Facebook竹元 久了さん投稿記事🔵セロトニンの95%が腸で作られている!
丹田ってよく身体の中心軸って言われますし、呼吸法でもとても意識される部分ですが、その丹田ってちょうど小腸のあたりです。
腸は精神状況に大きく関係する役割を担っているようです。
「腸が独自の脳を持っている」というお話を・・・。
小腸には脳からの神経細胞がほとんどつながっていないので、脳の支配下になく、独自に働いています。
胃や肝臓、腎臓などは腸から分化した臓器なので、肝臓に「胆汁を出せ」と司令を出したりするのも、小腸が自己判断で行っています。
逆に脳に干渉する場合もあります。毒物や腐ったものが口に入ると、腸は瞬間的に、神経細胞を介して脳の嘔吐中枢を刺激します。
吐くことで体のダメージを最小限に食い止めようというわけです。
すごい仕組みですよね。
なので、私たちはたとえ脳死状態になったとしても、小腸の中に栄養が入ってくる限り、それを消化することができます。
そして、腸の中でも「大腸」は、進化の過程で小腸の働きをフォローするためにできた器官。大腸は脳と神経でつながり、自律神経の支配を受けています。だからストレスにも敏感に反応するというわけなのですが・・・。
1980年代、アメリカのコロンビア大学医学部の解剖細胞生物学教授マイケル・D・ガーション博士が発表した「腸は第2の脳である」という学説は、世界に一大センセーションを巻き起こしました。彼は、脳に存在し、精神を安定させる神経伝達物質、セロトニンの95%が腸で作られることを指摘しています。
また腸だけが、脳や脊髄からの司令がなくても反応をおこさせる神経系を持つことにも触れ、「あの醜い腸は心臓よりずっと賢く、豊かな感情を持っている。進化はうまい工夫をした。われわれの先祖はアメーバの原生的生物から進化して脊椎を獲得した時、頭蓋と腸の両方に、それぞれ別の感情をもつ脳を発達させたのだ」と言っています。
この発見によって、体のあらゆる器官をコントロールしてくれるのは「脳」であるというそれまでの常識が覆され、腸の中にも一部脳と同様の機能があることが証明されたのです。
つまり、腸はただ便が通過するための臓器ではなく、そこには脳に次ぐたくさんの神経細胞があることがわかってきたのです。
腸の神経細胞は、独立したネットワークで他の消化管と協調して働いているととともに、他の臓器にも直接司令を出す重要な器官で、脳と同様に自律神経回路によって、神経細胞と神経細胞の間に神経伝達物質を飛ばしながら情報を伝達しています。
脳には約150億個以上の神経細胞があり、ここから指令を出すことで全体をコントロールしています。その数には及ばないものの、小腸、大腸を合わせた腸内には、約1億個以上の神経細胞があるといわれているのですね^^。その数は他の体内臓器の中でもとくに多く、脳に次いで2番目に多いとされています。
脳とつながる腸の神経束は約2000本と比較的少なく、それは腸独自の神経ネットワークをもっていることを示しています。また腸は独自の脳として存在する一方、大腸などは脳とかなり密接的なつながりを持っているとも言われます。
「腸脳相関」といわれるように、近年、大腸と脳の密接な関係に注目が集まっています。大腸には脳と同じ神経が多く分布していることは話してきましたが、それらは密接なネットワークで結ばれています。
そして自律神経によって脳とつながり、いつも情報をやりとりしているのですね。
脳が、不安、あせり、プレッシャーなどのストレスを感じると、自律神経を介してそれが瞬時に大腸に伝わり、便秘や腹痛や下痢を引き起こします。
これは逆のことも言えます。
下痢や便秘などの大腸の不調は、自律神経を介して脳のストレスになります。つまり、ストレスの悪循環がおきやすいんです。
うつ病が、脳だけでなく、大腸と自律神経およびセカンド・ブレインが大きく関与することもわかっています。
そして、ここでカギをにぎるのがセカンドブレイン、いわゆる腸神経において重要なはたらきをするセロトニンという物質。
うつ病にいたらずとも、誰にでもイライラしたり、どうにもやる気がおきなかったりと、情緒不安定になることがありますが、こうした人間の精神活動に大きく影響しているのがセロトニンという伝達物質。
セロトニンは、喜びや快楽を感じたときに分泌されるノルアドレナリンなどの神経伝達物質などの情報をコントロールし、興奮をおさえ、感情を安定させるはたらきがあります。常に心穏やかな生活が送れるのは実はセロトニンのおかげでもあります。
うつ病は脳内のセロトニンの減少が影響すると言われています。
セロトニンが何らかの理由で不足してしまうと、感情にブレーキがかかりにくくなるため、イライラしやすくなり、ストレスを強く感じたり、うつ病の引き金になるともいわれています。
これはまだわかっていませんが、セロトニンの大半は腸で作られるので、これが、脳内のセロトニンとも何らかのつながりがあるのかもしれません。
脳と腸のつながり。
遠いようで、実は密接なつながりともいえます。^^。
現代によくみられる過敏性大腸炎もまさにそのことが関わっていると言えるでしょう。
腸は独自の脳を持っているとともに、大脳とも密接に関わっている。
知れば知るほど、深い臓器です。
https://komorebi-saijo.com/%E3%83%87%E3%82%A4%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%93%E3%82%B9/%E5%8F%B3%E8%84%B3%E3%81%A7%E6%84%9F%E3%81%98%E3%80%81%E5%B7%A6%E8%84%B3%E3%81%A7%E7%B5%84%E3%81%BF%E7%AB%8B%E3%81%A6%E3%82%8B%E3%80%81%E7%94%9F%E3%81%8D%E3%81%8C%E3%81%84%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8B/ 【右脳で感じ、左脳で組み立てる、生きがいになる、俳句は認知症予防の三冠王です!!!】より
本日、「デイサービスこもれび」で「俳句会」が行われました。毎月1度だけ、八木玲子先生に来ていただき、ご指導を仰いでいます。参加者は現在3名です。3名の利用者様は俳句会を楽しみにして、日々俳句を作られています。俳句会は認知症の予防と生きがい対策の一環として実施しております。俳句は、自然の景色や光景を右脳で感じ、左脳で五七五の語数に直します。季語を考え、短い文の中に自らの思いを入れる。ハイレベルな知的作業です。今回の作品をご紹介します。 「幸せは 今のこの家族 日向ぼこ」「軒下の 干柿風を 呼び集め」 「出来ぬこと 孫の手を借る 年の暮」 「石蕗(つわ)咲くや 無住寺守る 六地蔵」「匂い残し 行き過ぎにけり 焼芋屋」どうでしょうか。
https://ameblo.jp/originalk/entry-12560641532.html【俳句エッセイ 日光浴をしよう】より
・にはとりを抱へ翁や日向ぼこ 冬の季語に、「日向ぼこり」が。
「日向ぼっこ」「日向ぼこ」などとも言われていますが、 「ぼこり」の語源については諸説があって、はっきりとしないとか。
もっとも有力なのが、暖かさを表す「ほっこり」からきたというもの。
寒いときに、風のない日向にいることを言いますが、家の内外を問わずに使われています。
冬場には貴重な、日の光のあるときは、しかしながら、家から戸外に出て、日光浴をしたいもの。
なんとなく体調が優れないと感じているときなどには、 適度の日光浴は効果があると言われています。
周知の通り、人間の健康を整えるものにビタミンDが。
このビタミンDが減少すると、カルシウムの吸収が低下、免疫力が減少して、生活習慣病になる可能性が高くなるとのこと。
ビタミンDは食品から摂取することもできますが、日光浴は皮膚でのビタミンDの合成を促進するとか。
さらに日光浴は、 幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」の分泌を高めるので、ストレス解消や不眠解消などにもつながるとも。
あまり長い間、じっとしているのは皮膚炎などの恐れが考えられますので、要注意です。
ある人は、「手のひらを太陽に」かざす日光浴を推奨しています。
手のひらには、ほかの部位よりもメラニン色素が少ないので、日焼けや皺、染みに対するリスクが低いとされています。
[今日の一句]
・けんけんをする児と媼息白し
[更新ブログ]
https://ameblo.jp/originalk/entry-12515821429.html 【俳句の王道とは?】より
・梅落ちて立ち上がりゆく小枝かな
俳句上達の近道というものは、はたしてあるのであろうか。
先達は、 すべての学問に言えることだが、むろん俳句にも王道はないと。
しかしながら、 間違った道や回り道を避けるための正統的な道は存在すると述べています。
それは、常に良い句を鑑賞し続けることとか。
俳句を志している人のなかには、なにかの拍子に、つい先達の措辞を使ってしまうかもしれないからと、歳時記の例句などを一切見ないという人もおられます。
それも一つの方法かと思われますが、歳時記を読み、良い句を見続けていると良い句と悪い句の判別ができるようになるとか。
また、高浜虚子は、次のように。
「歌とか俳句というものは、ただ作っているばかりでは進歩は遅いのであります。先進の人に見て貰って、この歌や俳句は良い、この歌や俳句は悪いというふうに、 巧拙を判断して貰わねば進歩しないという傾きがありまして、したがって選者というものが必要になってくるのであります」
良き選者になるためには、 多くの良い句に接する必要がありますし、そうして培った鑑賞力は作句力に比例することに。
さらに、 句会などで、兼題として出される場合を除き、普段の作句では、どうしても好きな季語や作りやすい季語に偏りがちになります。
これまでの自らの作品を見てみると、同じ季語で何句も作っているものもあれば、まったく手をつけていない季語も。
訓練のためには、馴染みのない季語に、あえて挑戦することも必要となります。
たとえば、「蟻地獄」。
「蟻地獄」は、 よく知られているように、ウスバカゲロウの幼虫で、乾いた砂地にすりばち状の穴を掘って隠れ、 落ちてくる蟻などの小動物を捕食します。
穴を掘るときや地上に出たときでも後退ばかりするので、「あとずさり」、「あとさり虫」、また「擂鉢虫」とも。
・隠れたきときもありけりあとずさり
・蟻地獄ふらり惹かれし若さかな
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