磁覚

Facebookさとうみつろうさん投稿記事

東大の研究で、人間に「第六感」が発見される。

触覚、視覚、聴覚、味覚、嗅覚、そして、新しい覚えは「磁覚」。

磁気を大まかながら、感じ取っているらしい。

うーん、これまでカノン瞑想を始める前に、いつも五覚だけを述べてたから、これからは六つ説明せんといけん(笑)

ちなみに植物の外界感知手段「感覚」は、32感?でしたっけ?

64感でした?

忘れたけど、誰か教えて。

とにかく、めちゃくちゃいっぱいあるそうで。

頑張ろう、人間センサー。

https://www.sankei.com/article/20190319-6UGPQVLP4BLEDJYGVSX3WW6A4A/?fbclid=IwAR32QySLlCUSbfmCDGj9j44RT79gy2brjeY4db5K0x2bQM2iZ8Y1kw9kdKw 【人間の「第六感」 磁気を感じる能力発見 東大など】より

 地図なしで長い旅ができる渡り鳥のように、人間も地球の磁気を感じる能力を持っていることを発見したと、東京大と米カリフォルニア工科大などの共同研究チームが19日、米専門誌に発表した。「第六感」とも呼べる無意識の潜在的な能力で、何らかの利用法が見つかる可能性があるという。

 地球は北極がS極、南極がN極の巨大な磁石で、位置に応じて方向が異なる地磁気を帯びている。渡り鳥は地磁気を感じる能力をコンパスのように使って方位を正確に把握し、季節に合わせて移動している。

 人間の感覚は視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚の五感だけで、磁気を感じる力はないとされていた。

 研究チームは地磁気を遮断した室内で、日米など18~68歳の男女34人の頭部を地磁気と同程度の強さの磁気で刺激する実験を行った。その結果、磁気の向きに応じて無意識のうちに脳波が異なる反応を示したことから、人間は地磁気を大まかに感じ取る能力を持つと判断した。

 地磁気を感じる「磁覚」は渡り鳥のほかサケやミツバチなど多くの動物が持っており、人間も以前は持っていたが退化したとみられている。ただ、人体には磁気を感じ取る働きがあるとされるミネラルやタンパク質が多くあることから、利用できなくても感じ取る力は残っていたらしい。

 チームの眞溪歩(またに・あゆむ)東大准教授は「人間に未知の第六感があることが確認された。これを意識的に利用することは非常に難しいが、今後さらに詳しく調べて探っていきたい」と話している。


https://www.qst.go.jp/uploaded/attachment/23457.pdf 【磁覚の仕組みを探る】より

量研・量子生命科学研究所 新井栄揮

多くの生物は、磁気を感知する能力である“磁覚”を有しています。世界中の研究者

がその仕組みの解明に挑んでおり、現在までに主に 3 つの説が提唱されています(電磁

誘導則利用説、マグネタイト説、蛋白質説)。生物は、種によってそれらの仕組みを使

い分ける、もしくは、複合的に利用している可能性があります。本講演では、2000 年以

降に提唱された比較的新しい説である蛋白質説を中心に、これまでに解明された磁覚の

仕組みの一端や、残された多くの謎、及び、量研における磁覚の研究をご紹介します。

これまでに渡り鳥やショウジョウバエなどの磁覚保有種において、網膜細胞などに存

在する蛋白質・クリプトクロム(図 1)が磁覚に利用されている多くの状況証拠が見つ

かっています。クリプトクロムは、フラビン補酵素(FAD)と呼ばれる分子を結合してい

ます。この FAD に青色光が照射されると、FAD と近傍のアミノ酸との間で電子移動が生

じ、結果として長寿命(数十~百マイクロ秒程度、もしくはそれ以上)のラジカル対(不

対電子をもつ原子・分子の対)を生成します。このラジカル対の電子スピンは、地磁気

のような弱い磁場(50 マイクロテスラ程度)にも敏感に応答し、地磁気との相対角に応

じて化学反応性が変化します。蛋白質説では、この化学反応性の変化を感知しているの

ではないか考えられています。実際、クリプトクロムを作れないように遺伝子操作した

ショウジョウバエは磁覚を喪失します。また、渡り鳥であるヨーロッパコマドリは、渡

りの際に青色光を必要とするとともに、ごくわずかな磁場のノイズ(地磁気の 0.3%程

度の振動磁場)を受けるだけでも磁覚が混乱します。

一方、現在までに得られている知見だけでは、蛋白質説の仕組みを説明できません。

例えば、蛋白質説は、クリプトクロムが生体内に規則正しく並び、配向が固定されてい

るという前提条件が必要です。そうでないと、地磁気とラジカル対との相対角が定まりません。そのような規則的なクリプトクロムの配置・配向は生体内で生じ得るのでしょうか?また、クリプトクロムが受容した磁気情報がどのように神経系へ伝達されるのか(クリプトクロム受容体は何か)、どのように認識・知覚化されているのかも明らかにされていません。そもそも、地磁気を検出できるような長寿命ラジカル対や量子状態が生体内で生じること自体が、物理学の常識とうまく整合しない大きな謎と言えるでしょう。量研ではこれら謎の解明を目指して研究を行っています。

コズミックホリステック医療・現代靈氣

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