福江城跡のお堀 ハスの花が見頃に

https://bunbun.hatenablog.com/entry/2021/09/02/094109  【福江城のお堀(長崎県福江島)】より

五島列島の主島・福江島の中心街にある町池であり、福江城の城池(お堀)でもある。

福江港から200mほどの距離で、海水を引き込んだタイプの堀であるため干満による水位変化がある。訪れたときは、池底が露出していた。

潮汐の影響を減じるためであろうか、堀は水門と水路で二重濠のような形態になっていた。(下写真)

江戸時代に幕府の許可を得て築城された当時は、海に三方を面した城だったというので、現在、外堀になっているところは海だったということになる。

海から押し寄せる波濤がこの野面積みの石垣に当たっていたことを想像すると、海防拠点としての頼もしい顔に見えてくる。

このベンチの向きが変わっている。石垣と面と向かって思索を深めるためのベンチ? それとも石垣マニア用?

ニシキゴイ

マリモのような噴水?


https://nordot.app/1058929591810392441?c=174761113988793844 【お堀にハスの花 観光客楽しむ 福江城跡・長崎県五島市】より

長崎県五島市池田町の観光名所、福江城跡の堀の一角でハスの花が多数開き、観光客や市民を魅了している。

 旧五島藩居城の福江城は江戸末期の1863年、外国船防衛のため築かれた。ハスは城跡内の五島観光歴史資料館や福江文化会館そばの堀に生えている。青々とした葉が一面にひしめく中、ピンクの大輪の花があちらこちらに見られる。

 同資料館によると、7月初旬から咲き始めた。まだつぼみもあり、8月まで楽しめそう。まれに白い花も確認できるという。7月28日は訪れた観光客らが写真に収めるなどして観賞した。京都府の男性(47)は「花が大きくて、葉の緑とのコントラストが映える」と話した。


https://murauchi.muragon.com/entry/2767.html【日本唯一の海城!福江城跡(石田城跡/長崎県立五島高校)は三方が海に臨む日本で唯一つの海城】


https://ameblo.jp/kbosamu/entry-11192158030.html 【波打ち際 についての考察】より

波打ち際とはいったい何なのか。それは三つの特質に要約されるように思います。

まず一つは、それが境界領域であるということです。

波打ち際の境界線は絶えず移動します。波が打ち寄せてきてはまた引いてゆくたびごとに、波打ち際は絶えずずれていき、それは一つの定まった線の形で確定することはできません。

もちろん潮の満ち干もあります。そうした不安定さ・不確定さ・不分明さこれが波打ち際の第一の特性です。

もう一つは、心もとなさやよるべなさの感覚と関係してきますが、波打ち際とは存在が海に向かって露出される場であるということです。

人間のように肺呼吸をする哺乳類の生きものは、水の中では生きていけませんから、われわれが眼前にしている海とは、外界であり異界であり、ともかく自分が自分でなくなるかもしれない何か危険な場所です。

波打ち際に立つとは、そうした異界のへりに露出されるということなのです。

とはいえ、われわれの背後には、そうした危険から存在を擁護してくれる後背地の陸がある。いざとなれば安全な内陸にいつでも退避できるという一種の安定感や甘えもある。露出と擁護とのパラドクサルな共存とでもいうのか、露出されて在ることと庇護されて在ることとの甘美な葛藤といったもの、これが波打ち際の第二の特性だと思います。

そこには、外部にさらされている者の緊張感と、内部によって守られている者の安息とが同時にあるということです。

最後の、第三の特性は、それが予感・畏怖・誘惑の場であるということです。

つまり、それは他者の到来を迎える場なのです。

異界としての海にはいろいろなものが潜んでいる。

打ち寄せてくる波に乗って、何やら怪物的な脅威であるかもしれない他者が、いつ何どき、そこから訪れてくるかもしれない。そうした怯えとともにわたしは波打ち際に立っている。

しかし、それは同時にまた、わたしを怯えさせる脅威であるよりはむしろ、わたしを魅惑してやまない何かーむしろ官能的な快楽の対象たりうる、喜ばしい何かであるかもしれません。外界の彼方に潜む官能的な対象からの呼びかけに魅了されるといったことも、起こらないではない。

そこには、存在に危機をもたらす異形の他者と出会いかねないという恐怖がある。

しかし、同時にその恐怖は、もっとも甘美な誘惑でもまたありうる。

存在をしばしば引き裂いてやまないこの根深いアンビバレンツを、 波打ち際の三つ目の特性として挙げられると思います。

先ほど触れた、「いとおしさ」と「いとわしさ」の二律背反とはまさに このことにほかなりません。

松浦寿輝氏「波打ち際に生きる  ~研究と創作のはざまで」

東京大学退官記念特別講演 より引用  松浦寿輝  詩人 小説家  大学教授


https://blog.goo.ne.jp/ambiguousworld/e/25960a0ce1fef79ea8c1e4fb801f421c

【波打ち際の考察 有名俳人】

思ったこと感じたことのメモです。

コメント欄はほとんど見ていないので御用のある方はメールでご連絡を。波屋山人


コズミックホリステック医療・現代靈氣

吾であり宇宙である☆和して同せず  競争でなく共生を☆

0コメント

  • 1000 / 1000