桜チャリ散歩

Facebook礒田 貢さん投稿記事「桜チャリ散歩」

震災記念碑公園とニテコ池と新池の桜たちです。週初めの春の青空、桜たちもまだまだ元気です♬昨日の曇り空と今日の青空、こんなにハートにも体にも感じる幸せが違うんですね♬

幸せ幸せ〜の4月4日でした♬

https://nishinomiya-style.jp/blog/2020/06/07/26028 【『火垂るの墓』記念碑が震災記念公園の一角に完成】より

第二次世界大戦中、野坂昭如氏が満池谷に住み始めた6月に合わせて、震災記念公園の一角で『火垂るの墓』記念碑の除幕式が行われた。

『火垂るの墓』➡︎ は作家・野坂昭如氏の自らの体験をもとに1967年に書かれた作品。

1988年には、アニメ作品にもなり終戦記念日近くになると、テレビ放映されていたが、そのアニメ制作にあたっては野坂さんご自身がロケハンに同行したという作品だけあって、満池谷町、ニテコ池、回生病院、香櫨園浜などがそのまま描かれている作品となっている。

ニテコ池のすぐ近くに震災記念公園がある

傍らに咲くアンネのバラ

「ここに住み始めた頃には、もっとアニメの風景が感じられた。毎年、家族そろってアニメを見るのが楽しみだった。」と振りかえる満池谷町に住む土屋純男さんは、野坂昭如氏が亡くなった後、作品に出てくる場所などを調べ始めたという。

野坂昭如氏が書き残した「戦争は悲しみだけが残るんだ。」という言葉に出会った土屋純男さんは、戦後75年になる2020年に記念碑を建てたいと2017年12月に実行委員会を立ち上げて広く寄付を募り、2020年6月7日(日)に震災記念公園の一角で除幕式が行われた。

野坂昭如氏の奥様のご出席も当初は予定されていたが、新型コロナの影響でメッセージでの参加となったが、野坂昭如研究家でもある村上 玄一氏も東京から駆けつけられ、夏のような日差しの下での除幕式となった。

記念碑は御影石が使われていて、主碑はサクラ御影、周囲は丹波鉄平石。

主碑の台座は2冊の本が重ねられているイメージになっている。

碑の傍らには「アンネのバラ」を植えられていて『恒久平和』の祈りが込められている。

土屋純男さんと実行委員会の皆さん

野坂 暘子氏のメッセージの中にも「生前、6月は僕が浮浪児になった時だ!と、野坂が話していました。」という言葉があり、実行委員長の土屋さんも「野坂さんが満池谷にすみ始めた6月を目標にして頑張ってきました!」と話す。

野坂昭如氏は回生病院➡︎ の建て替えが決まった2015年8月15日の朝日新聞に寄稿されている。

その中で『今もなお自然に恵まれた神戸。先端をいく街だからこそ、発展至上主義から一歩、距離を置き、自然と共存する、未来につながる街になってほしい。』と書かれているが、こうして記念碑ができた今、神戸をそのまま西宮に読み替えて、この記念碑を守り続けるバトンを受け取った気がする。

阪神淡路大震災の大きな記念碑の裏側にひっそり建つ『火垂るの墓』記念碑。

お近くに行かれたら、立ち寄ってみてください。


https://news.yahoo.co.jp/articles/fb52fbd287662995d506a722544dc8c892b690c2 【ウクライナと桜と孤独と 下重暁子「蒼白い桜が今の気分にふさわしく…」〈週刊朝日〉】より

 人間としてのあり方や生き方を問いかけてきた作家・下重暁子氏の連載「ときめきは前ぶれもなく」。今回は、ウクライナについて。

*  *  *

 つれあいの誕生日に見事な桜が贈られてきた。大島桜といって、葉で桜餅を包むという。色はほとんど白、というより緑がかった白。葉の色が青ざめて見える。その桜がいたく胸を打った。今の私の気分にぴったりなのだ。

 なぜなら毎日ウクライナ状勢に接して、とても桜どころではない。

 ウクライナでも桜は咲く。ロシアの侵攻が続いている首都キエフ。古都に桜はよく似合う。ここで桜が咲くのは、四月の終わりから五月、日本の北国と同じ、ゴールデンウィークの頃だ。今年は咲くだろうか。何本かの桜は焼けただれたに違いない。

 今年はピンクや白、まして八重など華やかな花はふさわしくない。たまたま贈られた蒼白い桜が今の気分にふさわしく、ほっとする。

 淋しげで、じっと見ていると抱きしめたくなる。

 キエフからポーランドへ逃れ、人の間を縫ってふらふらとひとり泣き歩いている少年の姿を見た時もそう思った。彼は母親や兄妹とはぐれてしまったのか。

 彼は孤独を抱きしめて、今夜も避難民のキャンプに紛れて一人眠るのだろうか。涙も涸れはてているに違いない。

 たまたま、三月十四日に私の『孤独を抱きしめて』(宝島社)という本が出た。

「生まれたのも一人、死ぬのも一人、そう思うとなんとも愛おしい」

 と帯にあるが、少年にはそんなことを感じるゆとりなどあるはずがない。今日一日を精一杯くたびれはてて眠るのだ。

 太平洋戦争に敗れた日本も、戦後家なき子が溢れ、駅をねぐらにして、翌朝には冷たくなっている子供も珍しくはなかった。野坂昭如さんの「火垂るの墓」の光景が重なった。

『孤独を抱きしめて』という本は、私が若い頃からしこしこと書き溜めてきた文章や喋りから選んで「下重暁子の言葉」としてまとめたものだ。


Facebook能村 聡さん投稿記事

ウクライナの住民惨殺映像を見せられて、ロシアをやっつけろ、戦争犯罪を裁けというネガティブ感情を返すか、戦争すべてを忌み嫌いウクライナとロシアの間の平和を祈る想いに立ち返るかで人類の未来のタイムラインが分かれる。前者の感情は悪魔の戦争屋にエネルギーを与えてしまう



コズミックホリステック医療・現代靈氣

吾であり宇宙である☆和して同せず  競争でなく共生を☆

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