植物への新しいまなざし

坂村真民bot@shinminbot

花は一瞬にして咲くのではない。大地から芽から出て葉をつくり、葉を繁らせ、成長して、つぼみをつくり花を咲かせ、実をつくっていく。花は一瞬にして咲くのではない。

花は一筋に咲くのだ


aribaba@1819aribaba 『一年草のように』

生も一度きり 死も一度きり 一度きりの人生だから 一年草のように 独自の花を咲かせよう 坂村真民


https://ameblo.jp/misnow17/entry-12308331930.html 【植物観察】より

「植物への新しいまなざし~ゲーテ=シュタイナー的植物観察術」

という本をベースに植物観察の勉強会をしています。今日は1本の茎の、葉の形の変化を観察して、スケッチしました。

基本的には、最初は丸い形で、次第に細くなっていく傾向があります。

一つの葉が次第に形を変えていくのではなくて、その次の葉が一つ前の葉の形から少しずつ違う形に形成されていくというのが、植物の不思議なところです。

葉と葉の間の空白の部分で何か不思議な力が働いて、次に出る葉の形を決めているのだと思います。

シュタイナー学校のエポック授業のように、何かを集中してやった後、それを忘れる時間を持つことで、その間に何かが作用するのと同じ原理が働いていると思います。

見えない部分こそが大事なところです。


https://ameblo.jp/misnow17/entry-12281705055.html?frm=theme 【光と闇と植物 Light and Darkness and Plants】より

「植物への新しいまなざし」 "New Eyes for Plants "

( マーガレット・コフーン著、涼風書林 )の勉強会で光と闇の中にある植物を木炭で描きました。

光と闇があります。闇は下方に集中していき、そこが種子点となります。

光が闇の中に差し込み、闇は光の中に吐き出されていきます。そして、根と葉が生み出されていきます。

上の明るい空間は闇を上へと成長させるように呼び起こし、周辺の闇は、成長する形態に優しく近寄ってきて、形態がその中で成長できるスペース作ります。

描いてみると、植物の周りを取り巻く、目に見えない世界を見てしまったように感じ、

とても深い体験となりました。


https://ameblo.jp/misnow17/entry-12038492484.html?frm=theme 【とても苦しい時に When I feel very depressed...】より

太陽

When I feel very depressed, I think of the sun and my body .

The sun is too great and my body is alive . When I remember this fact , I can refresh myself.

思うようにいかない時、大切な何かを奪われた時、とても落ち込んでいる時、苦しくてたまらない時、自分にはまったく価値がないと思える時、そういう時は、他の人に救いを求めてもだめで自分の力で乗り切るしかない。

そういう時、2つのことを考える。

1つは太陽のこと。

太陽は1億5000万キロも離れたところにある巨大な星だということ。

見えている太陽が1億5,000万キロの彼方にあると遠近法的な感覚で感じ取ろうとしても、

全然うまくいかない。あまりに遠く、あまりに大きすぎて、地上の距離感では感じ取れない。そんなに遠くにあるものが目に見えるということを考えるとあまりに不思議で、その不思議さが優位にたってしまい、落ち込んでいる場合ではなくなってしまう。

1億5000万キロの彼方から、太陽の光が私の目の中に飛び込んでくる。

太陽と私はつながっていて、その光に包まれ、その恵みをもらっている。

あー、太陽に愛されている、と感じる。

そして2つ目は自分のこと。

自分は母の子宮の中で形作られ、外の光の世界に出てきた。

今、目に見え、手で触れる肉体があり、おまけに命がある。今、私は生きているよね !? と改めて気づく。自分のことながら、それはまた本当に不思議なこと。

あまりに不思議すぎて、落ち込んでいる事の内容より、こっちの不思議の方がよっぽど重要なことだと思ってしまう。

それでまた、元気がでてきて、今日も1日生きていこう、と思う。

私って単純だろうか??? 毎朝、お日さまに挨拶する。

「あー、今日も朝が来てお日さまの光に包まれている。ありがとうございます。」

( 雨でも昼間はやっぱり明るいから同じこと。 )

毎朝、自分の身体に挨拶する。

「あー、今日もこの身体で生きていきます。たったひとつの身体よ、ありがとう。」

こういう考え方は「ゲーテ的」だと思ったので、このブログをゲーテ的自然観察のカテゴリーにしました。

当たり前と片付けずに、事実をよーく考えて、それを感覚的にも感じ取ろうとしてみると

この世界は不思議なことだらけです。


https://plantessence.hatenablog.jp/entry/2009/06/01/184843 【ゲーテ・シュタイナー的植物観察術】より

「植物への新しいまなざし」マーガレット・コフーン著

フラワーエッセンスのための植物観察のテキストとして超おすすめ。

シュタイナー系のショップなどで購入可能。

FESはゲーテ・シュタイナー的植物観察術を用いてますが、インテンシブに参加すると普通に「メタモルフォーゼ」とかいう言葉が出てきていたりするのに、なかなかそのあたりの植物観察について日本で学べるフラワーエッセンスの教育機関はありません。

むしろ、シュタイナー系のワークショップに数多くあります。

先日フラワーエッセンス療法学会主催でおこなった植物観察会ではこのゲーテ・シュタイナー的植物観察術を取り入れてみました。

植物そのものを観察するという行為はその本質と出会うための重要なステップです。

そこには感情はいれずにただ自然をありのまま受け入れ、客観的に見ることが求められます。

植物だけでなく、人間を見るときにもそれは役立つのではないでしょうか。

どんなものも見ているようで自分の思い込みから見ていることがたくさんあります。

よく知っている花でも丁寧にあらゆる部分から見ていくと知らない側面が出てきます。

それは人でもきっと同じことでしょう。

花の中に特徴づけられる要素や性質を通して、自己の内面で花とつながる経験を一度するとその花のエッセンスを以前のような選択の仕方で選ぶことが出来なくなります。

花使いである花療法士は写真のみで定義のみで花を理解してはいけないと思います。

自然への畏敬の念や感謝、共にすごす時間が多いほど、花の恩恵を多大に受けることが出来るように思います。

また、花のもつ癒しの力も最大にしてくれます。

そんな花と深くつきあいたい人にはお勧めの書ですね。

コズミックホリステック医療・現代靈氣

吾であり宇宙である☆和して同せず  競争でなく共生を☆

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