Facebook・やまなか けんじさん投稿記事 ノーベル物理学賞 真鍋淑郎さん
「日本に戻りたくない理由は、周囲に同調して生きる能力がないからです」。つまり多様な生き方を許容する社会の土台が無いと言うことだ。
これ、研究フィールドに限らず社会的閉塞性として知覚されてきた。日本では個が伸び伸び生きられないことを言っている。
https://bit.ly/3AgZliG ←「現実主義」は、たやすく現状の肯定と問題の放置につながる…と、石井彰さん。
やまなか けんじ
「現実主義」は、たやすく現状の肯定と問題の放置につながる…と、石井彰さん。
■「現実主義」のまやかし 石井彰
五輪とパラリンピックの長時間放送、自民党総裁選のPR放送がイヤになり、テレビを見なくなりました。
この国の放送は、常に一色で横並びとなる致命的な欠陥があり、それが繰り返されてきました。
他局が放送するならウチは別の放送をやる、という気概もオリジナリティーもなく、ただの横並びは悪い癖です。
●力をこめ独自色
そんな中でも、力をこめて独自色を発揮した番組がありました。TBS「報道特集」とテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」です。前者は「森友問題」を独自の取材で、深く掘り下げ追及してきました。先月も他局他番組とはまったく違う切り口で、自民党総裁選を取り上げていました。
「羽鳥慎一モーニングショー」の9月24日放送回は、目が離せないほどスリリングな放送でした。この日は野党四党の代表・代行を招いて、コロナ対策、原発エネルギー政策、なぜ野党共闘が成立しないのか?と、多岐にわたる論戦が繰り広げられました。玉川徹さんの代表らへの鋭い質問力こそ、他局のキャスターたちに横並びしてほしい。
番組を見ていて、とても大事なことに気がつきました。それは、玉木雄一郎国民民主党代表が連発した「現実主義」という言葉と考え方です。自民党総裁選で惨敗した河野太郎氏も「現実」という言葉を多用して、脱原発を誤魔化していたことが忘れられません。
現実主義と聞くと、なにかそれいいんじゃない、と思いがちですが待ってください。私たちを取り巻いている現実が我慢できないほどひどいから、人々は声をあげ異議申し立てをしています。この「現実主義」は、たやすく現状の肯定と問題の放置につながる考え方ではないでしょうか?
●求められるのは
私たちは今の社会をもっと良くしたい、私はテレビの現状をなんとか変えたい、と願いながら番組を作っています。こうしたことを言うと、たちまち「それ理想だよね」と、軽く鼻であしらわれます。この理想と現実という、不毛な二項対立からなんとか抜け出して、身のある議論をしたいといつも考えています。
そこで試みたいのは「実現可能な理想」を考えて、作り出していくことです。
野党共闘したらいいじゃないですかと、無責任に言い放つのではなく、どうすれば野党共闘が実現できるのか?それを阻んでいるのは何かを取材して描き出すことです。
テレビに求められているのは現実に流されない深い取材と、批判精神のある提案力だと考えています。(放送作家)
https://goo.gl/qLnTVM ←「移民に八つ当たりして右翼政党にのぼせてる暇があったら、現実に自分を苦しめている相手と現実的に戦って自分で現状を変えろ」という地べたの女たちの現実主義は、社会の右傾化に対するカウンター的現象でもある…と、ブレイディみかこさん。
https://bit.ly/2Y7HBJn ←高橋純子も望月衣塑子同様に社会部出身だ。NHKも政治部が泥舟現実主義に取り込まれる中、社会部は復原力を失っていない。抽象に走れない現実直視は彼らを表象より深く構造把握への思考を鍛えるからだ。
https://bit.ly/3uAuLzB ←ジャーナリズムというのは本来、権力者にほえる「Watch Dog」(番犬)のはずです。しかし日本では権力者を守る「ポチ」になってしまっている。ここが一番不思議ですね…と、米紙ニューヨーク・タイムズ元東京支局長のマーティン・ファクラーさん。
https://bit.ly/2X2KWsF ←ワインバーグ・サラム理論を勉強したらいいと教えてくれたのは益川さん。小林さんとは一緒に二ュートリノを研究しました。研究室のバリアもなく、あまり年が違わない先輩がいてよかった。気楽に益川さんや小林さんと話しました。フランクで民主的な京大の雰囲気が本当に良かったと思います…と、佐藤勝彦さん。
https://goo.gl/gmdbyX ←ノーベル賞自然科学部門、本庶さんで23人目。でも、危機の声…基礎研究に資金を!
https://goo.gl/nGuUHp ←安倍内閣の基礎科学軽視と薩長型「有司専制」政治の弊害深刻。
https://goo.gl/huZuGs ← “乳は母親が自分の子どもに与えるもの” という意識が表れている「母乳」という言葉は、大正時代に「母性」イデオロギーが強調される中で現れた。
https://bit.ly/3BbGd78 ←日本の頭脳流出問題「研究者の移籍を規制せよ」が的外れな理由。
https://goo.gl/WT7mzQ ←論文数では、日本以外の上位15カ国はこの10年で平均3万6264(84.4%)伸ばしているのに対し、日本は3875(5.7%)減らしています。引用回数の多い論文数(上位10%補正論文数)でも、日本以外の上位10ヵ国は平均4056((106 %)伸ばしているのに対し、日本は359(7.8%)減少。
https://goo.gl/ztwumN ←大学・研究機関の環境は急速に劣化している。正規教員・研究職ポストの減少、非正規・有期雇用の常態化などで、有期研究者は任期内に成果を上げるべく激しい競争に駆り立てられているのだ。かつての個人の自由を尊重して、おのおのの創意にまかせるという「理研の精神」(『朝永振一郎著作巣』)はすでになく、多くが有期ときく。小保方さんもその1人だ。
https://goo.gl/N7mMTv ←産業の土台を築く特許出願件数推移を改めて見ると、米中覇権争いな拮抗時代は過ぎ中国の独走が歴然だ。この事実を認めたくない国は米国だけではない。
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_615ce9f7e4b0896dd1a9fa7d 【真鍋淑郎さんは、なぜ米国籍にしたのか。「日本の人々は、いつも他人を気にしている」】より
「私はまわりと協調して生きることができない。それが日本に帰りたくない理由の一つです」。ノーベル物理学賞に選ばれた気象学者・真鍋淑郎さんが会見で語りました。
米国プリンストン大の上席研究員で、気象学者の真鍋淑郎さんが、2021年のノーベル物理学賞に選ばれた。
真鍋さんは、米国籍を取得している。プリンストン大学で行われた会見では、米国籍に変更した理由についても質問が上がった。
気候変動研究の先駆者 真鍋さんはどんな人物なのか
真鍋淑郎さんは1931年生まれで、愛媛県四国中央市出身。1958年に東京大学大学院の気象学博士課程を修了後、渡米した。
真鍋さんは、人間活動が地球に及ぼす影響を早くから予見し、1960年代から気候変動の先駆的な研究を続けてきた。デジタルが今よりも普及していなかった時代にコンピューターを駆使し、地球の大気全体の流れをシミュレートする気候数値モデルを開発した。
地球温暖化の予測モデルを切り開き、二酸化炭素濃度の上昇が地球の表面温度の上昇にどうつながるのかを示した。スウェーデン王立科学アカデミーは真鍋さんの功績について、「彼の研究は、現在の気候モデルの開発の基礎を築きました」と称えている。
「日本の人々は、いつもお互いのことを気にしている」
真鍋さんは、米国籍を取得している。
ノーベル賞受賞を受け、プリンストン大学で行われた記者会見では、なぜ国籍を変更したのかという質問が上がった。
「おもしろい質問ですね」と答えた真鍋さんは、国籍を変更した理由について、「日本の人々は、いつもお互いのことを気にしている。調和を重んじる関係性を築くから」と述べ、以下のように語った。
「日本の人々は、非常に調和を重んじる関係性を築きます。お互いが良い関係を維持するためにこれが重要です。他人を気にして、他人を邪魔するようなことは一切やりません」
「だから、日本人に質問をした時、『はい』または『いいえ』という答えが返ってきますよね。しかし、日本人が『はい』と言うとき、必ずしも『はい』を意味するわけではないのです。実は『いいえ』を意味している場合がある。なぜなら、他の人を傷つけたくないからです。とにかく、他人の気に障るようなことをしたくないのです」
その上で、真鍋さんは、「アメリカではやりたいことをできる」と語る。
「アメリカでは、他人の気持ちを気にする必要がありません。私も他人の気持ちを傷つけたくはありませんが、私は他の人のことを気にすることが得意ではない。アメリカでの暮らしは素晴らしいと思っています。おそらく、私のような研究者にとっては。好きな研究を何でもできるからです」
真鍋さんによると、研究のために使いたいコンピューターはすべて提供されたという。米国の充実した研究環境や、資金の潤沢さを伺わせた。
最後には、「私はまわりと協調して生きることができない。それが日本に帰りたくない理由の一つです」と語り、会場の笑いを誘った。
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