三大神話神楽祭

【三大神話神楽祭で出雲、高千穂、淡路の神楽が競演】より

 兵庫県淡路市多賀の伊弉諾神宮で「神々のふるさと 三大神話神楽祭」が開催され、国譲り神話などを伝える「出雲神楽」(島根県)、天孫降臨を伝える「高千穂の夜神楽」(宮崎県)、国生み伝承をもとに淡路で作られた「国生み創生神楽」などが披露された。境内に設けられた特設会場で約700人が日本の伝統文化を楽しんだ。

 三大神話神楽祭は地元有志や淡路市、県などでつくる実行委員会が地域おこしを目指して平成20年から開催し、今年で10回目。神に奉納するための歌舞である神楽をキーワードに、国生み神話ゆかりの地である伊弉諾神宮に出雲大社、高千穂神社から神楽を伝承する保存会を招いている。

 「出雲神楽」は出雲市無形民俗文化財の「赤塚神楽」が参加。スサノオノミコトが8つの頭を持つヤマタノオロチを退治する「八岐大蛇(やまたのおろち)」を上演。火を噴いて襲い来る大蛇をスサノオノミコトが剣で討ち取る姿が演じられた。

 国の重要無形文化財に指定されている「高千穂の夜神楽」は「上田原神楽保存会」が出演。かがり火がたかれる中、アマテラスオオミカミが隠れる天岩戸をタヂカラオノミコトが探し出し、岩戸を開く様子の舞などが披露された。

 イザナギノミコトとイザナミノミコトの2神による国生み伝承をもとに創作された「国生み創生神楽」では、本州、四国や淡路島といった島々を演じる地元の子供たちが登場して舞台を舞った。

 三重県川越町から母子で訪れた主婦(69)は「3つの神楽を一度に見ることができる機会なので予約してきました。神話の世界を思い浮かべながら拝見していると、日本の良さを改めて感じられました」と話していた。


https://infokkkna.com/ironroad/2011htm/iron7/1110awji00.htm 【12. 淡路・出雲・高千穂 三大神話の郷に伝わる 神楽の競演】より

日本神話の残る「神々のふるさと」の神楽

国生み神話の淡路島  淡路神楽

スサノオ・大国主  出雲神話の出雲  大土地神楽

天孫降臨を伝える 日向神話の高千穂  高千穂神楽

 日本神話の残る「神々のふるさと」の神楽

薄暗くなった淡路伊弉諾神宮の森の中、篝火に照らし出された舞台に素朴なリズムをゆったり奏でる笛・太鼓 その音に合わせて神楽舞が浮び上る心やすらぐ 気持ちの良い空間です どこかで体験した。 

三内丸山遺跡の縄文祭りとおなじリズムだと・・・

日本人が縄文から受けづいできたリズムとしぐさ それが神楽舞にも受け継がれていると・・

淡 路 神 楽「鉾の舞」

高千穂神楽「手力雄の舞」「鈿女の舞」「戸取の舞」「御神躰の舞」

出雲 大土地神楽  「八千矛

一度是非とも見たかった 神話の里で夜を徹して舞われる夜神楽 神代神楽(岩戸神楽)

「岩戸隠れ」「大蛇退治」など日本神話に題材をとり、仮面をつけて舞う神楽で、日本神話の故郷 高千穂・出雲・石見・戸隠などで舞われるほか、日本各地に伝承されている。特にスサノウの八岐大蛇伝承を舞う演目「大蛇退治」は奥出雲の斐伊川流域のたたらと結びついているとの説もあり、その勇壮華麗な舞(石見神楽)は是非一度見に行こうと思いながら、果たせずにいる。

そんな神代神楽を奉納する祭「伊弉諾神宮 神楽祭」が数年前から毎年秋に、国生み神話伝承地 淡路島伊弉諾神宮で行われている。昨年見に行った息子が、今年は9月23日だとパンフレットを持ってきてくれ、車だと家から明石大橋を渡って30分ほど行けるので 楽しみに待ちかねて出掛けました。

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今年は第4回目「第4回神々のふるさと 三大神話神楽祭」として、9月23日午後4時半から午後8時半まで、神話の里 出雲・高千穂から招かれた神楽に淡路神楽 それに淡路の新しい創作神楽の4つの神楽が伊弉諾神宮本殿前憎まれた特設舞台で奉納され、約900人が鑑賞した。

出雲大土地神楽 「八千矛」高千穂神楽 「鈿女の舞」淡路神楽「鉾の舞」

淡路創生「国生み神楽」

「出雲の「大蛇退治」や高千穂の「天岩戸」は是非見たいが、神楽とは古臭くて、退屈なものなのかもしれないなあ・・・」と思っていましたが、素朴な舞と素朴なリズム 神楽舞の場所は変わっても みんな同じで心地よい。 

これは 縄文・古代からずっと受けつがれてきた日本人のリズムだと。

また、最近のTV・映画でみるデコレーションの行き届いたうそっぽさとは程遠い。単純素朴な仕草・舞が分かりやすくておもしろい。これもまた、ついつい 引き込まれる心地よさの秘密かも。

また、淡路の「国生み神話」をテーマに創作された創生『国生み神楽』は神楽というより、ミュージカル リズムも全く異なっていて、なじめる淡路神楽になるには、これから磨かれねば・・・・・と

夕闇に浮び上った舞台で 単純でゆったりしたリズムの太鼓・笛の音に合わせて神話の場面が大きく舞われる。

能楽に近く実にわかりやすい神秘的な野外劇。ほっとする気持ちの良い空間 癒しのリズム  縄文から日本人の奥底にいつもあるリズムだと。残念ながら「大蛇伝説」「国譲り」の場面は舞われませんでしたが、「岩戸開き」や「大国主命の出雲荒ぶる神退治」そして「イザナギ・イザナミの国生み」の場面など実に楽しい時間で、あっという間に夜八時半過ぎに終りました。

神話や神楽の部分映像などは知っていましたが、夜神楽全体を楽しんだのははじめて。

酔いしれた満足感いっぱいで 来年も・・・・と。

デジカメや断片的な動画で 神楽の良さ 伝えられそうにないし、ファイルの容量も膨大になるのですが、 とにかく映像記録を作っておこうと。

 . スライド動画記録

淡路・出雲・高千穂 三大神話の郷に伝わる 神楽の競演

三大神話 神楽祭りで演じられた神楽

  全体解説と演目のあらすじ 

どれだけ、神楽のイメージが伝わるでしょうか???       


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