「気」の 身心 一元論

Facebook竹元 久了さん投稿記事  🔵人間の生活で一番重要なものは、物の交換でなくて、気の交流であるといっても過言ではない!

「整体」という言葉を世に広めた♦野口整体の創始者、野口晴哉の言葉を紹介。人がもつ愉気によって身体の治療を行い、独自の手当の方法を構築した野口は、一日に200人もの治療を行ったこともあったそうだ。まさに身体を知り尽くした神の手をもつ人物だった。中でも、人それぞれにある「体癖」を体系化したことは特筆すべきことで、人体が「気」の集まりだということを証明している。

 不思議なことに、同じおむすびでも握る人によって味は変わる。その人だけがもつ何かによって。

母親のおむすびと自分で握ったおむすびは違うだろうし、おばあちゃんのおむすびともまた違う。好きな人が握ってくれたおむすびは食べる前から美味しいし、

 見た目も味も文句なしだろうと思うものでも、嫌いな人がつくったものはなんとなく食べる気がしない。つまり、気分によって味も変わるということだ。戸外で食べる味と、家の中で食べる味が違うように。

 食事だけではない。何をするにしても、どこに行くにしても、誰と一緒かで中身は変わる。「ちょっとある人にあったことで急に元気が出てきたり、ある人が見舞いに来たら、急にショボショボしてしまった、ということはたくさんあります。それはみんな、自分の体の中の気の動きで変わったり、人の体の気の動きで変わったりするのです」

 天気、電気、元気、病気、陽気、陰気、勇気、本気、平気、生気、殺気、景気、気品、気風、気質……。 気のつく言葉をあげればきりがない。

 人はつくづく、「気」に囲まれて生きているのだと実感する。

 そもそも空気がなければ生きていけないのだから。人にしろ物にしろ、気が合うか合わないか。良くも悪くも、自分の「気」と相手の「気」が通じ合って気の集合体が生まれる。

「引き寄せの法則」というのも、言い換えれば「気の引き寄せ」だ。

 良い気も悪い気も、自分自身で引き寄せている。どんな気をまとっているのか。

 目には見えなくとも、身のまわりを見渡せば、自分の気の状態がわかるだろう。

引用ここまで。


https://www.ne.jp/asahi/ki/shizenkh/ki-shinshinichigen/ki-shinshinichigen.html 【野口整体 ユング心理学と天風哲学「気」の 身心 一元論 』―― 心と体は一つ】より 

自然治癒力から生まれた思想「野口整体」

―「自分の健康は自分で保つ」ための身体感覚

金井 省蒼

師野口晴哉の教えは、整体を保つことで「全生」するというものです。

「整体=体が整っている」ことは、生命を活かす(生を全うする)上で大切なことです。

身体感覚を高め、感覚で自身の状態を把握することが、

「自分の健康は自分で保つ」ために不可欠なのです。

これは、「身体性」という感性の世界です。

日本では伝統的に、このような身体についての叡智=「身体性」が、「正坐」という型に代表される日本の身体文化として伝えられてきました。

野口整体は「人間の自然」を理解し、これと共存、さらには自然を活かすという

「東洋宗教」の伝統を受け継ぐ思想と身体行なのです。

ここ数年、私は戦前生まれの五氏(井深大氏・湯浅泰雄氏・石川光男氏・河合隼雄氏・立川昭二氏)等の思想を学び、「身心一元論(東洋宗教)」と「心身二元論(近代科学)」という今著の核心となる思想を掴みました。

そして、野口整体という智がどのようなものであり、その歴史的な意味や

社会的立脚点を諦観することができたのです。

こうして、この度ようやく『「気」の身心一元論』としてまとめることができました。

私が1967年からこの道を歩んだことは、1970年代からの

ポストモダン」という時代の、実は「先駆け」であったと自負を持つことができました。

欧米における「近代からの回帰」と言える潮流に、いち早く、

それこそ私の「無意識」が感応していたことを知って、感慨もひとしおです。

師野口晴哉と出会えたことが何よりです。

皆さんにこの道の一端をお伝えすることが私の責務と考え、慣れない本作りに向き合ってきました。

そして今、私はこのように本が書けたことを喜んでいます。

私が捉えた「生き方=養生・修養」としての野口整体に、

この著を通じて触れて頂きたいと願っています。


https://www.ne.jp/asahi/ki/shizenkh/ki-shinshinichigen/ki-syokai.html 【「気」の身心一元論 ─ 心と体は一つ各 章 の 紹 介】

   


コズミックホリステック医療・現代靈氣

吾であり宇宙である☆和して同せず  競争でなく共生を☆

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