Facebook滝沢 泰平さん投稿記事 世界で最低の場所にある最高の場所、それが死海。
「塩分濃度が高くて生物が生息できない海」 Dead Sea(死海)の異名を学校の地理で習った時「なんとも不気味な地名が世にあるものだ」と不思議に思いましたが、いざイスラエルにある死海を訪れてみると、ここは死海とはほど遠い命を生かす楽園。
「塩分濃度30%以上だから、プカプカ浮くよ」という死海浮遊体験で知られていますが、これは死海の持つ極々一面に過ぎず、死海は知れば知るほど、世界の中でも貴重な究極の癒しの地。海抜マイナス423m。世界で最も低い、釜底の底のまた底。
標高の高い山の上は、空気が薄く、心拍数も上がる。では、その反対の海の底の海抜マイナス地点は、逆に空気が濃く「死海の酸素濃度は地上より20%も濃い」と言われています。
高濃度の酸素で頭はスッキリ、脈拍もゆっくり穏やかに。
そして死海には「臭素」が大量に含まれており、臭素は精神安定作用があり、死海周辺にただいるだけで、深いリラックス効果が得られます。
不眠症の人が劇的に改善されることでも知られています。
そして、一般の海水は塩化ナトリウムが中心の塩水ですが、死海は塩化ナトリウムだけでなく、むしろ「塩化マグネシウム」が大量に含まれていることが特徴。
塩分濃度は10倍ですが、複合ミネラルも普通の海より30倍以上濃いそうです。
それが故に、アトピー性皮膚炎、関節炎、リューマチ、乾癬などの難病にも効果的である薬湯であり、お肌も髪もスベスベで乾燥肌も良くなる最強の美容液。
そして複合ミネラル64種類も含む死海の泥パックは、2,000年以上も前、かの有名なクレオパトラが魅力され、死海からエジプトまで大量に泥を運ばせたことでも知られています。
それにしても真夏の死海は、完全に温泉レベルの熱湯。
世界最低地点にある超高濃度複合ミネラルの温泉気分です。
やつはイスラエルツアーは、半分以上の人が、この死海体験が大きな目的の1つであり、もれなく全員がプカプカ浮かび、そして皆本物の死海に大絶賛で感動。
夜は星空の下、まるで宇宙遊泳をしている気分となり、耳まで浸かり目をつぶり、全身の力を緩めて死海へ身も心も委ねると、まるでお母さんのお腹の中に還った気分に。
海抜マイナス400mは、紫外線も20%ほどカットされ、光の度合いも地上とは違い、朝焼けに照らされる海面は、この世とは思えないほど幻想的で美しいもの。
一般的なツアーでは「死海よりも教会」が重要視され、死海は日帰り体験、または1泊で短時間滞在となるケースが多いですが、やつはツアーは必ず死海は2泊たっぷり。
半日フリータイムもあり、各々が死海で現実を忘れて自由な時間を過ごせます。
11月ツアーも、もちろん死海滞在はたっぷり。
是非とも世界最低で最高の場所へご一緒に。
これまでの人生の禊をして生まれ変わったようにリフレッシュ。
https://ameblo.jp/yasashiikokage/entry-12394105673.html 【ふたつの個性 ~ガリラヤ湖と死海~】より
先月の誕生日にいただいた“SABON”のボディケアセットを大事に使わせていただいています♡ “SABON”はイスラエルのブランド。ボディケア用品、スキンケア用品などを扱っていますね。製品には死海のミネラル豊富な塩や地元のハーブや花、オイルが使われているそうです。使い心地が好きで愛用しているものがあります。
この“SABON”が日本に上陸して10年になるそうですが最初は友人を通して知りました。
「イスラエル!?」
最初、なんだかイスラエルという国とおしゃれな化粧品が結びつきませんでした。
イスラエルといえば聖書の舞台。
私の頭の中に広がるイスラエルのイメージと言えば……地名にも物語にも馴染んでいながら、まるで時が止まっていたようです。
友人に「それ、日本と言えばゲイシャ、フジヤマ、サムライ…みたいなのじゃない?」と。
笑われても仕方ありませんね(^_^;)
ところで、イスラエルにはガリラヤ湖という湖もあってガリラヤ湖と死海はヨルダン川で繋がっています。
ガリラヤ湖と死海は川で繋がっていながら特徴が異なるので比べられて、たとえ話として使われることがよくあります。
ガリラヤ湖は、ヘルモン山から流れてきた水を受けその水はヨルダン川へと流れていきます。そしてヨルダン川を通して死海へと流れていきます。
一方、死海は、ガリラヤ湖からヨルダン川を通して流れてきた水を受けながら海抜がマイナス418メートルと低い所に位置しているため流れていく先がなく、終着地となっています。
受けとって与えてと循環させているガリラヤ湖には多くの種類の魚が生息していて、いきいきとした生命を感じるのに対して受けとるだけで与えることのない死海は塩分をはじめ、様々な成分が過多に溜まって濃度を増し魚が住むことのできない湖となった…
受けとるばかりでなく受けとり与えていくことで更に豊かになっていくこと、繋がって分け合って生きることの恵みや豊かさ、そんな愛や生き方のたとえとして聞いてきたこともあって なんとなく、私の中では昔からガリラヤ湖の方にいいイメージというか たおやかで豊かなイメージがありました。“死の海”という名前に強烈な印象があったのかもしれません。
けれども、それはきっと偏ったイメージですね。
受け取るばかりでなく与えていく、循環させていくことの素晴らしさは言うまでもありませんが受けることに徹してこその豊かさもあるのでしょう。
実際に死海には、自然治癒力の高い天然成分が多く含まれていて それを使って作られた製品は、身体のケアだけでなく心に安らぎも与えてくれます。
また観光によって国を支えているという豊かさもあるでしょう。
友人によると、死海での「浮く」体験は 味わったことのない究極のリラクゼーションなのだとか。濃い塩分のため沈まない(沈めない)のですね。
いつか訪ねてみたいイスラエル。実際に自分の心と身体で感じてみたいです。
受けとることと与えることのバランスがとれていること、惜しみなく与えられること、
その素晴らしさをいつも想います。
でも、受けとることの多い人生、与えることの多い人生もありどちらかに大きく傾くこともあるのだろうなあとも感じています。
水源を同じくしながら、まったく異なる個性をもつガリラヤ湖と死海。
ふたつの湖が繋がり合って在ることの不思議と素晴らしさ。
まるで私たちに分かりやすく、大切なことを、姿かたちで見せてくれる、教えてくれる、感じさせてくれるためにそこに創られたかのように感じます。
これもまた大きな恵みですね。
個性というかけがえのないもの。そこに宝を見つけていきたいものです。
心にいつも喜びがありますように。(*'ω'*)
皆さまどうぞお元気でお過ごしください。
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