Facebook人の心に灯をともすさん投稿記事【心がコロコロ変わるのは健全な証拠】
精神科医、斎藤茂太氏の心に響く言葉より…
《心はコロコロいつも変化していてよい》「女心と秋の空」という。「変わりやすい」ことのたとえである。これが「男心と秋の空」 ではしっくりこない。
しかし、男心はそんなに盤石で変わらないのかというと、そんなことはない。
そもそも、心とは変わりやすいものなのである。私は、講演に向かうとき憂鬱な気分になる。
緊張する。先方の要求するテーマに合わないのではないかと不安になる。「引き受けなければよかった」と後悔する。しかし、講演が終わって、その土地のうまいものを肴に一杯という段になると、もう天にも昇る気持ちだ。
「あぁー、やっぱりこの講演を引き受けてよかった」 とついつぶやく。我ながら、いい気なものだ。朝は曇り空、夜は晴天である。
いろんなところで「継続」は大切、と説いてきたが、他方、心はいつも変化 していてもよいのだ。朝の憂鬱な気持ちを「継続」する必要はない。
「秋の空」でいい。
腹が立ったり、腹をかかえて笑ったり、悲しい気分で涙を流したり、気持ちが変わることで、人はストレスをうまく発散し、ガスぬきしている。
だから心がコロコロ変わるのは、毎日の生活を続けるうえで大切な機能ともいえる。
それが証拠に、いつでもどこでもニコニコしてばかりの人はだんだん苦しくなってくる。
怒りや悲しみを抑えてためこんでいると、うつ病になることもある。
あまりにかっちりと固いものは「ぽきん」と折れるので、少々柔らかいほうが変化に対応できて長続きする。融通がきく。気持ちがコロコロ変わるのは、健康な証拠だ。
ただし、行動に一貫性がないのは、あまりよくない。
私は、講演に向かうときどんなに憂鬱な気分でも、すっぽかすことはない。それでは、人から信用されない。そのときの気分に振り回されて、約束や行動までコロコロ変えるのは、もちろんよくない。『「ゆっくり力」でいい人生をおくる』新講社ワイド新書
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伊藤肇氏は、陽明学を樹立した王陽明についてこう語っている。
『「天下のこと万変といえども、吾がこれに応ずるゆえんは、喜怒哀楽の四者を出でず」
人生は千変万化、いろいろさまざまであるが、自分がこれらの問題をテキパキと処理できる理由は「人生のいかなる変化も、つきつめれば、喜怒哀楽の四つを出ないこと」を知っているからだ。
よく考えてみれば、いかに喜び、いかに怒り、いかに哀しみ、いかに楽しむか、ということが人生のすべてである。
世の中には、道徳というと「一切、喜怒哀楽を表面に出さない、感情などには動かされないことだ」などと頑(かたく)なに信じ込んでいる向きがあるが、これはとんでもない誤解である。
人生とは、いかに喜び、いかに怒り、いかに哀しみ、いかに楽しむかということ…つまり「いかに生きるか」ということに「正しい自律」をたてること、「原理原則」をもつことである。
そして、この「正しい自律」や「原理原則」これが「心性の学」であり「人間学」である。』(人間学/PHP文庫)より
自分の、喜び、怒り、悲しみ、喜びといった「心の叫び」を抑えたり、それをため込んでいるといつか病気になってしまう。ストレスが発散されないからだ。
こんな話がある。
『蘇東坡(そとうば)が師匠の仏印禅師に「仏とはいかなるものか」と問うた。
すると仏印禅師は「仏もまた一個有血的男児」と答えた。つまり、血の気が多くなったときに仏が出るというのである。燃えているときには仏になる。冷めている人間はサタンである。
燃えることが生きることなのである。』(感奮語録/致知出版社)より
たまに、「私は、あんまり、大喜びしたり、怒ったり、悲しんだりしないですね」と、聖人君主然として、さも悟ったように言う人がいるが、それは本心ではない場合が多い。
もし、そうだとしたらそれは冷めている人間、すなわちサタンだ。あの仏でさえ、燃えていたのだから。だから、我々の気持ちがコロコロ変わるのは、健全な証拠だ。
ただし、その時の気分に振り回されて、約束を破ったり、すっぽかしたりすると信用を失う。
大事なことは、たとえ瞬間、心が、おろおろしたり、ザワザワしたとしても、深呼吸して、すぐに立て直し、行動はしっかりする、ということ。
逆にいうなら、行動すれば、気持ちもそれにつれて明るくなる。
「心がコロコロ変わるのは健全な証拠」という言葉を胸に刻みたい。
Facebook津留晃一の世界さん投稿記事
「あなたにとって今この瞬間が最善です」と言われたらどのようにお感じになるでしょうか?
冗談じゃない、ちっともいいことなんかないよ」と思われる方も多いと思います。
しかし、「あなたにとって最も深い意味において、もし今より良いところが在るとするなら、あなたは今そこにいるでしょう」と伝えられました。
あなたの今いるべき場所は、常にそこであり、他のどんな場所でもありません。
今いるあなたの場所が、あなたにとって意識の進化のために最善の状態なのです。
今ある状態が、あなたのハイヤーセルフがあなたのためにしつらえた最高の学びのステージだと考えて下さい。
「私はこんな状態には耐えられない、私にはもっとふさわしい場所があるはずだ」と思っているとしたら、だからこそ、そこがあなたにとってクリアーすべき課題であるといえるでしょう。真に、「今、ここ」が自分にとって最高の場所であると思えたとき、次なるステージが
あなたの前に現れます。その時、あなたはそこに留まり続けることはできません。
満足しきったあなたは更なる夢を描き飛翔することでしょう。それこそがあなたの人生の輝きです。あなたはどんな現実も産み出せますし、現に産み出し続けています。
しかし今あなたが産み出している現実は、はたしてあなたの満足のいく現実なのでしょうか。
あなたが望む現実を産み出すには、一つだけ条件があります。それはあなたの意識に欠落感がないという条件です。
あなたの心が満ち足りている時、あなたに不可能はありません。人は完全である事を悟る旅をしています。完全であるとは、足りないものがないという事です。
もともと深い意味において、人間に不足しているものは何もありません。
しかし肉体が人間であると勘違いしている人にはなかなかこのことが理解できません。
ほとんどの地球人は、自分が何か欲しいものを手に入れるには、何かが必要だと考えているようです。
例えばお金です。お金がない人はスポンサーをさがそうとします。
地球上のあらゆるものはエネルギーにより成り立っています。そして人間とは完全なエネルギーの魔術師です。
人は意識を使って自由自在にエネルギーを操る能力をもともと備えています。しかしまだそのことに気付いていません。しかし、人はとうとうその事に気づき始めました。やっと真の成人になろうと覚醒を始めました。
人が自らの本質を取り戻すべく覚醒し、飛翔を開始しました。
覚醒は1990年頃から徐々に起こり始めました。全国各地でそれぞれの人達が、それぞれの方法で真の自己を取り戻し始めました。
意識の突然変異が起こり始めました。そしてその覚醒者達が徐々に出会い始めました。
これまでの価値観で言えば、超能力者といわれてきた人達が、集い始めました。
出会ってゆく新人類達は、一人一人皆明らかにその能力に違いがあります。
それぞれの個性を持った、新たな世界を造り上げようとする意識で満ち満ちたパワフルな能力者ばかりです。それぞれの個性が、互いを認め合い、それぞれの個性を輝かせています。
真のネットワーク社会の輝ける見本として、新たな時代の創生に向けて、着々とその態勢を整えつつあります。
集い始めた人達は、皆自分が新たな世界を創造していくのだという確信を持って行動しています。誰がリーダーということもありません。そして何よりも一番はっきりしていることは、
我々はどんな地位も、名誉も、富も所有していません。権威も権限もありません。
しかし新たな宇宙時代における社会システムを構築して行くというはっきりとした意図と、情熱と、確信を持っています。それは、今自分に足りない物は何もないことを知っているからです。あらゆるものはひとつあり、自分の意識が世界を作り上げている事を熟知しているからです。手に入れたい状況などありません。それは今が、この瞬間がベストであることを知っているからです。
今ここで、私は宇宙の全エネルギーを使えることを知っています。
今、私に降り注ぐ無限のエネルギーを使える瞬間は、今、ここでしかありません。
私に出来る事は、今ここにあるエネルギーをただ流して行くことだけです。
今この瞬間に喜びを生み出したいと考えています。
今この瞬間に美しさを創造したいとだけ考えています。
今この瞬間に私のセンターにある愛の泉を全開にすることだけを考え続けています。
あなたは、これまでどの瞬間も完璧であり、そして今後のどの瞬間においても完璧でありつづけます。
真の深い意味において、あなたが完全でない時を持つことは出来ません。
あなたが過去を悔やむとき、エネルギーのロスが発生します。
あなたが未来に不安を抱くとき、エネルギーのロスが起こります。
幸せになりたいという気持ちは、今が幸せでないという気持ちの表れです。すなわち今に不足があるという認識があるということです。その欠落意識からとった行動であなたが満足することはありません。足りないものは無限にあります。足りてないものを追いかける行為は永遠に満たされることはありません。今満たされているか、不足しているか、それはあなたの選択にすぎません。足りているものに意識の焦点を合わせた人が、満たされた人であり、不足しているものに焦点を合わせている人が満たされない人です。
「とても今の現状が完璧だなどと信じられない」と感じていらっしゃる方も多い事と思います。しかし、ただ単にこの言葉を信じてみて下さい。今が完全であると・・・。
この言葉を信じたとしてもあなたが失うものは何もありません。
私はただ信じるところからスタートしました。「あなたは無限である」といわれた言葉を信じました。
「あなたを制限しているものはあなた自身である」という言葉を100%受け入れました。
一点の曇りもなくただ信じました。そして「我は無限である」が如く考え行動しています。
そこから奇跡が始まりました。今が完全であることを知った瞬間から、絶対的な安心感が訪れます。大いなるやすらぎがあなたを包みます。
円満な個体意識の完成です。個体がまったく欠落感のない、真球を完成させたとき、全てを映す鏡となり、その個体の中に全宇宙が包み込まれます。
あなたの意識が全宇宙と一つになる瞬間です。
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