http://www.ffpri-kys.affrc.go.jp/kysmr/data/mr0037s1.htm 【コガネキヌカラカサタケ】より
全体が鮮黄色の美しいきのこです。傘や柄の表面は綿くず状の鱗片におおわれ,この鱗片は触ると落ちてしまいます。やや小型のきゃしゃなきのこで,傘の径は5cm未満,幼時は卵形,成長すると円錐形になります。ヒダは淡黄色で密,柄には壊れやすいつばがあります。食用というよりは観賞用で,ちなみに食毒は不明です。
熱帯系のきのこで奄美,小笠原以南では普通に見られます。本土では珍しいようですが,植物園の温室などで見かけることがよくあります。
このきのこが所属するキヌカラカサタケ属は,ヒトヨタケ属(傘が液化するので,短時間で姿を消してしまうので有名)に形が似て,きゃしゃなきのこが多く,ヒダが白または淡黄色で,傘の色も淡色なためか可憐な感じがします。
この属を含むハラタケ科の多くは,土壌中の腐植を分解して栄養にしています。森林内の落葉や倒木は,いくつかの微生物が入れ替わりで分解していき,この腐植分解菌が関与するのは,最終に近い部分となります。栽培きのこのツクリタケ(商品名マッシュルーム)も同様の栄養のとり方なので,栽培には堆肥化した藁を使っています。
特用林産研究室 根 田 仁
独立行政法人 森林総合研究所九州支所
https://news.yahoo.co.jp/articles/0dee2491ddd5b10e229fc4690c95c8467313f547 【幸運を呼ぶ? 診療所に黄色鮮やかなキノコ 正体は「コガネキヌカラカサタケ」か/兵庫・丹波市】より
兵庫県丹波市山南町下滝の「上久下の森診療所」の待合室内の植木鉢で、鮮やかな黄色いキノコが見つかった。熱帯原産のコガネキヌカラカサタケとみられる。色合いや、数日で枯れてしまう寿命の短さから「幸運のキノコ」とも呼ばれる。スタッフや患者の間で「何これ」「面白い」などと話題になっている。
【写真】かさが開く前。ツクシのような形状
高さは8センチ、かさの直径は7センチほど。本州では自生せず、熱帯地方から持ち込まれた腐葉土に混ざった菌から発生するケースがある。毒性は不明。
28日、スタッフの安井章子さんと谷後京子さんが掃除中、観葉植物のモンステラを栽培する植木鉢で、見慣れぬ2本の黄色いキノコに気付いた。ツクシのような形状だったが、29日にはかさが開いた。
二人は「生命力を感じる。ほっこりして、幸せな気分になる」と笑顔を見せた。
https://tabi-biyori.jp/3283 【幸運のキノコ「コガネキヌカラカサタケ」とは?毒はある?味は?】より
「コガネキヌカラカサタケ」は幸運のキノコと呼ばれています。植木鉢や芝生などに突如発生する、小さい黄色のキノコです。コガネキヌカラカサタケは、亜熱帯のキノコで湿気を好みます。幸運のキノコと呼ばれる理由や、毒の危険性、生えたときの対処法を解説しています。
「コガネキヌカラカサタケ」とは?
植木鉢やお庭に黄色や白色のキノコが生えたことはありませんか?
コガネキヌカラカサタケは、漢字で書くと「黄金絹唐傘茸」です。傘や柄が綿くず状の片鱗に覆われています。名前のとおり、美しい黄金色で鉢植えや畑に生えることが多いので、見たことがある方も多いのではないでしょうか?コガネキヌカラカサタケははじめ、黄金色で傘も閉じていて、つくしに似た形状をしています。
コガネキヌカラカサタケが幸運のキノコと呼ばれる理由
コガネキヌカラカサタケが幸運のキノコと呼ばれる理由は「腐葉土に紛れた菌から発生する」「寿命が短い」からです。
コガネキヌカラカサタケはどの土からも生えるわけではなく、生えてこない方が多いです。また、すぐに枯れてしまうので見つけるのが困難だということから、コガネキヌカラカサタケを見つけたら幸運だといわれるようになりました。
腐葉土に紛れた菌から発生する
コガネキヌカラカサタケは熱帯性で、本州では自生していません。熱帯地方から持ち込まれた腐葉土に混ざった菌から発生します。どの土からも発生するわけではなく、たまたま入った菌から発生します。
特に観葉植物を育てている鉢植えに発生することが多いですが、キノコが生えることはまれであるので、珍しいという意味で見つけたら幸運だと言われています。
寿命が短い
コガネキヌカラカサタケの寿命は、発生してから枯れるまで1日から3日ととても短いです。植木鉢を毎日見ていないと、コガネキヌカラカサタケは知らぬ間に枯れてしまいます。育てようと思っても、育て方は困難です。
成長もとても速く、はじめは小さいキノコだったのに次の日には色が白っぽくなり傘が開き成長し、翌日には、枯れてしまいます。
https://rikac.blog.fc2.com/blog-entry-2557.html 【幸運のキノコ】より
先日、実家にて。「なんだか変なキノコが生えてきたのよ。何かしら?これ」と母が指差すグラパラリーフの鉢。
幸運のキノコ おおう、作りものチックに真っ黄色で なんだかアヤシイ!
買い物に出かけるところだったので 後で調べよう、ととりあえず撮影して出かけた
帰宅してみると 幸運のキノコなんだか育っている!
なんだろうこれ?と調べてみるとコガネキヌカラカサタケ(黄金絹唐傘茸)というキノコで
「幸運のキノコ」と呼ばれているそうだ。
なぜ幸運なのかというと本州には自生していなくて熱帯地方(沖縄も含むのか?)から
持ち込まれた腐葉土に混ざった菌から発生するのでまず生えるのが稀、発生してから枯れるまで3日くらいなので生えても気づかず終わることがあるので見られたら幸運、ということらしい。
・・・幸運の黄色いハンカチならぬ黄色いキノコ。アヤシイと思っていたのに「幸運」と聞くとありがたい感じがするのは何故なのだろう(^^;)
みるみるうちに成長していくのでついつい鉢を覗きに行ってしまった。
なんというか成長が早い!
これは確かに気づかないうちに発生して気づかないうちに姿を消すことがあるかもしれない。
腐葉土に紛れた菌から発生するということで鉢植えやプランターにひょっこり顔を出すことが多いそう。
実はあなたのお家にもこっそり幸運のキノコが発生しているかもしれない(^^)
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