ハイパーソニック・サウンド

https://www.env.go.jp/nature/nats/sound/about.html 【】「ハイパーソニック・サウンド」とは?

ハイパーソニック・サウンドとは、人間の耳に聴こえる周波数の上限を超えて複雑に変化する超高周波を含む音のこと。

私たちの脳機能を高め、ハイパーソニック・エフェクトと呼ばれるポジティブな効果(健康増進、やすらぎ、好感形成)を心身にもたらすことが科学的に証明されています。

聴こえる心地よい音と一緒に、聴こえない超高周波音を体の表面から受けると基幹脳の血流が増加して、

ハイパーソニック・エフェクトが得られます。

どんな音?

多様な動植物が生息している豊かな自然で多数確認されています。

また、琵琶や尺八、ガムラン、チェンバロ、民族合唱などの音楽にも確認されています。

都市環境音やテレビ、CDなどの音には超高周波成分は含まれていません。

20KHz以上の聴こえない音を豊富に含む

日本やアジアには、自然に近い複雑な音を好む文化があるようです。

どこで体験できる?

国立公園などの自然公園や里地里山などたくさんの生き物が生息している生物の多様性が

あふれる自然環境にハイパーソニック・サウンドは多く存在しています。

自然の中に出かけて、自然の音を全身で感じてみよう!

なぜ、多様な生き物が暮らしている環境の音が、心地よいのか?

人類が生まれた環境は、生物多様性の宝庫アフリカの熱帯雨林であったと言われています。

その環境音にはハイパーソニック・サウンドがみちあふれています。

自然の中に出かけたり、ハイパーソニック・サウンドを含む生の音楽を聴いて癒やされるのは、私たち、人類の遺伝子が生まれたふるさとの音にふれているから!? ・・・そんな説もあります。

生物多様性による未知なる恩恵

豊かな自然からは、おいしい水や空気、田畑や海を豊かにする森の栄養などの様々な恩恵以外にも、音から得られるやすらぎや心身の健康という恵みもあったんですね。


https://www.muji.net/lab/living/130925.html 【身体で聴く音 ─ハイパーソニック・サウンド─】 より

CDで聴く音は、なんとなく味気ない──音楽ファンの間では、よく聞かれる言葉です。CDに入っている音は、周波数20KHzのものまで。人間の耳で聴こえる音の範囲(可聴域)に合わせて、耳に聴こえない音は切り捨ててあるといいます。一見効率的に思えるそうしたことが、実は「味気ない音」につながっているらしい…というと、驚かれる方も多いでしょうか?

ハイパーソニック・エフェクト

地球上には、たくさんの音が満ちあふれています。しかし、人間の耳に聴こえる上限は、1秒間あたり約2万回の空気振動(=20KHz)まで。つまり、それ以上の高い振動数(周波数)の音は、たとえ存在していても、音として聴き取れないのです。そうした人間の耳には聴こえない高周波成分を豊かに含む自然の音が、「ハイパーソニック・サウンド」。耳では聴こえないものの、私たちはその音を、皮膚や身体で感受しているといいます。そうした音が人の脳に影響を及ぼすことは、脳科学者の大橋力さんによって発見されました。そして、その音が人の精神や肉体にポジティブな作用(=ハイパーソニック・エフェクト)をもたらすことも、解明されつつあります。

森の音

ハイパーソニック・サウンドの宝庫は熱帯雨林。特殊なマイクを使ってそこで収録した空気振動の周波数スペクトルをみると、人間の可聴域をはるかに超えた100KHz以上の高周波音にあふれているそうです。その音源の多くは、驚異的な数に上る虫や鳥の声、そして樹木や風の音。大地からは湧き出るように、樹冠からはシャワーのように音が降り注いで、自然の大合唱を生んでいるといいます。

こうした音で私たちの心身が癒されるのは、人類の生命の起源と無縁ではありません。アフリカの森林地帯で生まれた人類は、誕生以来のほとんどの期間を森の中で暮らしていたといわれます。そして、その記憶が遺伝子に刻み込まれ、森の中にいる時に一番よい状態になるように設計されているのだとか。どうやら私たちの心身は、熱帯雨林のような音環境の中で、はじめて、本来のリラックスを体感できるらしいのです。

生物多様性とハイパーソニック・サウンド

しかし、森なら何でもいいというわけではありません。さまざまな樹木が生え、無数の虫や鳥、動物がそこに棲むことで、はじめて豊かな音が構成されるのだとか。まさに、生物多様性の上に、人間の快適性が保障されているというわけです。

熱帯雨林ほどの生物多様性はないにせよ、ハイパーソニック・サウンドは、自然性を残した日本の森や屋敷林にも存在するといわれます。しかし、スギやヒノキばかりが植えられて単一化した人工林では、その恩恵にあずかるのはむずかしいとも。私たちが雑木林や鎮守の森などに入った時に心地よく感じるのは、目に見えないものも含めて、そこに多様な生物が存在していればこそなのでしょう。

都市の音

一方、現代都市の環境音やCD、携帯プレーヤー、デジタル放送には、こうした自然由来の超高周波音はほとんど含まれていないのだとか。CDの音が味気ないという感想も、おそらくそんなところから来ているのでしょう。都市の環境音スペクトルは、熱帯雨林のそれに比べてあまりにも乏しく、人間の心身に負の影響を及ぼしている可能性を否定できないといわれます。そして、こうした音環境の偏りが、生活習慣病や精神疾患などの現代病のリスクを高めているという指摘も。たしかに、コンクリートの壁で自然界の音から遮断された暮らしは、人間的とは言い難い気がします。近代都市文明は、知覚できないけれども身体に大切な音を切り捨ててきたのかもしれません。

私たち現代人は、目に見えないもの、耳に聴こえないものを、非科学的として切り捨ててきました。しかし、耳に聴こえないハイパーソニック・サウンドのような存在を知ると、これまでの単純な割り切り方に疑問も生まれてきます。自然界には、まだまだ私たちの知らないことがたくさんありそうです。

みなさんは、耳で聴こえない音について、どう思われますか?

また、それを感じることがありますか?

くらしの良品研究所発行の小冊子「くらし中心 №11・森にかえろう」では、精神生理学者の河合徳枝さんに取材して、ハイパーソニック・サウンドについて詳しくご紹介しています。

[くらしの良品研究所] 小冊子「くらし中心」


http://www.yamashirogumi.gr.jp/event/hse/highlight.html 【ハイライトHYPERSONIC

魂を天外に翔ばす<ハイパーソニック・エフェクト>とは】 より

第38回ケチャまつりのハイライトは、いま世界の注目を浴びている<ハイパーソニック・エフェクト>を体験するライブ演出です。

<ハイパーソニック・エフェクト>とは、人間の可聴域上限20kHzを大きくこえ高度に複雑に変化する超高周波成分を豊富に含む音が、臓器運動から免疫力におよぶ「生理活性」と快感から感動におよぶ「精神活動」を連動させて制御する最高中枢<基幹脳>の働きを劇的に活性化し、美・感動・快適・健康の反応を発現または増強させる効果をいいます。

図1 世界の注目を集めつづけるハイパーソニック・エフェクト

『AKIRA』の音楽を作曲した組頭・山城祥二は、脳科学者・大橋力として音が脳に及ぼす影響について研究を進め、今世界の脳科学者たちの関心を集めているこの現象を発見しました。大橋は、作曲家・山城として作品中に積極的に導入してきた民族楽器や民族合唱の音、人類の遺伝子の鋳型になった熱帯雨林の環境音などに、可聴周波数上限20キロヘルツを遙かに上回り、ミクロな時間領域で複雑に変化する超高周波成分が豊富に含まれることを見出しました。あわせて、そうした聴こえない超高周波を豊富に含む音<ハイパーソニック・サウンド>が人間の<基幹脳>を歴然と活性化する現象<ハイパーソニック・エフェクト>を発見したのです。

基幹脳とは、<脳幹><視床><視床下部>など脳の最も基本的な働きを担う部位を含む、いわばCPU(中央処理装置)にあたる領域です。美しさ、快さ、感動といった精神活動を司る<報酬系>の拠点をなすと同時に、生体の恒常性や防御体制を司る自律神経系・内分泌系・免疫系の最高中枢でもあります。ハイパーソニック・サウンドを聴くと、基幹脳の領域脳血流が増大し、脳波α波の増強、免疫活性の上昇、ストレス性ホルモンの減少など生理状態が向上することに加え、音のより快く美しく感動的な受容、音をより大きく聴く行動の促進といった目醒ましい効果が現れることがわかりました(図1)。

ハイパーソニック・サウンドを世界で初めてフルサラウンドで収録した市販パッケージメディアであるブルーレイディスク(以下BD)『AKIRA』を例にとって、これを視聴している時に基幹脳が活性化している状態を見てみましょう。

図2 ハイパーソニック BD 『AKIRA』 に含まれる超高周波 成分 図3 ハイパーソニック BD 『AKIRA』 視聴による基幹脳活性化効果

図2は、実験に使ったハイパーソニックBD『AKIRA』と、ハイパーソニック・サウンドが収録されていないDVD版『AKIRA』に収録されている音信号の同一箇所の周波数スペクトルを比較したデータです。DVDに記録されている信号の周波数上限20キロヘルツに対して、BDには90キロヘルツをこえる超高周波成分が含まれています。このBD『AKIRA』を視聴している時と、そこから24キロヘルツ以上の周波数成分をカットした従来のDVD規格の音で視聴している時との視聴者の状態を、DBA-indexという基幹脳活性化指標(脳波α2ポテンシャルマップから誘導される基幹脳の活性を示す指標)で調べます(図3)。すると、ハイパーソニックを搭載したBD『AKIRA』を視聴している時には、DVD規格の音の時に比べてDBA-indexが歴然と増強されてきます。これは、BD『AKIRA』の音声が、美と感動、健康と快適を司る重要な脳のエンジン<基幹脳>を活性化していることを示します。このデータは、p < 0.05(統計学的有意水準5%以下)という高い信頼性をもつものです。

次に、厳密な心理学的手法に基づき、質問紙を使って音と映像の印象を尋ねる実験を行いました。すると、BD『AKIRA』を視聴している時には、DVD規格の音の時と比べてより「音に感動した」「音質が良い」「音のボリュームがより豊か」「重低音が豊か」「耳あたりよく響く」「大音量でも音の分離がよくつぶれない」(全てp < 0.05)と評価されていることがわかりました。

加えて、多くの方々の通念を覆すであろう衝撃的な結果が得られています。この実験では常に同一の映像を呈示していたにもかかわらず、映像の印象を尋ねると、BD規格のハイパーソニック・サウンドが流れている条件下で視聴している時には、DVD規格のハイカットデジタル音を聴きながら視ているときに比べて、より「映像に感動した」「画質がよい」と感じられていること(全てp < 0.05)が明らかになったのです。統計学的有意水準を[p < 0.10]というレベルに緩めると、より「動画の動きが滑らか」「絵の描写が精密」「背景画がリアル」「画面のきめが細かい」「絵のニュアンスが豊か」「画面に奥行きを感じる」「色彩が鮮やか」という結果が加わります。

これらの不思議な効果は、ハイパーソニック・サウンドによって感覚情報の関門となる視床を含む基幹脳が活性化することで、視聴覚の感覚が鋭敏になるとともに生体の覚醒水準が向上し、そのうえ報酬系神経回路が賦活されて美と快と感動が増幅されるという応答が、音ばかりでなく映像の享受にも及んでいることを示唆しています。まさに、脳の感覚感性反応の中枢、基幹脳を活性化するハイパーソニック・エフェクトの真髄といえるでしょう。

ハイパーソニック・エフェクトの発見を告げる組頭・山城こと科学者・大橋力を筆頭著者とした論文は、世界の脳科学者たちの関心と評価を測る絶好の指標といわれる米国生理学会脳科学部門公式論文誌Journal of Neurophysiology の<インターネットで最も数多く読まれた論文ベスト10>に2003年末以来76ヶ月間ランクされ(図1)前人未踏の記録をなお更新し続けています。また、ハイパーソニック・サウンドを収録したBD『AKIRA』は国内外のマスメディアやオーディオ専門誌から、異例ともいえる絶賛を浴びています。

たとえばニューヨーク・タイムズ2009年2月20日版では、「このブルーレイディスクに収録されている常識を超えた高密度の日本語版サウンドトラックは、あなたのオーディオ・システムの限界を試すと同時に、永遠に隣人を遠ざけるほど音に没入させるだろう」とあります。

このニューヨーク・タイムズの記事でも触れられているように、ハイパーソニック・サウンドを再生してハイパーソニック・エフェクトを体験するためには、適切な音響機器が必要です。しかし、残念ながら、現在市販されているオーディオ・システムの多くは、ハイパーソニック・サウンドを再生するには力不足なのが現実なのです。そこで、今回の春祭・ケチャまつりは、適切な性能をそなえた再生システムをお持ちでない方にとっては、ついに全貌を現した『AKIRA』ハイパーソニック・ワールドがいかなるものかをライブ空間で実地にご堪能いただく絶好の機会となります。そして、現在お持ちのオーディオ・システムがハイパーソニック・サウンドを再生しているかをチェックされたい方や、今後オーディオ・システムのチューンアップを計画されている方にとっては、レファレンスとしてまたとない音体験であることも、見逃せません。

ハイパーソニックBD『AKIRA』への賛辞~抜粋~

これまでとは一線を画するハイパーソニックBD『AKIRA』のサウンドに対して、多くのオーディオ評論家や音響映像専門誌などから賛辞をいただいています。

■日本での主な掲載記事

「映画音響のこれからのあり方を指し示す革命的な音響作品といえよう。」

(デジタルメディア評論家 麻倉怜士氏、HiVi2009年2月号から抜粋) 「今までに体験したことのない強烈なサウンドだ。」

(AVウオッチhttp://av.watch.impress.co.jp/docs/20081020/akira.htmから抜粋)

「高精細映像に加え、注目は芸能山城組が担当した音楽。『高周波音が脳の一部を活性化し、高揚感・陶酔感をもたらす』という大橋力・国際科学振興財団理事(作曲者・山城祥二)の理論を採り入れ、耳に聞こえないほど高い音を含む音楽が、ほぼ原音のまま収録されている。」(朝日新聞2009年2月13日夕刊から抜粋)

「“脳を直撃する”強力な非可聴周波数帯域を存分に収録したことは、“観る”というよりは“体験”すると言った方が正しい本作にとって重要な意味を持っている。」(サウンド&レコーディング・マガジン編集部、2009年3月号から抜粋)

「サンプリング・レートが上がることで極端に評価が変わる作品はないと思っていたが、本作品は今までの『AKIRA』とは別のものと言っていい。」(ドルビー・ジャパン 中山尚幸氏、同上から抜粋)

■海外での主な掲載記事

「このブルーレイディスクに収録されている常識を超えた高密度の日本語版サウンドトラックは、あなたのオーディオシステムの限界を試すと同時に、永遠に隣人を遠ざけるほど音に没入させるだろう。」(The New York Times、2009年2月20日) 「このBlu-rayでピカ一の部分をひとつあげるとすると、それは音声だろう。……個々のスピーカーからまるで毛布が取り除かれたかのように、音のクリアさが瞬時に飛躍的に高まった。作品全体にわたって信じられない水準のクリアさがある。」(Dustin Somner, http://www.blu-ray.com/movies/movies.php?id=1872&show=review から)

「作曲者の山城祥二は、視聴者がオリジナル録音のもつ感動を余すところなく経験できるように192kHz/24bitの音声トラックを含む限界的なフォーマットを提案し、多くの議論を経てそれに決定された。……この精度でマスター制作可能なスタジオはどこにもなく、多くのサウンドシステムは山城が前面に出そうとした音響特性を実現できなかった。結果的に音声の新マスター作成は、最高の装備が整った山城自身のスタジオで実施され、オリジナルのアナログマスターテープを保管庫から持ち出して改めて編集が行われた。……フィルムの高密度美学と最先端の音声トラックが、圧縮技術に挑戦することになった。BDの最大ビットレート48 Mbps以下という要求を満たすだけでなく、通常は余裕のある50Gという容量以内でなければならないからである。わずか124分の再生時間でも、AKIRAはBDの容量制限をはみ出さんばかりだった。その困難の根本は、192kHz/24bit 5.1chにあった。非圧縮状態では、この解像度の音響は28Mbpsという驚くべきレートを必要とする。これは、「パイレーツオブカリビアン:デッドマンズ・チェスト」の映像ビットレートより30%大きく、BDで許される最大音声レートを8Mbpsも超えている。もちろんこの計算にDolbyサラウンド音声、48kHz/16bit Dolby TrueHDによる英語版音声、日本語Dolby音声等は含まれていない。そこでバンダイはドルビーに依頼し、音声・映像両面からの要請を満たしつつ、50Gという容量をバランスよく配分する緊密な共同作業を行った。ついに全ての音声の合計レートは20Mbpsという天井ギリギリながら超えることなく収まり、同時に高画質映像のためのディスク容量を確保することに成功した。……『AKIRA』はそのオリジナルリリースから20年たっても、度肝を抜くような芸術的そして技術的成功であり続けている。すでにこの金字塔的アニメ作品のファンである人は、高解像度がもたらす新たなディテールを発見して驚くだろうし、オーディオファンは、そのサウンドトラックの精度の高さに驚くだろう。そして、初めて本作品を観る人は、この革新的なアニメーションに貢献するためのすべての大騒動が一体どのような結果をもたらしたかを知ることになるだろう。」

コズミックホリステック医療・現代靈氣

吾であり宇宙である☆和して同せず  競争でなく共生を☆

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