Facebook・Norio Shimuraさん投稿記事
人は、命が在るから、元気でイキイキ生きられる。
これは誰もの周知の真実なのに、命を使って、健康な人格、健全な心身を創造できることを知りません。不思議なことです。
かって、僕は、歯医者に虫歯が直せるか?(創元ライブラリ)の著書で幸せホルモン、βーエンドルフィンを,ネズミに投与すると、虫歯や歯周病を予防できるばかりか、ガンや糖尿病や肝臓疾患などいわゆる生活習慣を非特異的に、一気に予防できることを報告しました。
ハッピネスホルモン、βエンドルフィンが分泌される様な生活スタイルで在れば、
元気にイキイキ生きられると言うことです(命のレシピ&両国橋あかでみっくかふぇ:動画参照)。
この様な、動物研究から、さらに地域保健を、進めていくと、快楽、歓喜、慶賀、法悦 と言った 四つのよろこび の中で 日々の生活を進めている 高齢者は、ほとんど心身は健全であり、人格的にも健康で、愛深き菩薩さまの様な生き方をされていました。
今回、高橋徳先生の著書、人は愛することで健康になれる と言う考えに触れて納得、納得、と、皆さんにぜひ読んでいただきたいと思っています。
僕は、命の2つの力、イノチといのちを使うと、
https://fufufu.rohto.co.jp/feature/68464/ 【思いやりが幸せを近づける。オキシトシンは、相手にもよい影響が。】 より
これからを生きるためのホルモン講座。
ステイホーム期間中、私たちは今まで体験したことのない生活を送ることになりました。思うように外出できない日々。友人や仲間に会えないことへの寂しさや、不安を感じているのではないでしょうか。終息を願うばかりですが、完全に“コロナ以前”の生活に戻ることは難しいと言われています。そんなこれからを生きていくために、重要となるのは愛情ホルモンと呼ばれるオキシトシンかもしれません。ストレスを抑えられ、心と身体の健康につながり、愛情深く、人との絆を深められるオキシトシン。強く、優しくなることが、これからをすこやかに生きるカギになるはずです。
オキシトシンは種の保存のためにある!?
オキシトシンは、出産のときに大量に分泌されるホルモンだと前ページでお伝えしました。1906年、脳の中の下垂体で発見され、ギリシャ語で、早い(okys)出産(tokos)を意味するオキシトシン【oxytocin】と名づけられました。
「オキシトシンは、子宮の筋肉を収縮させて出産を促進する働きに加え、愛を育む作用もあります。お母さんは、生まれてきた赤ちゃんの世話をしなければなりません。そのために、赤ちゃんに対する愛着が必要なのです。出産した女性は、赤ちゃんに初めて対面した瞬間、言葉にならない感情がこみ上げたという体験があると言います。それはきっと、赤ちゃんを自分の分身、もっと言えば自分自身だと感じたからだと言えます。犬や猫などの動物も、同じように生まれた子どもを大事に育てますよね。そのように愛着が生まれる理由は、命を守り、種族を残していくため。あらゆる種の保存のためにオキシトシンがあると私は考えています」
出産時だけでなく、赤ちゃんの世話をするときにもオキシトシンは分泌されます。抱っこしたときの肌への刺激、授乳のときの乳首への刺激でもお母さんにオキシトシンが分泌されるのです(以下のイラストを参照)。私たちは、はるか昔から、オキシトシンを通して命をつないできたと言えます。
子育て中にも分泌されるオキシトシン
オキシトシンは、出産時に大量に分泌されるほか、産後も授乳の際に分泌されます。赤ちゃんが乳首を吸う刺激によって、母乳を作り出すホルモン【プロラクチン】と、作られた母乳を押し出すためにオキシトシンの働きが活発になるのです。また赤ちゃんの肌に触れたり、においを嗅ぐことなどの刺激によってもオキシトシン分泌が促され、さまざまな形で母性が育まれます。
思いやりを受け取った人にも、オキシトシンは分泌される!
スキンシップや、人を思いやることなどで分泌されるオキシトシン。実は、自分だけでなく周りの人にも分泌されることがわかってきています。先にご紹介した先生のグループが行った実験で、毛づくろいをしたマウスにオキシトシンが分泌されたとお伝えしましたが、毛づくろいをされたマウスにもオキシトシンが分泌されていたのです。
「例えば、子どもが転んで痛がっているとき、お母さんが『痛いの痛いの、飛んでいけ!』と、背中をさすったりしますね。そのとき、お母さんと子どものどちらにも、オキシトシンが分泌されます。お母さんは、“痛みを取り除いてあげたい”という思いやりによって。子どもは、撫でられるという肌への刺激と、お母さんの愛情を感じることで分泌されるのです。通常、ホルモンは自分の身体の機能を維持するために分泌されるものですが、オキシトシンは、自分にも、相手にもよい影響をもたらす、珍しいホルモンなのです」
オキシトシンには、痛みを和らげる効果もあります。転んで泣いていた子どもが泣きやむのは、その力が理由です。
「オキシトシンには、とても多くの機能があり、痛みを抑えるのもそのひとつです。さらに、脳内麻薬と言われる神経伝達物質・エンドルフィンの分泌を促す効果もあり、それによっても痛みが抑制されます。子どもが泣きやむのは、まやかしではないのですよ」
人と交流し、思いやる、優しくする、共感する。それでオキシトシンが分泌されると、さらに交流を重ねるようになるそうです。「“仲間と睦(むつぶ)”ことは、ココロ穏やかに生きるためにも、健康のためにも欠かせないものです。動物が毛づくろいでお互いのケアをしたり、ハグをして仲間割れを防ぐことも同じ。人間でも、社会と疎遠になると死のリスクが高くなることもわかっています。オキシトシンは、健康で豊かに暮らすために、大切なものなのです」
資料 http://www.happycampus.co.jp/docs/983428799401
@hc07/83950/ ホスピタリズム
ホスピタリズム(施設病)とは、病院、乳児院や養護施設など母親から離れた環境で育てられたこどもに発症しやすい発育障害・情緒障害、人間関係を築く上での問題などを指すものである。
身体の発達の遅れ、睡眠障害、運動能力の低さ、他人に対する無関心や消極性、攻撃性などそれらの症状を総称してホスピタリズムという。
R.A.Spitzは、2種類の施設と普通の家庭の乳児について継続観察を行っている。
施設のうち一方は衛生面では配慮されているが、保育担当者はこども10人に対して1人であり、もう一方は、設備は最低限度のものであったが、こども2人に対して保育担当者が1人であった。
後者のこども達は、普通の家庭のこども達と同様に成長したが、設備が整っ ているはずの前者では、死亡率が高く、自閉的な傾向を示し、精神遅滞が顕著であり、身体や運動、言語、
身辺自立も貧弱であったという。
また、J.Bowlbyは、ホスピタリズムを原因論的に捉え、情愛のない性格が形成されるのは母性的養育の剥奪(マターナル・デプリベーション)によるものであることを示し、これらの症状の
発生は施設に特有の現象ではなく、一般家庭にも起こり得る事を示唆した。
母親との愛着(アタッチメント)を形成する機会が少なく、自己対象を得られないこどもは、他者への信頼感を獲得することができずに、強い孤独感と無力感を感じ、次第に無関心、無感動、無表情になっていくのである。
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