ハナトラノオ

https://mikawanoyasou.org/data/hanatoranoo.htm  【ハナトラノオ 花虎の尾markFlora of Mikawa】より

シソ科 Lamiaceae ハナトラノオ属 別 名 カクトラノオ 角虎の尾

英 名 fall obedient plant, obedient plant, false dragonhead

学 名 Physostegia virginiana (L.) Benth. 花 期 8~9月 高 さ 30~120㎝

生活型 多年草 生育場所 道端、草地 分 布 帰化種 北アメリカ原産

明治時代に鑑賞用に導入され、人家周辺で野生化している。

 地下茎が匍匐して広がる。茎の断面は四角形で、無毛。葉は十字対生し、披針形~長楕円形、無毛、無柄。葉の質は厚く、鋸歯があり、先が鋭く尖る。枝分かれはあまりせず、穂状花序をつける。花は長さ約2.5㎝の唇形、白色を帯びた淡紅紫色。花冠全体に白毛を被り、萼にも白色の短毛が密生する。果実は4分果。分果は長さ約2.5㎜の3稜形、暗褐色。

ハナトラノオ属

  family Lamiaceae - genus Physostegia

 多年草、根茎をもち、花序の下は無毛~ほぼ無毛、毛は単純毛。葉はほとんど無柄、しばしば、抱茎、最下の葉はときに葉柄がある。花序は総状花序状、花は花柄がほぼ無い。小苞は無い。萼は放射相称、10脈があり、果時にやや膨れる、萼片は5個、等長(又は不等長)。花冠は強く2唇形、4裂(1裂/3裂)、白色~赤紫色、上唇はわずかにフード状、普通、全縁又は凹形、筒部は雄しべを環状につけない(exannulate)。雄しべは等長又は前側の対が長い。花糸に絨毛があり、半葯は平行、合流せず、縫合線は縁に1~6 (~10)個の歯をもつ。花盤は外側の裂片が子房の長さの1~2倍。花柱の裂片は等長~ほぼ等長。小堅果は3稜形、無毛、平滑又はまれにいぼがある。2n=38,76(n=19)。

 世界に約12種があり、北アメリカに分布する。

ハナトラノオ属の主な種と園芸品種

1 Physostegia virginiana (L.) Benth.  ハナトラノオ 花虎の尾

  synonym Physostegia virginiana var. speciosa (Sweet) A.Gray

 北アメリカ(カナダ、USA、メキシコ)原産。中国名は虻眼 meng yan。英名はfall obedient plant, obedient plant, false dragonhead。別名はカクトラノオ、カクトラ。

 多年草、高さ40~150㎝。地下に根茎が匍匐して広がる。茎は4稜形、無毛、節はやや膨れる。最も下部の葉は短い葉柄があり、早く枯れてなくなる。上部の茎葉は十字対生し、無柄、葉身は披針形~長楕円形、長さ4~12.5㎝×幅1~3.8㎝、幅は中間のすぐ上で最も広くなり、無毛、葉質は厚く、縁に鋭い尖った鋸歯があり、葉先が鋭形。枝分かれはあまりせず、頂生及び最上部の葉腋に穂状花序をつける。花序は長さ25㎝以下。花は下から開花する。花は長さ2~3㎝の唇形、白色を帯びた淡紅紫色。上唇は平らか又はわずかにフード状になる。下唇は3裂し、中裂片の幅が最も広く、内側に暗色の斑点がある。萼は長さ5~10mm、筒状鐘形、先は5裂、萼歯は三角形、等長。花冠全体に白毛を被り、萼にも白色の短毛が密生する。雄しべは4本、葯は紫色、上唇の下に斜上する。果実は4分果。分果は長さ約2.5㎜の3稜形、暗褐色。花期は8~9月。

 2亜種がある。多数の園芸品種はほとんどが、2亜種の交雑種。 品種) 'Alba' , 'Autumn Carnival' , 'Bouquet Rose' , 'Crown of Snow' , 'Crystal Peak White' , 'Galadriel' , 'Grandiflora' , 'Ladhams' Variety' , 'Miss Manners' , 'Olympic Gold' (v) , 'Pink Bouquet' , 'Pink Manners' , 'Red Beauty' , 'Rose Bouquet' , 'Rose Crown' , 'Rose Queen' , 'Rosea' , 'Schneekrone' , 'Snow Queen' , 'Summer Snow'(AGM) , 'Summer Spire' , 'Variegata' (v) , 'Vivid'(AGM) , 'Wassenhove' ,

1-1 Physostegia virginiana subsp. praemorsa (Shinners) P.D.Cantino

 USA、メキシコ原産。英名はSouthern Obedient Plant ,Blunt false dragonhead。草原や空地など乾いた高地に生える。

 花はやや大きく、花序の下部に不稔(花のつかない)の苞がある。根茎は無い。を It has larger flowers, with sterile bracts below the inflorescence, and lacks rhizomes. It is typically found in dry upland sites such as prairies and glades.[5][6] 1-2 Physostegia virginiana subsp. virginiana

 カナダ、USA、メキシコ)原産。基準亜種。川岸や底地など湿った場所に生える。

 花がやや小さく、花序の下の不稔の苞を欠く。根茎で広がりパッチ状に群生する。

2 その他ハイブリッド

品種) 'Aquatica' , 'Grandiflora Rosea' , 'Snow White'


https://hananokotoba.com/hanatoranoo/ 【ハナトラノオの花言葉】より

ハナトラノオの花言葉photo: Maja Dumat

ハナトラノオの花言葉は「望みの成就」「達成」「希望」。

ハナトラノオは7月27日、10月3日の誕生花です。

以下に花言葉の由来などの情報もございます。

花名の由来

属名の学名「Physostegia(フィソステギア)」は、ギリシア語の「physa(胞)」と「stege(ふたをする)」を語源とし、膨らんだ萼に由来するといわれます。

和名の「花虎の尾(ハナトラノオ)」は、花が美しく、長い花穂が虎のしっぽに似ていることにちなみます。

また、茎が四角いので「角虎の尾(カクトラノオ)」の別名もあります。

英語では「Obedient plant」「False dragonhead」などと呼ばれます。

花言葉の由来

「望みの成就」「達成」の花言葉は、下から順に開花し、最後には頂点の花を咲かせることに由来するといわれます。

(略)

https://ameblo.jp/lilac3jk/entry-12543786627.html 【蟻がついてる!と思ったら~ハナトラノオ~】より

8月頃から、あちこちの畑の脇なんかに咲いていて、涼しげだなと思っていた紫蘇に似た植物。

花をアップで撮ろうとしゃがんだら「ぎゃ~っ、蟻がいっぱい~~~!」と尻もちつきそうになりながら、でもよく見るとその蟻は動かないんです。

えっ?とのぞき込むと、黒いのはおしべでした~(^^ゞ

調べてみると、やはりシソ科の「ハナトラノオ(カクトラノオ)」でした(^^♪

もう写真を撮ってから随分経っちゃいましたが、まだ次々と咲いてます。

ハナトラノオ(花虎の尾)  シソ科

別名:カクトラノオ(角虎の尾)、フィソステギア

学名:Physostegia virginiana

英名:Obedient plant

シソ科で和風だわ♪と思ったのに、実は北アメリカ原産だそうです。

なぜにObedient(従順)?

NC State Universityの植物図鑑?のサイトの解説にこうありました。(NCはNorth Carolinaでした)

Obedient plant gets its name from the ability of the flowers on the stalk to be twisted into any position, where they will remain.

"Obedient plant"(従順な植物)の名は、花が軸の上でどんなふうにねじ曲げられてもそこに残ることからきています。

繊維が強くて花がポロッと取れない、ということかしら?へ~、へ~、へ~!!!ですね。

やってみたいですけど、それこそよそ様の畑の花じゃできません^^;

どなたかやってみてくださいますか~?

《追記:9/19 19:52》

答えは案外簡単にわかってしまいました(^^ゞ

今日散歩に行った公園脇の畑の端から溝の上に倒れかかったハナトラノオ発見!

茎が倒れても、そこからまた垂直に立ち直ってくる、ということのようです!

花もひねってみましたが、案外簡単にポロッと落ちました^^;

ということで、一件落着(^^♪

コズミックホリステック医療・現代靈氣

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