供養

https://www.youtube.com/watch?v=NUo0-5VjNHI

Facebook柴崎 義雄さん投稿記事

こうやって前向きに、亡くなられた方の遺志を活かしていく、それが「供養」の意味だと思います。🙏

Facebook玉井 昭彦さん投稿喜j  親より先に逝く無念そして不孝

(窓)息子の声に導かれ

 2004年のクリスマス。もうすぐ3歳になる一人息子にサンタクロースから届いたのは、子ども用のチェロだった。母方の祖母のチェロ教室について行き、興味を持ち始めたところだった。

 千葉県四街道市の教員、山本昭夫さん(57)が帰宅すると、リビングに飾ったツリーの前でにこにこしながら待っていた。小さな体でチェロを構え、弦の上で7回、弓を左右に動かした。「やまもとかんち」という自己紹介だという。

 確かに、奏でる音はまるで話しているようだ。「上手に弾けたね」と声をかけると、うれしそうに何度も繰り返した。

 家族旅行のときもチェロを背負い、学校行事で疲れていても、必ず手にした。「1日1回は弾かないと、気持ち悪くて」。口数が多くはなかった分、もう一つの言語を手に入れたようだった。

 特待生として音大に進み、台湾やドイツなど海外でも演奏するように。ひとたびステージに上がれば、別人のように堂々としている。我が子ながら「まねできないな」と尊敬すら覚えた。

 状況が一変したのは、22年4月。少し痩せすぎでは。気になって近くのクリニックを受診した。紹介された大学病院に即日入院となり、のちに白血病を宣告された。

 入院生活は300日ほどに及んだ。ストレスから難聴も発症し、ヘッドホンの使用も避けるようになった。音のない世界。一番苦しいはずなのに、放射線治療に備えて髪を短くしても「似合うでしょ」と笑った。

 一度は完全退院したものの、23年4月、旅立った。21歳だった。

 自宅からは、音が消えた。チェロはリビングの片隅のケースにしまったままになった。

 今年6月ごろ、仕事から帰ると、チェロの音が聞こえてきた。驚いてリビングの扉を開けると、弾いていたのは妻の昌代さん(56)だった。「上手になってから聞かせて、驚かせたかったんだけど」

 年が明けたころ、心に変化が芽生えたという。「ケースに入れたままじゃ、分身のチェロが呼吸できない」

 誘われてコンサートに顔を出したり、ママ友と思い出を語ったりするうち、ケースに触れる決意ができた。最初はチェロを見るだけ。弦をぽろんと鳴らすだけ。それが精いっぱい。5分だけ。10分だけ。奏でる時間はだんだん伸びた。オーケストラのコンサートに挑戦するつもりだという。出演できるかは抽選。「当たったら応援してくれているってことだと思う」

 昭夫さんも最近、チャリティーコンサートの企画やクラウドファンディングに取り組んでいる。「退院したら、病院に防音室を寄付したい」という、息子の最後の目標をかなえるためだ。

 気持ちは一進一退。でも少しずつ進んでいる。

 「栞」と「路」と書いて「かんち」。息子の名には、誰かの道しるべになるような人に育ってほしいとの願いを込めた。

 昌代さんのコンサートは、2月に決まった。姿は見えなくても、栞路さんが導いてくれている。

(力丸祥子)

朝日新聞11月24日

https://tenki.jp/suppl/gureweather_46/2024/06/28/32476.html 【大きな人影が虹色をまとう「ブロッケン現象」とは?出会えるタイミングや名前の由来】より

雲や霧の中で、大きな人影が虹色をまとう「ブロッケン現象」という気象現象が発生することがあります。「ブロッケン現象」の発生の仕組みや出会えるタイミング、名前の由来などについてまとめました。

「ブロッケン現象」とは

「ブロッケン現象」とは、雲や霧の中にまるで妖怪のような大きな人影が映り、人影の周りに虹色の輪ができる現象です。

「ブロッケン現象」は、山に登った時や飛行機から見られることが多く、ドイツのブロッケン山でよく見られたことにちなんで「ブロッケン現象」と名付けられました。ヨーロッパでは、不吉なものとして「ブロッケンの妖怪」と恐れられてきたようです。

一方、日本では全くその逆で、「御来迎(ごらいごう)」つまり、阿弥陀如来の出現とされました。虹色の光を背負う大きな人影が、後光が差す阿弥陀如来のように見え、縁起の良いものとして、とらえられたようです。

山岳愛好家の間では、登山中に出会ってみたい気象現象の1つとも言われています。

「ブロッケン現象」発生の仕組み

「ブロッケン現象」の発生の仕組みは、太陽や月の周りに虹色の環が見える光環と同じで、光の回折が関係しています。

太陽を背にした際、背後から光が差し込む影響で、自分の正面にある水滴や霧、雲の粒に当たった太陽の光が散乱されると、自分の人影が大きく映し出され、人影のまわりに幻想的な虹色の輪が発生します。

太陽の光は白っぽく見えますが、実は様々な色の光が集まっています。波長の長い方から赤、橙、黄、緑、青、藍、紫と7色あり、雲や霧などの小さな水滴の粒に当たると、屈折の角度の違いから7色の虹色に分けられます。

太陽の光が霧や雲の粒を回り込んで虹色に分けられることを回折と言います。「ブロッケン現象」は、山から見る場合は自分を起点に、飛行機から見る時は飛行機を起点に太陽が後ろから差し込んだ際に見られる現象なので、自分や飛行機を中心に虹色の環ができます。

「ブロッケン現象」 に出会えるタイミングは

「ブロッケン現象」 に出会えるタイミングは

大きな人影が虹色をまとう「ブロッケン現象」とは?出会えるタイミングや名前の由来_画像

山に登った時や飛行機に乗った時に条件が揃えば、ブロッケン現象に出会えるチャンスがあります。

太陽と反対側にブロッケン現象が発生するため、時間帯でいえば太陽高度の比較的低い朝や夕方が見られるチャンスが多くなります。山の場合は、自分より下の方に霧や雲を見下ろせば、昼前後でも見られることがあります。

また、川でもブロッケン現象が発生することがあります。福島県南会津郡を流れる只見川では、夏季に田子倉発電所近くの只見川の橋に立つとブロッケン現象がみられることがあります。只見川の冷たい水面に川霧が立つことによりブロッケン現象が発生し、条件が揃えば日本の色々な川など、平地でも見られることがあるようです。

是非、これらの条件を覚えておいて、登山や旅行などの際にブロッケン現象に出会ってみてください。


https://digital.asahi.com/sp/articles/DA3S16091360.html

コズミックホリステック医療・現代靈氣

吾であり宇宙である☆和して同せず  競争でなく共生を☆

0コメント

  • 1000 / 1000