Facebook・竹元 久了さん投稿記事 🔵風邪は万病の素を取り除く❗
敏感な体は、頭の使い過ぎや食べ過ぎなど、偏った疲労が蓄積してくると、風邪をひくことによって、疲労を取り去り弾力を取り戻している。
一方、ガンや脳・心臓疾患など重病にかかる根本には、風邪をひくことすらできない鈍い体がある。
風邪は神様が与えてくれた最高の良薬
🔷風邪をひくと、ほとんどの人は市販の風邪薬を買うか病院に行って薬をもらって風邪の症状を抑えます。
「風邪の症状を抑えるとはもったいないことをするのですね。」と言われましたら皆さんはどう思われますか。
「何を言っているのだろう。この人は…」と思われると思います。 それもそのはずです風邪の症状をいいと思う人はいないでしょう。
でも、その症状が病気、特にガンや脳溢血を予防したり治してくれたりしてくれるとどうでしょう。
「もったいない」と思われるのではないでしょうか。 風邪の下痢や咳、食欲不振、熱などの症状、特に発熱が様々な病気を治してくれるのです。風邪の症状は必要があって出るのですから、その症状を薬などで抑えない方がいいようです。
「ドイツの医科大学のイセルス教授というニンジンジュースを基本にガンの自然療法をしている先生の言葉で 『世界には二人の名医がいる。それは食欲不振と発熱だ』というものです。」(『東洋の智恵は長寿の智恵』渡部昇一・石原結實共著・PHP研究所・P.161)
風邪をひいたら食欲がなくなり熱が出ます。このような風邪の症状など病気を治そうと出てくるものをいやなものとして薬で抑えてばかりいると、将来癌などの大きな病気を作ってしまいます。
『癌になる人とか脳溢血になる人とかいうのを丁寧に見ると皆、共通して風邪も引かないという人が多い。 長生きしているしている人を見ると、絶えず風邪を引いたり、 寒くなると急に鼻水が出るというような、いわゆる病み抜いたという人である。』(『風邪の効用』野口晴哉著・全生社・P.21)
「そうは言っても私は風邪をひかないのですが」という人がおられると思います。
『人間が風邪を引くという働きを持っていながら、なぜ体が硬張って行くのかというと、風邪を治したり、風邪を予防したり、風邪に鈍くなるようなことを講じているからです。‥
脳溢血などをやる人を見るとそういう冷水摩擦組というのが非常に多い。いや、冷水摩擦に限らず、体や心を硬張らせ鈍らせた為という人が多い。 肩が凝るとか首が凝るとかという事を感じている内は倒れないけれども、 そういうのを感じなくなるとパタッと行く。』(『風邪の効用』野口晴哉著・全生社・P.22)
風邪をひかない人は身体が鈍くなっている人です。身体が鈍くなると病気や異常なども感じなくなり自分は健康だと思っている。そういう人は得てして大病で突然倒れるというようになるそうです。
脳溢血になった人の過去をよく観察すると、ある時期から突然風邪をひかなくなっているそうです。このように鈍くなっている人も風邪をひいて、その風邪を上手にやり過ごすと、鈍かった身体が敏感になり、‥ガン細胞は39.3度以上の高熱になると死んでしまいます。だから風邪をひき、高熱を出せば、その結果、脳溢血の予防やガンの予防にもなります。
『だからいろいろな病気を治す方法よりは、風邪を上手に経過する生活法と云いますか、それを会得しておけば、癌になるとか、脳溢血になるとか、そういう麻痺した体も正すことが出来る。従ってそういうような病気にならないで済む。』(『風邪の効用』野口晴哉著・全生社・P.26)
(引用以上)
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現代人は、病気になるのを恐れて予防することや、必死に薬で治すことばかりに捉われています。それに反して、病人は増え続け、医療関連の市場が膨らむばかりです。
「重い病気にかからない敏感な体をつくることが肝要」という発想は、現代の医療にはない考え方です。また、鈍った体を整えるために、「積極的に風邪を活用する」という主体的な心の有り様も、重要なのだと思います。
現代医療の枠から離れて、体と心の在り方を捉えなおす時期に来ているのではないでしょうか?
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