Facebook近藤裕子さん投稿記事 ☘️今 考えるべきこと☘️
「隻手音声」 せきしゅおんじょう
これは 江戸時代の有名な禅僧・白隠が出した公案です。隻手とは片手のこと。
「両手を打てば音が出るが 片手ではどんな音が出るのか」もちろん片手では拍手できないので 音はだせません。
この問題は「音なき音」「声なき声」を聞くことなのだと思います。
頭で考えても到底答えの出ないこの難題に、今、私達も取り組むときなのかもしれません。
世の中の声なき声を全身全霊で受け止めなければ 大切なことは聞こえて来ないのだと思います。一人ひとりが考え続けて行くべき公案なのかと思います。
もっと、もっと、もっと真剣に。。。
Facebook大覚院 真観さん投稿記事
<カタカムナ玄術(活人体術)とは>
私は幼少時から、空手、柔術などの武道、武術の修練を積み、年齢を重ねた今日では主に剣術(居合術、抜刀術)を中心に鍛錬を続け、指一本触れることなく相手を倒すことができます。その中でも近年は、「争いを未然に防ぐ」という、日本だけの固有の思想・理法に基づいた武術に興味を持ち、近年「カタカムナ玄術(活人体術)」という体術を習得、完成させましたので紹介します。
さて、鎌倉鎌倉時代の僧・慈恩によって創始された古武術「念流」とは、同僧の『念流正法兵法未来記』によると、「過去の術という極意を持ち、敵がこれからどう攻めて来るかを事前に察知でき、まさに無敵であって人々から魔法と呼ばれた」とあります。
実はこれは「合気術」のことで、普通の人では相手の動きが見えない、あるいはものすごく素早く見えてしまい対応できない、あるいはパニックを起こして力が抜け(脱力)崩れ落ちてしまうことを意味し、修法を積んだ者にとっては何でもない当たり前の技、現象なのです。
この現象が起こるメカニズムを、米国カリフォルニア大学のベンジャミン・リベット博士は、脳科学の研究を通して以下の様に解明しています。
「我々が動作を始める0・2秒前には、確かに意識的な決定を表すシグナルが現れる。しかし、我々の能内ではさらにその前の0・35秒前に行動を促す無意識的な「準備電位」が現れ、我々の意思決定とは関係なしに行動が決まる。つまり、我々の自由意志はすでに潜在意識によって行動が決定された後、実際に行動が始まる0・2秒前に“仮に存在”するだけで、そんなものは自由意志とは言えない」と。
ところで、「カタカムナ玄学」では、人間の意識(心)は、大脳新皮質系の「人間脳(左脳=サヌキ脳=思考、利己)」と、大脳辺縁系の「生物脳(右脳=アワ脳=直観=利他)」からなり、超古代の日本人、少なくとも明治維新あるいは戦前までの日本人は後者、つまり、「生物脳」が発達し、両者のバランスがとれていたとします。
このため、人と争うことも少なく、相手を受け入れ潜象界に帰る、つまり、和して一つになる(ヤマト)ことを得意としてきました。
しかし、戦後、欧米流の「人間脳」つまり、物質優先思想(金融資本主義)や制度(自分優先民主主義)が、いわゆる「3S政策(セックス、スポーツ(競争)、スクリーン(情報統制))によって刷り込まれ、本来の人間脳と生物脳のバランスすら失ってしまっており、様々な問題を引き起こしています。
例えば、その一つが、物事を“ありのまま”見ることができなくなり、教育や報道を通じて刷り込まれた先入観(後天的潜在意識や思考)で判断してしまい、ますます大脳新皮質を厚くして物事の本質を見抜けない、あるいは、相手の動きや気持ちを感受できないなどの結果をもたらしています実はこれが、0・15秒遅れの意思決定を引き起こしている原因であり、しかも、「生物脳」が察知した最適解(今ここの瞬間)をわざわざ「人間脳」で否定して、人為的かつ不自然な対応を決めるのです。
逆に、「修法」を積んで、生物脳と人間脳のバランスを回復した場合、“ありのまま(今ここの瞬間)”に対応し、正しい選択ができるばかりか、人間脳に支配された多くの人を意のままに操れる、少なくとも事前に素早く的確に対応できる、これが“魔法”とまでいわれる「カタカムナ玄術(活人体術)」のメカニズムです。
もちろん、カタカムナ玄術以外にもいくつかの合気術系流派や技法があり、例えば、武田惣角を始祖とする「大東流合気柔術」や植芝盛平が創めた「合気道」などです(ともに長髄彦の後裔)。
が、「カタカムナ玄術(活人体術)」では、力やスピードはもちろん、型稽古すらなく、「カタカムナ意識」を持って、「カタカムナの姿勢」と「カタカムナの歩き方」で日常を過ごしているだけで、心身共に健康体を維持(イヤシロチ)できるばかりか、いわゆる“崩し”といわれる、攻撃してくる相手を目の前でしゃがませてしまう、それも相手が「なんでだろう?」と笑いながら攻撃態勢を解いてしまう“秘技”を可能にするのです。同様の現象は剣を構えて立ち会った場合でも起こり、カタカムナの姿勢で構えているだけで“結界”ができ、相手は一歩も打ち込めません。
その理由は、こちらが穏やかな非戦闘モードであればあるほど生物脳(右脳)が活性化し(アワ左渦)、潜象界から「カムウツシ」「アマウツシ」が頻繁に行われて緊張がゆるんだ心地よい一体感を相手に与え、現象界において「マリ(ミツゴマリ)」に「フトマニ(対抗発生)」「ミソデホト(互換重合)」を起こして相手を巻き込み(マニアウ=間に合う)、殺気や力みを消滅させるからです(アマハヤミ)。具体的には、例えば「タカマノハラ(現象界)にカムヅマリマス(潜象が詰まっています)」とか、「アシアトウアン(蘆屋道満)などと一意(ミ)を入れる(声をかける)とアマウツシ、カムウツシが活発化し、心地よい状態と効果が如実に現れます(クニトコタチ)。
この現象をあえて脳科学的に言えば、「目の前にいるはずと思った相手がいない」あるいは「目の前にいるはずと思った相手がものすごいスピードで瞬間移動する」という体験をすると、脳内で「ありえない!」とばかりにパニックが起こって動作が崩壊し、さらにはドーパミン異常分泌が起こって“快感”や“笑い”すら生じてしまう結果です。
ただし、「カタカムナ玄術(活人体術)」といってもれっきとした“武術”の一つです。そして本当の武術とは、「武」すなわち「戈(ほこ)を止める」術、つまり、争いを未然に防ぐ“抑止力”のことです。自ら相応の抑止力を手放したウクライナがどんな目に遭っているか、今の時期であるからこそ多くの方は理解できるはずです。
参考までに、古武道家・黒田鉄山師範(現在75歳)による体術の動画を張り付けておきます。以前、テレビ番組で同師範が柔道金メダリストの吉田秀彦氏を 親指一本で投げ飛ばしている光景を見て驚愕したものです。黒田鉄山 これは合気ではない!振武舘の遊び稽古 Kuroda Tetsuzan [This is not Aiki] - YouTube
Facebookさとうみつろうさん投稿記事 【新成人へ寄せて】
作家になって以来毎年恒例の、新成人への祝辞メッセージ。
2023新成人の皆さん、成人おめでとうございます。今日は『生存者バイアス』についてお話しします。
1943年、アメリカ軍は戦闘機をより強くするための改修工事を命じました。
戻って来た戦闘機には「共通して」撃たれている部分があったので、その部分に鉄板を入れて厚くすれば、「もっと強い戦闘機になる」と考えたのです。
ところが、一人の数学者が真っ向から反対します。「撃たれた場所ではなく、撃たれていない場所を補強しよう」と。
軍部は、凍り付きます。「え?アホなのこいつ?」
そのアホの名は、エイブラハム・ウォールド。統計学者です。
軍部が見落としていた『バイアス(≒片寄り)』を見抜いた天才です。
実は統計学的に観ると、①撃たれ(たけど)帰還した戦闘機 ②撃たれてそのまま墜落した戦闘機の2つのグループが存在し、調査対象となるのは常に①だけ。
調査の時点で既に『片寄り(バイアス)』が発生していたのです。
帰還した(成功した)戦闘機の、撃たれた場所を補強しても意味がない。
むしろ、帰還した戦闘機が「撃たれていない場所」を撃たれたせいで、ここへ帰還していない多くの飛行機たちは、墜落していたのです。
成人を迎えた皆さん。2023年、この現代社会には多くの「生存者バイアス」がかかっています。それは「成功者SNSバイアス」と名を変えて。僕たちが目に出来るのは、SNSにしろTVにしろ雑誌にしろ、「成功した人たちの声」だけなのです。
君もそうだと思うけど、美味しいレストランに行った日のステーキはインスタにUPしても、
日常の「納豆ご飯」は出て来ません。
ブレイキングダウンでオラ付いている強者は目に入っても、道端で倒れている老人にスポットは当たりません。
でも、エイブラハム・ウォールドが気づいたように、人生で『本当に参考になる』のは、
「成功しなかった人たち」「破れて行った者たち」の方なのです。
ところが、実はこれって本当に本当に難しい調査になります。
なぜなら、「声なき声」を聴き、「意見なき意見」を見いだす必要があるからです。
失敗は、敗北は、不成功は、墜落した戦闘機は、原理的に「調査」すら出来ない性質のものなのです。
え?「しくじり先生」を観ればいい?いやいやwそのTVに出れている時点で、もう成功者じゃんw
本当に破れた者、本当に失敗した者、本当に墜落して行った戦闘機(バラバラ)。
それらは、【原理的に調査できないモノ】です。アタのリマエで、「グーグル検索」にも出て来ません。どうやったって、「調べることが出来ない」し、「他者に漏れ伝わることなど絶対に無い」モノ。北斗の拳か?ってくらい、一子相伝、秘伝中の秘伝の、成功の法則。
え?じゃあ、どうすれば真の成功法を知れるの?
その溝を埋めてくれるのが、『体験』なのです。
エイブラハム・ウォールドは、「撃たれていない場所」こそが、墜落した戦闘機の弱点だと推測はしたものの、その正確な位置を特定することはできないと知っていました。
1つずつ、1つずつ潰していくしかない。「まだ、撃たれていない領域」を、「体験」によって。新成人の皆さん。君が、今日までに成功し、成し遂げた事には実はもう価値なんてありません。
そのトロフィーは捨てても良い(いや捨てないでも良いよw)。
君が今日までに「まだやったことが無い」こと、今日までに「まだ行ったことが無い」場所、
「付き合ったことが無い」人、「チャレンジしたことが無い」領域。それらにこそ、真の価値があります。
それら未体験ゾーンを、これから1つずつ、1つずつ沢山『体験』できる可能性を秘めているからこそ、若い君たちは最強なのです。
『体験』と『失敗できる可能性の数』以外で、君たちがおっさんに勝てることは1つもありません。知識でも財力でもマジ無理です。
だからどうか、この『体験』というツールを用いて、1つずつ大胆に「失敗して」行ってほしいのです。『成功者SNSバイアス』本当の失敗は誰も教えてくれません。
自分以外は。そして、「本当の失敗」だけが成功の秘訣です。
最後まで読んでくれたあなたが、
花束を甲板で手渡されているパイロットの演説ではなく、声なき声を、意見なき意見を。
弱者の声を。
道端で、今にも倒れそうな老人の様子にこそ「目を向けて」、 その優しい心で想い測り、
推測し、行動し。そして、その未知の領域へ1つずつ「失敗するため」だけに進むことを、
切に願っています。
ー作家さとうみつろう2023新成人へ寄せて『花束を受け取るの、人生の最後でよくね?』
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