Facebook 岡部明美さん投稿記事
先週末、湯河原「ご縁の杜」でミレイちゃん(上谷実礼さん/産業医/心理カウンセラー)とのコラボワークショップがありました。
17名の参加者が自分と向き合い、本当の自分を生きることへのいのちの意志が響き合って素晴らしい場となりました。
ミレイちゃんの投稿を泣きながら読みました。ミレイちゃんとお母さんの写真を見てるだけで込み上げてくるものがあります。
ミレイちゃんのお母さんとの長い確執、ご家族の混乱を知っていたから、
ワークショップに参加してくれたそのお母さんへの「今の想い」
お母さんから今のミレイちゃんへの「今の想い」を聴いて胸が熱くなっています。
「私はどんなに辛くても苦しくても人生を諦めなかった。自分を諦めなかった」
ってミレイちゃんがワークショップの中で言った時、込み上げてくるものがありました。
私もそうだったんだよなって。家族の苦しみ、人生の苦しみがこの道に押し出してくれたから。
「光に向かう道は暗く見える」という老子の言葉を支えに、私も人生を諦めなかった。自分を諦めなかった。
亡き父と母と生きている間につながり直しができたことがどれだけ嬉しかっただろう。
もちろんワークでは亡くなった両親や兄弟、友人とのワークもできます。
家族のリユニオンってまさに魂の旅路を泣きながら歩んできた人への恩寵だと思う。
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ミレイちゃんの投稿です。
【母とのリユニオン】
昨日の投稿にはチラッとしか書いていないのですが、今回のワークショップには大分から母も来てくれました。
最後に会ったのが去年の2月の終わり。福岡県で講演の仕事があって、そのときに大分まで脚を伸ばしたのが母に会った最後でした。
その後、移動が制限される世の中になり、電話で話すことはあってもなかなかリアルでは会えず…。
会えないままに2年近くがたっていました。
ワークショップの2週間前にふと「母を誘おう」と思いついて連絡してみたところ、ほぼ即答で「行くわ」と。
すぐに自分で飛行機を取って前泊後泊を都内の妹のところで過ごすことを決めていました。
68歳になってもフットワークの軽い母。
母のこういう決断力、行動力、好奇心があるところ、全部もらっているなと感じます。
あけみちゃんはじめスタッフのご厚意で湯河原では母と同じ部屋にしてもらったので、久しぶりに色々と話し込みました。
裁判までして、絶望的に母との関係が悪化した時期もあったけど、自分に向き合って向き合って、母とリユニオンできてよかった…。
母は私なんかよりも何倍も壮絶な人生を送ってきていますが、それだからこそ深い愛のある人なんだな、と今回改めて母の素晴らしさを肌で感じました。
あぁ、母と話したことを今思い出しても泣けてくる…。
母に私のオープンカウンセリングを見てもらうことができるなんて本当にありがたいこと!
母は私の仕事を「これからの時代に絶対に必要ないい仕事だよ、応援してる」と言ってくれました。
母からの応援をもらって、私は今回のワークショップでさらに自分を超えていくことを決めました。
一生をかけて命の仕事をしていきます。
あけみちゃんとのスリーショットは一緒の思い出になりそう🧡
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ライブトークでは、こんなに明るく聡明でシャープに喋っているミレイちゃんですが、その爽やかな笑顔の下にどれだけの涙を流してきたのだろうと思って今朝また見てしまいました。
【YouTubeあけみちゃんねる】
ミレイちゃんとのライブトーク
https://youtu.be/C86bdyElb24
http://okabeakemi.com/blog/?p=1171 【私たちの人生を導いている不可思議な力】より
この10年、アーノルド・ミンデル&エイミー・ミンデル(プロセス指向心理学、通称プロセスワーク、POP)がゴールデン・ウイークに開催するセミナーにはほとんど参加してきた。
継続的に学んできた理由はー
プロセスワークが好きなこと。
アーノルド・ミンデル&エイミー・ミンデル(以下 アーニー&エイミー・ミンデルと記載)夫妻のBeing(在り方)とパートナーシップが素晴らしいこと。
進化し続けるプロセス指向心理学の学びが楽しいこと。
プロセスワークには、深刻さがなく、自由自在でクリエイティブで、それでいながら気づきが多いこと、などが主な理由だ。
今回のテーマはー
「あなたのリレーションシップ(関係性)、リーダーシップパターンを世界を助けるために使う」「あなたは何の為に生まれたのか?」
物理学者であり、心理学者である、アーノルド・ミンデルは、禅や老荘思想、シャーマニズム、量子力学の知恵と、トランスパーソナル心理学を統合し、新しい人間観、身体観、世界観を私たちの前に差し出す。
まもなく80歳になろうとしているのにいまだに世界を飛び回って活躍している。
私にはどう見て宇宙人にしか思えない(笑)
ミンデルの「大地の心理学」に書いてある下記の言葉は、私自身がずっと問い続け、探求し続けているテーマでもある。
私たちの人生を導いている不可思議な力は何だろうか?
何が私たちをある日はある方向へ、そして別の日は別の方向へ動かしているのだろうか?
それは偶然だろうか?それは、心理学、物理学、それともシャーマニズムだろうか?
それは遺伝、夢、人間、世界の外的な出来事、あるいは宇宙の秩序だろうか?
この問いに答えるため、アーノルド・ミンデルは、物理学、心理学、そして大地に根ざした先住民の世界観やシャーマニズムに関する個人的な体験から、さまざまな考え方を自由自在に取り入れて、「道の自覚(パス・アウェアネス)というまったく新しい重要な概念を探求・適用していく。
今回のアーニー&エイミー・ミンデル夫妻のセミナーには、LPL養成講座の受講生11名と一緒に行きました。
LPL養成講座では、傾聴以外に、ハコミセラピー、ゲシュタルトセラピー、プロセスワーク、バイロン・ケイティワーク、エニアグラム、ファミリーコンステレーション、ジャーニーワーク、感性ビジョンコーチングなどを学んでもらっていますが、先日LPLアドバンスでやったプロセスワークの夢のワークに興味を持った人たちが、今回のアーニー&エイミー・ミンデル夫妻のセミナーに一緒に参加したのでした。
20数年、対人援助職(心理カウンセラー・セラピスト・講師)の仕事をしてきましたが、
まさに、本質からのメッセージをインスピレーションで受け取って動いた方が、自分にとってもクライアントさん(受講生)にとっても、最善のところに行き着くということがわかってきたのは、プロセスへの全面的な信頼でした。
ミンデルさんを筆頭に、今の私に大きな影響を与えてくれた先達は、新しい世界のイノベーターであり、クリエーターでした。私が共感した彼らのメッセージには共通した考えがありました。それは、人間の本質とは何かというスピリチュリテイの眼差しがあったこと。
人間をボディ・マインド・スピリットが有機的につながりあった存在として見ていること。
東洋と西洋の知恵を融合、統合していること。問題を悪と捉えていないこと、むしろ、スピリット、大いなる存在からのメッセージで、問題や試練を「人生の新しい扉を開く鍵」であるという考え方をしていること。
問題は、その人の「自己成長」や「覚醒」の大いなる機会であると捉えているところ。
新しい世界を創造しようとしていることでした。
心理カウンセラー、セラピスト、ヒーラ、コーチ、コンサルタントなど、対人援助職の人に最も必要とされることは、様々な援助の手法(ハウツー、スキル)の背後にある、エイミー・ミンデルが言う「メタ・スキル」(技法を超えたそ人の在り方、姿勢、態度)と、問題の本質を洞察する基本的な「視座」が重要なのだと思います。
対人援助の分野の師だけではありませんが、下記は、私自身が「視座」をどのように持つかという点で大いに影響を受けたメッセージです。
●慢性の身体症状や、人間関係のもつれや別離、
さまざまな嗜癖、さらには、人種間の葛藤や戦争といった、一般的には否定的にしか捉えられない出来事、人生の闇の部分とじっくり瞑想的につきあうなら、そこから私たちにとって決定的に重要な意味を持つ、何らかのメッセージを獲得できる。
●病気はあなたの身体がビッグ・ドリーム、すなわち大きな意味を秘めた「夢」を抱いているということであり、沈黙の力から重要なメッセージを受け取ることができる絶好のチャンスとも言える。(プロセス指向心理学創始者 ア-ノルド・ミンデル)
(岡部明美注:沈黙の力とは、無、空、タオ、グレート・スピリット、ブラフマン、真我と古来から言われてきたそれです)
●私たちは、タオについて知れば、知るほど、セラピーを可能にする基本的な逆説に目覚めていきます。
●一方で私たちは、何かが変わらなければ、何かを変えなければと思っています。しかし、生命の本質は変化そのものです。
私たちはただ、その変化に気づき、それと共に自由に動いていくだけでいいのです。
(ハコミセラピー創始者・ロン・クルツ)
●愛による癒しとは、その人が、その人自身の道に戻る手助けをすることだ。
●我々は誰しも「青写真」を持って生まれてくるが、その青写真には、体型や体質の設定だけでなく、心理的、知的、霊的な成長の設定も描かれている。
●内なる青写真からそれてしまうと、「おい、おい、君らしくないぜ。自分の道に戻りなよ」というように、精神的、肉体的な病気をもたらして、本来の状態に戻そうとするのだ。
●決定的に重要なのは、治療家が自己の痛みを見つめ、それに対処するのを忘れてはならないということだ。患者にとってそれがどんなに難しいことかも知らずに、自分が体験も実行もしていないような忠告を与えているだけではだめなのだ。
●治療家自身の生きた体験から生まれた治療、セラピー、ヒーリングの愛は本物になる。そして、本物の愛でなければ説得力を持たない。
●治療家が自分をさらけだすことによって、治療は患者と治療家が互いに痛みを癒しあうプロセスになる。(バーニー・S・シーゲル博士)
●現在起きている問題は、過去の痛みが変装したものである。
●私たちは常に癒しと成長に必要なレッスンを学ぶのにピッタリの場所にいる。
●問題の下には必ずギフトがある。
●問題には高次の目的がある。どんな問題も贈り物を隠し持っている。
●問題の大きさに関わらず、それを変容させる最も簡単な方法の1つは、問題が隠している贈り物に気づくことです。
●贈り物の一つひとつを受け取り、分かち合うことで、エゴが小さくなり、恩恵(天の恵み、宇宙からの無償の愛)への扉が開かれます。(ビジョン心理学創始者 チャック・スペザーノ博士)
●私たちは、性格をはるかに超えた存在である。
●性格というのは、誰もがもつ大きな可能性のうち、なじみのある限定された部分に過ぎません。
●私たちひとりひとりは、性格という限界を超え、「本質(Essence)」と呼ばれるほとんど認知されていない、大きな広がりの「存在(Being or Presence)」として生きているスピリチュアルな自己なのです。(リソ&ハドソン)
●あなたが人生に絶望しても、人生はあなたに絶望しない。
●あなたが人生に何を期待するかではなく、人生があなたに何を期待しているのかを考えてみよう。(ビクトール・フランクル)
●挫折、喪失、病気、苦痛が、自分にとって“最大の教師”でした。
●新しい意識の境地で大切にすべき指針の3つ。「受け入れること・楽しむこと・情熱を燃やすこと」(エックハルト・トール)
●現実は、自分の“考え”より、優しい
●その問題は、「自分の領域」なのか、「相手の領域」なのか、「神の領域」なのかをしっかり区別する。
●人が取り組むことができるのは「自分の領域」だけ。(バイロン・ケイティ)
●クライアントのプロセスを徹底的に信頼する。
●「わかっている」と思うことが、経験と自分の間のブロックになる。
●こころの4つのレベル
Power of Emotion(情緒・情動の力) Power of Being(存在の力)
Power of Bcoming(関係性の力) Power of Brain(思考、頭の力)
●昨日の自分と今日の自分は同じではない。
●セラピーの3つの要素 コンテキスト(場) プロセス(過程) コンテンツ(内容)
●セラピストが、唯一、クライアントに提供できるのは、コンテキストだけ。
●他人に気を使い過ぎる人は、自分の感情に気づかない。
●自分の怒りを静かに見る自分を作る。
●別れるためには、しっかりと出会わなければならない。
●無条件に人を愛するためには、無条件に自分を愛してごらん。
●セラピーの本質について
セラピーとは、当人が絶対認めたくないものをセラピストに認めてもらうことだ。
●セラピストの姿勢について
回復したのはクライアントの力、うまくいかなかったのは、セラピストの力不足。
●セラピストは、たくさん失敗したらいいんだよ。
●資本主義、民主主義について 資本主義は奴隷を必要とする
●人は、人であるという1点にのみ平等なのだ (吉福伸逸)
●あなたは空を求めていて、大地を完全に忘れている。それもよい。空にも到達できるだろう。だが、それができるのは、深く大地に根を降ろした者だけだ。もしも木が、空高く飛び、雲と語らい、風と戯れ、星々と交わることを望むなら、それは大地に深く、より深く、根を降ろしていなければならない。それからのことはひとりでに起こる。根が深くなるほど、木はより高く伸びる。
●禅が唯一知っていることは、一切の矛盾を深い調和の内に包含する広大な生だけだ。
夜は昼と調和し、生は死と調和し、大地は空と調和し、存在は不在と調和する。この途方もない調和、この和合こそが禅の本質だ。これこそが、何も否定せず、何も非難せず、ただ愛し、尊ぶ唯一の生き方だ。(OSHO)
●最高の善は、水のようだ。
水は、地球上のすべてのものに生命を与え、争ったり、闘ったりしない。水は、人がいやがるような、どんな低いところにも流れていく。水はタオに似ている。
●光に向かって進む道は暗く見える。(老子)
YouTube【あけみちゃんねる】は現在、月に1回、“徹子の部屋”風に毎回ゲストを招いての「ライブトーク」(1時間)と
『もどっておいで私の元気!」(善文社)の「朗読YouTube・詩と音楽と映像のシンフォニー』(約4分)の2本立てのチャンネルです。
多くの方にチャンネル登録していただきありがとうございます。
【岡部明美 朗読Vol.05】
タイトル:いのちの花 https://www.youtube.com/watch?v=1PJvZDM4jok&t=67s
【岡部明美第四回ライブトーク】
ゲスト:神渡良平先生(作家)
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