https://ranyokohama.amebaownd.com/posts/32522890 【俳句は感情と理性の調和した真言(スートラ)】
https://www.bodybook.jp/tatazumai/163253.html 【俳人・黛 まどかさん/言葉を知り、日常の風景に目を止めれば 心のヒダが増えていく】より
オーラは発するもの、佇まいはにじみ出るもの
これまでに二度、「美しい佇まい」に感動した経験があります。一度目は、京都・祇園でスナックを営んでいた米(よね)さんの姿に。90歳をすぎても接客に立ち、あるときは踊りを見せてくれ、客が帰るときには見えなくなるまで手を振ってくれました。月下に佇む姿は、なんともいえない風情を醸していました。
そして二度目は、宗教学者・山折哲雄先生とお会いしたとき。京都の白川のほとりのお店の2階に、座っていらっしゃった先生。窓枠いっぱいに広がる夏柳と、それを見ながら佇む先生の姿はあまりにも美しく、声をかけるのももったいなくて。しばらく見惚れてしまったほどです。
そのわけを考えてみると、どちらも「周囲と溶け合っている」ということだと思い至りました。月下で佇む米さん、夏柳に囲まれていた山折先生、周囲と人との境界線がなく溶け合っていました。その姿は、米さんであれば舞妓として始まった13歳からの祇園での人生を、山折先生は宗教学ひとすじの人生を、それぞれ語っている。そして一本筋が通っているけれど力んでいなくて、ゆとりがある。一朝一夕には得られないものだからこそ、尊く、そして涙を誘うほど美しいのです。
こうして考えると、「佇まい」は沈黙のコミュニケーションなのだと感じます。オーラは獲得していくものですが、佇まいは上に積み重ねていくもので、それがやがて生き方を語り、外ににじみ出るのだと思います。
雨の名前は440種類にも
なかなか得難いものではあるけれど、それでも、少しずつ「美しい佇まい」に近づくためには――。五感のアンテナを立てて、周囲を観察・凝視することから始まると思います。四季のうつろい、月の満ち欠けなど、都会にいると忘れがちですが、私たちは切り離して生活することはできません。観察・凝視すれば、通勤の途上で見かけた花、蝶、すべてが一期一会で愛おしいと思えてきます。私の場合はそれを俳句で読むわけですが、愛おしいと思うほど、対象への感受性が強くなって、表現しようという思いが湧き起こってくるものです。
花の名前、雨の名前などを知ることも、役に立ちます。たとえば、雨の名前。わたくし雨、白雨(はくう)、花の雨…、季節や時間・降り方の違いで440種もあると言われています。ちなみにヨーロッパでは10種前後ですから、どれほど日本では微細な違いを感じ取っているか、わかりますよね。言葉を知れば見過ごしていた風景にも目が止まり、心のヒダが増える。それがやがて、美しい佇まいにもつながるのではないでしょうか。
表現する目をもつ。ものごとの奥を見る
そしてもうひとつ、「表現する目をもつ」ことをおすすめします。日常でなんとなく見ているものも、日記やSNS、絵や写真などで表現しようと思うと、見逃さないようになるし、ものごとの奥を見ようとするものです。
私が受けもっている大学の授業で、こんなふうに問いかけることがあります。
「今日ここに来るまでに、咲いていた花を言ってみてください」。多くの人がまったく覚えていないし、漫然と歩いていることに気づくでしょう。もし、夏の道端に咲く「カタバミ」の名前を知っていたら、歩きながら目が止まりますし、「表現する目」を意識すれば10秒でも屈んで愛でます。この、たった10秒の積み重ねが、私たちの生活に豊かさをもたらすのです。
感じたことを書き留めておくのも、いいと思います。私の場合、歩きながら目に止まったもの、ひらめいたことをメモしておき、家に帰ってから俳句として推敲をします。
言い換えれば、ふだんクロノス(時計で計ることのできる機械的な時間)だけで生きている人も、カイロス(人間の内的な時間)をいかにつくるか。ただ漠然と時間を過ごさずに、表現する目をもちながら、内的な時間を充実させていきたいものです。
それは「いま、ここを生きる」ということでもあります。現代人は1日に約7万回もの想念を思い浮かべるそうですが、頭の中で忙しなく生きていて、からだとバラバラの状態で、「いま、ここ」を生きていないということでもあります。想念を取り払い、「いま、ここ」を生きるために、坐禅やマインドフルネスを活用する人もいます。坐禅で肩を叩かれるのは、そうした想念を取り払い、心をからだに戻すためなのだそうです。
さて、今この時期、暑さは厳しくても暦の上では秋。夏の終わりの季語「夜の秋」は、私が好きな言葉のひとつです。昼間は暑いけれど、夜になると涼風が吹いたり、虫の声がかすかに聞こえたり、秋の兆しが漂う…。こんな言葉をひとつ知っておくだけで、暑い夜にも情趣が生まれるものですよ。
佇まいは沈黙のコミュニケーション。
積み重ね続けた先ににじみ出るもの
黛 まどか(まゆずみ・まどか)
俳人。神奈川県生まれ。2002年、句集『京都の恋』で第2回山本健吉文学賞受賞。2010年4月より1年間「文化交流使」として欧州で活動。スペインサンティアゴ巡礼道、韓国プサン-ソウル、四国遍路など踏破。「歩いて詠む・歩いて書く」ことをライフワークとしている。オペラの台本執筆、校歌の作詞、世界オンライン句会など多方面で活躍。北里大学・京都橘大学・昭和女子大学客員教授。近著に『奇跡の四国遍路』(中公新書ラクレ)、『暮らしの中の二十四節気 丁寧に生きてみる』(春陽堂書店)、『北落師門』(文學の森)がある。
一指李承憲@ILCHIjp
大自然の中で瞑想すると、深い呼吸とともに入ってくる自然の生命エネルギーが全身のツボを開き、自分を幾重にも取り囲んでいた保護膜が取り除かれます。複雑になっていた考えが止まり、感情のエネルギーが浄化され、自分を正直に眺められるようになります。
Facebookさん近藤裕子投稿記事
《 山光澄我心 》
さんこう わがこころを すましむ(清代の詩人 夢鱗 の言葉より )
雄大な山の景色は 人の心を清らかに澄ませる という意味です。
元来 人は 大自然の中で育まれ アミニズム的な心を持っています。
山々の景色を観たり 自然に身を委ねることは それだけで 疲れた心が癒され 身体も元気になります。
自然と切り離された世界の中で人は 様々な進歩を遂げて来ましたがそれは 同時に
心身に計り知れないダメージを及ぼして来たように思います。
大自然や 風や 小鳥のさえずりや せせらぎの音や 木々の息吹きとの出会いは大切な心のエネルギーです。
和多志はこれまで 色々なワークショップに参加してきました。
ワークショップでは色々な癒しの場面に立ち会う喜びが体験できるのですが 多くの場面に共通する言葉があります。
「和多志は和多志を愛します」です。
「和多志は和多志を愛します」と心から言えた時 涙とともに癒しが訪れます。
然しワークショップは特別な場面です。
日常生活の中で「和多志への愛」を取り戻すことは不可能なのでしょうか?
「自分への愛を宣言していただきたい」という祈りを込めてアファメーションカードの紹介を始めることにしました。
自分を愛してはならないという潜在意識の信じ込みは 多くの人が持ち続けているものです。
潜在意識のパワーは顕在意識のパワーより数倍強いことはよく知られています。(NLPでは9000倍とも言います。)
この潜在意識の不適切な信じ込みを塗り替える 日常的で簡単な方法はないのでしょうか?
アファメーションに筋肉を巻き込むことです。
http://www.asahi-net.or.jp/~nu3s-mnm/hi-ringu_gyouhou.htm 【ヒーリング行法】に
紹介しているクロスパターニングをしながら アファメーションすると 全能に 情報を刻みこむことになります。
クロスパターニングの代わりに「鏡を使った目のシフティング」も効果的です。
目の筋肉は脳に一番近く 目の筋肉を巻き込むヒーリング方法はよく知られています。
日常的に簡単なのは 鏡に映る自分の瞳を見てアファメーションすることです。
最初は両目で両目を見て数回 声に出します。次は両目で鏡に映る自分の左目を見て数回、
次は両目で鏡に映る自分の右目を見て数回アファメーションします。
セルフエスティームを高めることに必ず役立つと思います。
思春期和多志は「行きつく先が墓場なら 好きなことをして切羽詰まれば死ねばよい」と考え、好きなこと探し、喜び探しを始めました。
ところが探すほどに 好きなこと、喜び、自分を満たしてくれるものは失われて行き いつしか虚無の淵に足をさらわれていました。
心から喜ぶってどんな感じがするのでしょう?
もしかして 和多志たちは生きる喜びを体験するために 生まれたのではないでしょうか?
喜びの状態にある時・・・
後悔や恐れや不安を感じたり 自分が不十分だと感じたりすることはありません。
嫉妬や苦しみ、争いもなく誰かを憎んだり、責めたり、傷つけたりすることもできません
喜び・・・それはただある 純粋で無垢な自分を愛することで、初めて可能になること・・・
喜び・・・それはありのままに存在する「自由」から始まります。
喜び・・・それは世界でたった一人の自分をありのままに許し愛してあげること
世界を愛し 愛を受けとる力を培うこと
喜び・・・それは周りのすべてと調和する愛の自分を体験すること
喜び・・・それは愛と調和
人生の中で、自分を愛することより大切な愛はありません。
だって、自分を受け入れ愛して、初めてありのままでいる自由というものが存在するのだから
そして、喜びはその自由から生まれてくるのだから
その喜びがあって 初めて人の愛を受けとり 世界を愛することができるのだから
喜びとは・・・自分を愛してあげること今この瞬間、ただ存在する自分を
大阪府社会福祉協議会でスマイルサポーター養成プログラムの一環として ライフスキルプログラムを使ってきました。
そのなかから 潜在意識の信じ込みを塗り替える方法としてのグループワークの一つをご紹介します。
手順
1.ハートビーイング
*各自にブルーとピンクの上質紙を配布します。
*ブルーとピンクの紙をそれぞれ 32の升目ができるよう縦に3回、横に2回折ります。
*ブルーとピンクの紙からそれぞれ32枚のハートを切り抜きます。
*ブルーのハートには言われて嫌だった言葉、ピンクの紙には言われて嬉しかった言葉を
書きます。
*模造紙に大きなハートを描き ハートの中にはグループメンバー全員のピンクのハート、
ハートの外にはブルーのハートを貼り付けます。
*それぞれのグループで 言葉にまつわるエピソードも紹介しながら「言われて嫌だった
言葉」「言われて嬉しかった言葉」上位3つづつをコンセンサスを得ながら選びます。
*各グループで選んだ言葉を紹介しあいます。
(嬉しかった言葉で圧倒的に多いのは「ありがとう」でした。)
*ハートを切り抜き ブルーのハートが貼られた部分は捨てます。(クラスルームなどで
実施の場合はピンクのハートが貼られた大きなハートを展示しておくとよいです。)
2.ハートビーイングを導入に 各自が「自分が一番厭だった言葉・傷ついた言葉」を選びます。
3.グループメンバー全員が選べれば 傷ついた言葉を分かち合います。
4.傷ついた言葉がどの方向から自分に入ったかを確認する作業をします。
*確認するものが椅子に座り グループメンバーひとりひとりが「確認者が傷ついた言葉」
を 確認者の正面から順に時計回りに8ポイントで 言います。
*グループメンバー全員が言い終わった時点で 確認者は 一番インパクトの強い方向を
観定めます。
*グループメンバー全員が確認し終わるまで上記過程を繰り返します。
5・アロワーを受けとります。
*アロワーを受けとるものは 自分の一番インパクトが強かった方向をグループメンバーに
伝えます。
*グループメンバーは順に、その方向から「***さんありのままでいいですよ」と心を
こめて伝えます。
*次は「***さんありがとう」と心をこめて伝えます。
*次は「***さんよく頑張ってきましたね」と心をこめて伝えます。
*グループメンバー全員が終わるまで 上記過程を繰り返します。
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