Faceb00k天外 伺朗さん投稿記事
癌患者のための「死と再生の瞑想ワーク」。8月27/28日、船戸クリニックリボーン洞戸で開催。闘病中の癌患者、癌サバイバー、医療関係者を集めて開催。募集前に満席になったため、一般には募集しなかった。
心療内科を切り拓いた池見酉次郎医師が、癌の自然緩解には患者の「実存的変容(転換)」が必要であることを発見し、それから天外の医療改革が始まった。教育改革、企業経営改革にも「実存的変容」が必要であることがわかり、瞑想法を17年にわたって工夫してきた。今回はそれの集大成。大成功だったと思う(結果はまだ出ていないが・・・)。
まったく同じワークを、茅ケ崎「癒しのヒーリングスペース」で来年の1~3月に通いで開催する。癌患者、癌サバイバー、医療関係者など歓迎だが、一般の方の「実存的変容」にも抜群の効果がある。
https://officejk.jp/seminar/detail15/【「死と再生の瞑想ワーク」セミナー】より
2023年1月13(金)開講
「実存的変容」をキーワードにして、多くの本を書き、様々な瞑想ワークをご提案してまいりました。じつは、この言葉に最初に出会ったのは、医療の世界でした。
心と身体の関係を研究しておられた池見酉次郎医師(1915~1999)が、癌の自然退縮には患者の「実存的転換(変容)」が必要だ、という発見をされたことを伝え聞いた時です。
1997年からは、それを中心に「ホロトロピック」と名付けた医療改革運動を進めてまいりました。
医師が患者の「実存的変容」をどうしたらサポートできるか、自らの変容にどう向き合うか、などを学ぶため、ハワイで引退生活を送っていた、伝説のセラピスト、吉福伸逸(1943~2013)を呼び出して、年に二回のセミナーを開いてもらいました。
2006年にソニーを引退し、活動分野を教育改革、企業の経営改革などに拡げましたが、驚いたことに、そのすべての分野で「実存的変容」がキーワードになりました。
2005年から開講した「天外塾」は、当初は経営塾だったのですが、次第に塾生の「実存的変容」をサポートするセミナーに変身していきました。
いまでは、10人の講師を擁し、札幌、鹿児島を含め年間17のセミナーを展開しております。
その間、塾生の「実存的変容」のサポートの手法は、かなり磨きがかかりました。
2000年には、天外はインディアンの長老から「聖なるパイプ」を拝受し、長老として人々に祈りを捧げる、という人生が加わりました。その体験が、「天外塾」の内容に一層の厚みをもたらしました。
2022年4月、
医療改革の仲間、船戸崇史医師の著書『「死」が教えてくれた幸せの本質』の出版記念講演を聞いて、これぞまさしく「実存的変容」の神髄だ、と気づいた天外が開発したのが、本セミナー第2講でご提供する「死と再生の瞑想ワーク」です。今回、それを中心に三回のセミナーを組み立てました。
まさに、池見酉次郎から始まった「実存的変容」の旅が故郷に戻った、という感じです。
皆様のご参加をお待ちしております。
(略)
「ゆだねる」ということが変容の神髄
「実存的変容」というのは心理学の用語で、仏教の意識の変容のプロセスでどのあたりに対応しているかは定かではありません。
しかしながら、「只管打坐」や「他力」などの教え、
とくに「あれこれ考えずに、自らのはからいを捨てて、とにかくゆだねろ」というところは、まさに「実存的変容」に向かう時の最も大切な心掛けです。
いまの社会では、人々は「目標を作って必死に努力する」という方法論しか身に着けておらず、それが変容の邪魔になるのです。
蛹の時代に作った目標に向かっていくら努力をしても「でっかい蛹」になるだけで、金輪際「蝶」にはなれません。
仏教は、はるか昔から変容のための様々な叡智を説いてきており、それはいまの社会で皆さんが能力を上げ、社会的地位を築こうと切磋琢磨している方法論とは、かなりずれがあります。
このセミナーでは、坐禅の実習と共にその叡智を学びます。
このセミナーを通じて、変容に向かう心の準備が整います。それくらい奥が深いものなのです。
参加者、皆でじっくりと理解を深めていきましょう。
天外 伺朗
元ソニー上席常務。
工学博士(東北大学)、名誉博士(エジンバラ大学)。
2006年まで42年間ソニーに勤務。その間、CD(コンパクトディスク)、NEWS(ワークステーション)、AIBO(犬型ロボット)などの開発を主導した。
その後、ソニー・インテリジェンス・ダイナミクス研究所(株)所長兼社長などを歴任。
現在、医療改革、教育改革、企業経営改革などに取り組んでいる。
2014年より、ブラック企業の正反対の、社員を大切にしている企業を表彰する「ホワイト企業大賞」を推進。
2005年より経営者を対象に「天外塾」を開講するが、次第にすべての人の意識の変容と、社会の進化を加速することを主眼にした塾に変わっていっている。
他、瞑想や断食を指導。著書多数。
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