にある出雲大社(いずもおおやしろ)とおなじく大国主命(おおくにぬし)が祀られているといいます。

医療の神ともいわれる少彦名命(すくなひこな)とともに『国づくり』を行ったことで知られています。

元出雲また、ここは元出雲(もといずも)ともいわれていて「出雲」発祥の地ともいわれるようです。

この地の伝承によれば出雲大社は、もともと杵築(きづき)大社といわれていたようですが出雲大神宮の祭神を杵築大社に遷し祀ったことから出雲(いずも)大社になったというようです。

ですから、大国主命の御霊ももとは出雲大神宮の地にあり出雲という地名も出雲大神宮からとったということで元出雲(もといずも)というようです。

また、出雲大神宮でもっとも気になるのはご神体山・御影山(みかげやま)にある磐座(いわくら)です。ここには、原初神・国常立尊(くにとこたち)の御霊が祀られているといいます。天地開闢(てんちかいびゃく)とともにあらわれた神とか根源神(こんげんしん)ともいわれあらゆる神の祖(おや・そ)といえるかたです。天照大神も、ご両親のイザナキ・イザナミもそれ以前の神もすべて国常立尊の子孫にあたります。

そんなかたの磐座が出雲大神宮の神体山にあるというのです。

出雲大神宮の大鳥居は千年宮鳥居(せんねんのみやとりい)というようですが鳥居のすぐ手前の東側に神饌田(しんせんでん)がありました。

秋の収穫を祝う新嘗祭(にいさめさい)などで神前に捧げるための米を作る稲田のことで、歴史もふかく境内もひろいような神社ではよくご神田(ごしんでん)が設けられています。

青々とまっすぐに伸びた稲のなんと美しいことでしょう。神域として清められた稲田のすがすがしさにうっとりとしてしまいます。

ひとびとの「食」と神社の関係はとてもとても深いものがあるといいますから今後はこうした、ご神田にも目を向けてゆきたいと思います。

鳥居をぬけるとさらに清浄でエネルギッシュな空気がひろがっていました。

出雲大神宮の社号碑と鳥居手水舎のとなりには真名井(まない)の泉がありました。

枯れることのない御神水(ごしんすい)として重宝されているといいます。

多くの方がペットボトルやタンクに入れて持ち帰っていらっしゃいました。

湧き水のなかでも清浄で高品質な水には『真名井(まない)』という敬称がつくそうです。

ここもまた、そんな『真名井』を冠する水が湧き出ているようですね。

早朝というのもあって穏やかで心地よい空気のなか参拝することができました。

ご神体山・御影山にいだかれるように建てられた本殿・拝殿はまさにご神気に包まれているようでした。

拝殿は、明治時代のものだそうですが本殿の築造は鎌倉時代や室町時代にまでさかのぼるもので旧・国宝であり現・重要文化財だそうです。

こちらは、本殿のしめ縄ですが独特な形をしているようです。

どうやら『めおと綯(な)い』という綯い方のようです。これにも理由があるのでしょう。

本殿には、大国主命(おおくにぬし)とあわせて三穂津姫命(みほつひめ)も祀られているといいます。社伝によれば大国主命の后だそうです。

けれども、ホツマツタヱによればミホツヒメは大国主命の后ではなく大国主命の子であるクシヒコ(事代主命)の后となっていますのこのあたりにも古事記・日本書紀では隠されてしまった歴史が眠っているのかもしれません。

社伝によれば三穂津姫がこの地にて國常立尊の祭祀に務めたことから大八洲國國祖神社

(おおやしまのくにくにのみおやのじんじゃ)ともいうのだそうです。

参拝後、本殿の脇で「玉石洗い」という清掃奉仕をおこなっていることに気づきました。

本殿の瑞垣内の神域に敷かれている白石は土ぼこりや苔で汚れてしまうらしくタワシで磨いて

綺麗にするという奉仕です。

とはいえ、神域のものですから神職のかたに大幣(おおぬさ)でお祓いをしていただいてから

磨いてゆきます。

白石は大量にあるうえ小さな椅子に座りながらでは体勢もきびしくて20分もやれば疲れてきます。けれども、参加者には返礼がありまして楽殿前で開催される流しそうめんを好きなだけ食べていいそうです。

夏休みらしい雰囲気を神社参拝で体験できるとは思ってもみませんでした。つかわれているお水も真名井の水でしょうか?思いがけない御馳走をいただきました。

さて、ここには国常立尊の磐座だけでなく素戔嗚尊(すさのお・ソサノヲ)を祀る磐座もありました。とても力強いお磐です。

境内には、ほかに上の社(かみのやしろ)もあり素戔嗚尊(すさのお・ソサノヲ)と后・櫛稲田姫尊(くしいなだひめ)が祀られていました。

出雲大神宮の祭神・大国主命(おおくにぬし)はソサノヲとイナタヒメの子にあたりますから

親神を祀っているのでしょう。

ご神体山・御蔭山にはたくさんの磐座があるらしく境内にも、いたることろで祀られていました。

御蔭の滝(みかげのたき)はご神体山・御影山の水が流れる滝場ですね。出雲大神宮のみかげの滝竜神乃神をお祀りするといわれ『いにしえより地域の源』とされているといいます。

とりわけここは心地の良いところでゆっくりと堪能しました。

本殿の背後の境内からは古墳まで見つかっているようです。出雲武式古墳(いずもぶしきこふん)という円墳であり墳丘の直径は19メートルもあるようです。

第14代・成務(せいむ)天皇の時代のものともいわれるらし大和朝廷との関わりも深かったとみられるそうです。おそらく、当時この地をおさめた首長の墓なのでしょう。

出雲と大和を結ぶ地だったのでしょうか?

厳かな空気が漂っていますが不思議と安心感もある場所です。しっかりとご参拝させていただきました。

さていよいよ、国常立尊の磐座へ!と、思ったのですが参道通行止めのお知らせ

先日(2018年8月当時)の大雨で通行不可になっていました。

非常に残念ですがまだ呼ばれていないということでつぎの機会といたします。

けれども、こんなちいさな出会いもありましたので気を落とさずにゆきますね!

(虫が苦手なかたは、ご注意ください)

またおいでと慰められているようでありがたかったです!!


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【亀岡めぐり2 極楽寺】より

出雲大神宮(いずもだいじんぐう)から極楽寺(ごくらくじ)へ向かいます。

かつて、出雲大神宮にあった神宮寺(じんぐうじ)の十一面観音菩薩像(じゅういちめんかんのんぼさつぞう)が祀られるお寺です。

飛鳥・奈良時代に仏教が伝わってからは神道と仏教がまじりあう神仏習合(しんぶつしゅうごう)の時代がつづいたのですがそうしたなかで神社に付属してつくられた仏教寺院のことを

神宮寺(じんぐうじ)といったようです。

これらは、明治時代の神仏分離(しんぶつぶんり)によってほとんどが取り壊されてしまったのですが極楽寺には、出雲大神宮の神宮寺の仏像が残っているというのです。

まずは、出雲大神宮の境内から弁財天(べんざいてん)社が祀られる神池にそって西へすすみます。

出雲大神宮の弁財天社の由緒

いまでは、市杵島姫命(いちきしまひめ)が祀られているようですがもともとは、弁財天(べんざいてん)が祀られていたのでしょう。

これも、神仏習合の名残のようです。

西へのびる参道は黒太夫(くろだゆう)社へゆきあたります。こちらは、出雲大神宮の摂社だそうです。

ここには、出雲大神宮の氏子の祖先神を祀っているともいわれるらしく本殿の参拝よりもさきにこちらに参拝するのが正しい順序なのだそうです。

黒太夫社から北東に100メートルほど進むと吉祥山(きっしょうざん)極楽寺(ごくらくじ)があります。

浄土宗(じょうどしゅう)の寺院であり本尊は阿弥陀如来坐像(あみだにょらいざぞう)のようです。また、丹波七福神の6番札所でもあるらしく寿老人(じゅろうじん)も祀るようです。

ただ、山号も「吉祥」山ですし山門のそばには福禄寿(ふくろくじゅ)像もありますからなんともおおらかです。

十一面観音菩薩像を拝観させていただきました。なお、拝観には事前予約が必要だそうです。

ぼくも、前日ではありますが電話にてご連絡させていただきました。

十一面観音菩薩像

なんという、お美しさでしょう。そして、堂々たるたたずまいでもあります。平安時代前期の木造りで重要文化財だそうです。千年ちかく前のものですからその年月の深さ重さにもあらためて驚かされます。

雨乞い神事のための仏像で雨乞観音(あまごいかんのん)ともいうそうですね。

頭部の十一面はすべて落ちてしまったようですね。足元あるのものはその名残なのでしょうか?

この像は、出雲大神宮の本地仏(ほんちぶつ)だといいます。本地仏とは、神道の神が仏教の仏の姿であらわれるというようなことですから出雲大神宮の祭神・大国主命(おおくにぬし)をあらわしているかもしれません。

けれども、白山(はくさん)信仰では白山の女神・菊理姫(きくりひめ)は十一面観音菩薩の姿であらわれたといいます。

だとすれば、このお姿は出雲大神宮に祀られる女神・三穂津姫命(みほつひめ)のお姿なのかもしれませんね。すっかり見惚れてしまいしばらくぼんやりと眺めてしまいました。


https://www.silver-gear.com/silvergear/summary_trivia.htm?L=BCSDetail&ID=A20525232497【パワースポットとは?】より

はじめに

2000年代以降、パワースポットを巡る旅がブームになっていますが、パワースポットの定義や種類、訪れた際の心構えなどについてご存じでしょうか。

今さら聞けないパワースポットについて説明していきます。

パワースポットの定義と歴史

パワースポットとは、「大地のエネルギーが溢れていて、そこから癒やしや活力が得られる場所」、「神社仏閣などの神や仏の宿る場所で、訪れることでご利益(健康・金運・仕事運など)が期待できる神聖な場所」のことと考えられています。

パワースポットという言葉は和製英語です。スプーン曲げ少年として有名になった超能力者の清田益章(きよたますあき)氏が、1990年代に自身の著書の中で、この言葉を使ったのが始まりです。「大地のエネルギーを取り入れる場所」として、パワースポットを紹介しています。

30年ほど前から使われている言葉ですが、パワースポット自体は江戸時代にもあったようです。当時は、神聖な場所や神社仏閣、自然が豊かで清らかな場所のことを「弥盛成地(いやしろち)」と呼んでいました。江戸時代の人たちも、私達と同じようにそれらの場所に行き、気持を落ち着かせたり、元気をもらったりしていたのですね。

さまざまな種類がある

パワースポットを大きく分類すると...

1.神社・仏閣

日本中に数ある神社の中でも、延喜式神名帳(えんぎしきじんみょうちょう/平安時代にまとめられた全国の神社一覧)で「神宮」と表記されたのは次の3神社だけで、「日本三大神宮」と言われています。

伊勢神宮(三重県)、鹿島神宮(茨城県)、香取神宮(千葉県)

2.山岳信仰の山(霊山)

山岳信仰の頂点に立つ富士山・白山・立山は「日本三霊山」と呼ばれています。

3.地中からの物質が出ているところ。

温泉、湧き水、火山(溶岩、水蒸気、ガス)など。

4.電磁波のあるところ、または磁力のないところ

近年特に有名な場所が、「ゼロ磁場」にある長野県の分杭峠(ぶんぐいとうげ)です。ゼロ磁場は、磁気のN極とS極がお互い拮抗して打ち消し合い、磁力が存在しない場所のことです。

5.滝や森林など、マイナスイオンが大量に発生しているところ。

屋久島は日本有数のパワースポットです。

6.龍穴(風水でいう大地の気の流れの出口)上にある場所・建物

大地のエネルギーを放出する龍穴は、神様が棲む場所として昔から崇められてきました。日本三大龍穴と呼ばれる、貴船神社(京都府)・室生龍穴神社(奈良県)・備前龍穴(岡山県)が有名です。

一口にパワースポットと言っても様々な種類があり、また、複数種類の混合であることが多いです。例えば日光東照宮は、徳川家康公を神としてまつる神社で、龍穴の上に鎮座しています。

訪れる際の心構え

皆さんはパワースポットに行った時、どのようなことに気を付けていますか?

その場所の気と波長が合い、必要なパワーを授かるようにするためには、「作法」や「ルール」を守ることがとても大切です。

信仰の場である神社・仏閣を訪れる際には、必ず作法にのっとったお参りをしましょう。神社仏閣では、写真撮影が禁止されているところもあるので気を付けましょう。

自然の中にあるパワースポットに出掛ける場合は、ゴミは必ず持ち帰りましょう。また、そういう場所では、花や植物、小石ひとつでも持ち帰らないようにしましょう。

素晴らしい場所に導いてもらったことに感謝し、神聖な場所にお邪魔するという気持ちを忘れずに行動するとよいでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

最近元気が出ないな、気分を変えたいな、などと思った時、まずは近くにある神社や自然の中へ気軽に出掛けてみませんか。特別なことを感じなくても、その場所にいるだけで気持ちが落ち着くと感じたら、そこがその人にとってのパワースポットになるのではないでしょうか。

コズミックホリステック医療・現代靈氣

吾であり宇宙である☆和して同せず  競争でなく共生を☆

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