八月の俳句に思うこと

http://knt73.blog.enjoy.jp/blog/2016/08/post-90b0.html 【八月の俳句に思うこと】より

日本伝統俳句協会のカレンダー

 (8月の一部分) 

「俳句《涼し》死の話」「終戦記念日・墓参・盆の俳句」「言葉の力・俳句の力《癒し》」をご覧下さい。

八月の昭和通りをゆきにけり (大久保白村)

掲句は日本伝統俳句協会2016年俳句カレンダー8月の短冊句です。

(青色の文字をクリックすると俳句の詳細や解説がご覧になれます)

ウイキペディアによると、昭和通りは関東大震災の復興事業として計画され、1928年(昭和3年)に完成しているが、共同通信社の記事によると、戦中・戦後の食糧難を補うために昭和通りの中央分離帯は菜園にされています。

戦前・戦中・戦後の昭和を生きた人々には「昭和通り」や「皇居前広場」には特別の感慨があるでしょう。

NHK戦後史証言アーカイブス「戦後ゼロ年」<皇居前広場のゼロ年>やチュヌの便りの「八月の思ひ格別皇居前」をご覧下さい。   

リオ・オリンピックでは日本選手の連日のメダル獲得に日本中が湧いています。そこで即興の俳句を作りました。 

平和なる五輪開幕原爆忌             長崎忌リオの五輪の渦の中

金メダル囃す夜明けの蝉しぐれ          蝉鳴くや「ナチの手口」に惑はされ

炎天下ポケモンGOのスマホ連          わだつみの声を聞けよと秋の蝉

平成の大御心や蝉しぐれ   

「俳句談義18:政治家と俳句」に於いて述べたように、

「日本人は自然を愛し平和を愛する国民である」ことを俳句やブログで内外に発信し、日本の平和のみならず、国際親善・世界平和のために少しでも役立てたい、とチュヌの主人は思っています。「政治談議」もご覧下さい。

天皇陛下は先日(2016.8.8)「お気持ち」を表明されました。

「日本の将来」「国民の将来」を慮り、「象徴天皇」が継承されることを見届け、平和な日本、平和な世界が、未来永劫に続くことを祈る気持ちを表明されたものであると、チュヌの主人は「終戦の詔書」と合わせ謹んでお聴きしました。

戦後レジームからの脱却」や「日本の心を大切にする」を主張している人々、憲法改正を意図している人々等、すべての人々に、この天皇陛下の思いをシェアしてほしいものです。


Facebookごとう 孝二さん投稿記事  I LOVE JAPAN❤️〜世界を融和に〜

「ルーズベルトに宛てた 感動の硫黄島からの手紙」

市丸中将といえば、「ルーズベルトニ与フル書」が有名です。

この「書」は、市丸中将の死後、「死に臨んだ日本の一提督の米国大統領宛の手紙」と題されて、米国の各大手新聞で、その全文が紹介されました。

また、戦後ベストセラーになったジョン・トーランドの「昇る太陽-日本帝国滅亡史」でも紹介された。そして全米で、大絶賛されています。

「書」はいまも、ナポリスの海軍兵学校の博物館に展示されている。

市丸中将は、硫黄島の戦いで散華された方です。

硫黄島の戦いは、昭和20(1945)年2月19日の米軍上陸から、3月26日の玉砕まで繰り広げられました。

日米の島しょに置ける戦いでは、唯一、米軍の死傷者数が日本軍のそれを上回った戦いです。

島にいた日本の守備隊は、陸軍が栗林忠道中将率いる1万3,586名、海軍が市丸利之助中将率いる7,347名、合計2万933名です。

米軍は、そこに11万の大軍をもって挑みました。武力においても、火力においても、兵員の数においても、はるかに勝る米軍との激戦において、市丸中将は、最後の総員突撃を敢行するに際して、「ルーズベルトに与うる書」を遺されています。

その内容は、ひとことで要約すれば、強国が弱国を蹂躙し、支配し、奪うのが当たり前とする19世紀的覇権主義を否定し、世界の人種それぞれがそれぞれの地域で自主独立し、もって恒久的世界平和を実現するという、まさに現代の世界の人々にとって立派に通用する内容のものとなっています。

市丸中将は、なぜ、死に臨んでこの「書」をしたためられたのでしょうか。

それは単なる遺書だったのでしょうか。かなわぬ敵と戦うに際しての単なる愚痴だったのでしょうか。当時、米軍は、戦いの後、日本兵の遺体から所持品を確かめていました。

市丸中将は、それを知って、この「書」をしたためられています。

市丸中将が、最後の突撃攻撃を行って散華されたのは、3月26日です。

その9日前の3月17日、中将は、地下20メートルの洞穴に、動けるものを全員集めました。そして副官である間瀬式次中佐が、一歩前に出て、「ルーズベルトニ与フル書」を読み上げた。朗読が済むと、この書の和文のほうを通信将校の村上大尉が腹に巻きつけました。

英文のものは赤田邦夫中佐(二七航戦参謀)が身に付けた。

そして市丸中将は、栗林中将とともに、軍服にある一切の肩章を外し、ひとりの皇国臣民として、最後の突撃を行っい、散華されています。

「ルーズベルトに与うる書」は、米海兵隊員の手で二人の遺体から発見されました。

従軍記者エメット・クロージャーは、発見の経緯と手紙の本文を4月4日、本国に向けて打電した。

そして「書」は、米国内の様々なメディアで紹介され、「書」に書かれた理想は、形を変えて米国の理想となり、いまや世界の人類の常識とまでなっている。

思うに、市丸中将は、自らの死を目前として、たとえ硫黄島が奪われ、我が身が土に還ったとしても、人が人として生きることの大切さをこの「書」にしたためることで、死して尚、日本の描いた壮大な理想、悠久の大義のために戦い続けようとしたのではないか。そう、思うのです。残念ながら、ルーズベルト大統領その人は、市丸中将の書簡が米本国に打電された8日後に他界しています。

けれど、市丸中将の「書」は、全米の良心を動かし、いまや人類の常識として後世に立派に生き残っている。死してなお戦い続けた中将の心は、ついに世界を動かした。

市丸中将のまさに血を吐く思いで書き綴ったこの「書」は、当時の日本の心を描いた普及の名著だと思います。

【口語訳】ルーズベルトに与うる書

日本海軍市丸海軍中将が、フランクリン・ルーズベルト君に、この手紙を送ります。

私はいま、この硫黄島での戦いを終わらせるにあたり、一言あなたに告げたいのです。

日本がペリー提督の下田入港を機として、世界と広く国交を結ぶようになって約百年、

この間、日本国の歩みとは難儀を極め、自らが望んでいるわけでもないのに、日清、日露、第一次世界大戦、満州事変、支那事変を経て、不幸なことに貴国と交戦するに至りました。

これについてあなたがたは、日本人は好戦的であるとか、これは黄色人種の禍いである、

あるいは日本の軍閥の専断等としています。

けれどそれは、思いもかけない 的外れなものといわざるをえません。

あなたは、真珠湾の不意打ちを対日戦争開戦の唯一つの宣伝材料としていますが、

日本が自滅から逃れるため、このような戦争を始めるところまで追い詰めらた事情は、

あなた自身が最もよく知っているところです。

おそれ多くも日本の天皇は、皇祖皇宗建国の大詔に明らかなように、養正(正義)重暉(明智)積慶(仁慈)を三綱とする八紘一宇という言葉で表現される国家統治計画に基づき、

地球上のあらゆる人々はその自らの分に従ってそれぞれの郷土でむつまじく暮らし、恒久的な世界平和の確立を唯一の念願とされているに他なりません。

このことはかつて、 四方の海 皆はらからと 思ふ世に など波風の 立ちさわぐらむ

という明治天皇の御製が、あなたの叔父である セオドア・ルーズベルト閣下の感嘆を招いたことで、あなたもまた良く知っていることです。

わたしたち日本人にはいろいろな階級の人がいます。けれどわたしたち日本人は、さまざまな職業につきながら、この天業を助けるために生きています。

わたしたち軍人もまた、干戈(かんか)をもって、この天業を広く推し進める助けをさせて頂いています。

わたしたちはいま、豊富な物量をたのみとした貴下の空軍の爆撃や、艦砲射撃のもと、

外形的には圧倒されていますが、精神的には充実し、心地はますます明朗で歓喜に溢れています。なぜならそれは、天業を助ける信念に燃える日本国民の共通の心理だからです。

けれどその心理は、あなたやチャーチル殿には理解できないかもしれません。

わたしたちは、そんなあなた方の心の弱さを悲しく思い、一言したいのです。

あなた方のすることは、白人、とくにアングロサクソンによって世界の利益を独り占めにしようとし、有色人種をもって、その野望の前に奴隷としようとするものに他なりません。

そのためにあなたがたは、奸策もって有色人種を騙し、いわゆる「悪意ある善政」

によって彼らから考える力を奪い、無力にしようとしてきました。

近世になって、日本があなた方の野望に抵抗して、有色人種、ことに東洋民族をして、

あなた方の束縛から解放しようとすると、あなた方は日本の真意を少しも理解しようとはせず、ひたすら日本を有害な存在であるとして、かつては友邦であったはずの日本人を野蛮人として、公然と日本人種の絶滅を口にするようになりました。

それは、あなたがたの神の意向に叶うものなのですか?大東亜戦争によって、いわゆる大東亜共栄圏が成立すれば、それぞれの民族が善政を謳歌します。

あなた方がこれを破壊さえしなければ、全世界が、恒久的平和を招くことができる。

それは決して遠い未来のことではないのです。

あなた方白人はすでに充分な繁栄を遂げているではありませんか。

数百年来あなた方の搾取から逃れようとしてきた哀れな人類の希望の芽を、どうしてあなたがたは若葉のうちに摘み取ってしまおうとするのでしょうか。ただ東洋のものを東洋に返すということに過ぎないではありませんか。あなたはどうして、そうも貪欲で狭量なのでしょうか。

大東亜共栄圏の存在は、いささかもあなた方の存在を否定しません。むしろ、世界平和の一翼として、世界人類の安寧幸福を保障するものなのです。日本天皇の神意は、その外にはない。

たったそれだけのことを、あなたに理解する雅量を示してもらいたいと、わたしたちは希望しているにすぎないのです。

ひるがえって欧州の情勢をみても、相互の無理解による人類の闘争が、どれだけ悲惨なものか、痛嘆せざるを得ません。

今ここでヒトラー総統の行動についての是非を云々することは慎みますが、彼が第二次世界大戦を引き起こした原因は、一次大戦終結に際して、その開戦の責任一切を敗戦国であるドイツ一国に被せ、極端な圧迫をするあなた方の戦後処置に対する反動であることは看過すことのできない事実です。

あなたがたが善戦してヒトラーを倒したとしても、その後、どうやってスターリンを首領とするソビエトと協調するおつもりなのですか?

およそ世界が強者の独占するものであるならば、その闘争は永遠に繰り返され、いつまでたっても世界の人類に安寧幸福の日は来ることはありません。

あなた方は今、世界制覇の野望を一応は実現しようとしています。

あなた方はきっと、得意になっていることでしょう。けれど、あなたの先輩であるウィルソン大統領は、そういった得意の絶頂の時に失脚したのです。

願わくば、私の言外の意を汲んでいただき、その轍を踏むことがないようにしていただきたいと願います。  市丸利之助 海軍中将

【英文】

A Note to Roosevelt

Rear Admiral R. Ichimaru of the Japanese Navy sends this note to Roosevelt.

I have one word to give you upon the termination of this battle.

Approximately a century has elapsed since Nippon, after Commodore Perry’s entry to Shimoda, became widely affiliated with the countries of the world. During this period of intercourse Nippon has met with many national crises as well as the undesired Sino-Japanese War, Russo-Japanese War, the World War, the Manchurian Incident, and the China Incident. Nippon is now, unfortunately, in a state of open conflict with your country.

Judging Nippon from just this side of the screen you may slander our nation as a yellow peril, or a blood thirsty nation or maybe a protoplasm of military clique.

Though you may use the surprise attack on Pearl Harbour as your primary material for propaganda, I believe you, of all persons, know best that you left Nippon no other method in order to save herself from self-destruction.

His Imperial Highness, as clearly shown in the “Rescript of the Founder of the Empire” “Yosei” (Justice), “Choki” (Sagacity) and “Sekkei” (Benevolence), contained in the above three fold doctrine, rules in the realization of “Hakko-ichiu” (the universe under His Sacred Rule) in His Gracious mind. The realization of which means the habitation of their respective fatherlands under their own customs and traditions, thus insuring the everlasting peace of the world.

Emperor Meiji’s “The four seas of the world that are united in brotherhood will know no high waves nor wind” (composed during the Russo-Japanese War) won the appraisal of your uncle, Theodore Roosevelt as you yourself know.

We, the Nippon-jin, though may follow all lines of trade, it is through our each walk of life that we support the Imperial doctrine.

We, the soldiers of the Imperial Fighting Force take up arms to further the above stated “doctrine”.

Though we, at the time, are externally taken by your air raids and shelling backed by your material superiority, spiritually we are burning with delight and enjoying the peace of mind.

This peacefulness of mind, the common universal stigma of the Nippon-jin, burning with fervour in the upholding of the Imperial Doctrine may be impossible for you and Churchill to understand.

I hereupon pitying your spiritual feebleness pen a word or two.

Judging from your actions, white races especially you Anglo-Saxons at the sacrifice of the coloured races are monopolizing the fruits of the world.

In order to attain this end, countless machinations were used to cajole the yellow races, and to finally deprive them of any strength.

Nippon in retaliation to your imperialism tried to free the oriental nations from your punitive bonds, only to be faced by your dogged opposition. You now consider your once friendly Nippon a harmful existence to your luscious plan, a bunch of barbarians that must be exterminated.

The completion of this Greater East Asia War will bring about the birth of the East Asia Co-Prosperity Area, this in turn will in the near future result in the everlasting peace of the world, if, of course, is not hampered upon by your unending imperialism.

Why is it that you, an already flourishing nation, nip in bud the movement for the freedom of the suppressed nations of the East.

It is no other than to return to the East that which belongs to the East.

It is beyond our contemplation when we try to understand your stinted narrowness.

The existence of the East Asia Co-Prosperity sphere does not in anyway encroach upon your safety as a nation, on the contrary, will sit as a pillar of world peace ensuring the happiness of the world. His Imperial Majesty’s true aim is no other than the attainment of this everlasting peace.

Studying the condition of the never ending racial struggle resulting from mutual misunderstanding of the European countries, it is not difficult to feel the need of the everlasting universal peace.

Present Hitler’s crusade of “His Fatherland” is brought about by no other than the stupidity of holding only Germany, the loser of the World War, solely responsible for the 1914-1918 calamity and the deprivation of Germany’s re-establishment.

It is beyond my imagination of how you can slander Hitler’s program and at the same time cooperate with Stalin’s “Soviet Russia” which has as its principle aim the “socialization” of the World at large.

If only the brute force decides the ruler of the world, fighting will everlastingly be repeated, and never will the world know peace nor happiness.

Upon the attainment of your barbaric world monopoly never forget to retain in your mind the failure of your predecessor President Wilson at his heights.

-Rear Admiral Ichimaru

白人に抑圧されていた  アジアの解放 人種の平等 恒久世界平和の実現

これが大東亜戦争の真実なのです!また日本の崇高な建国理念、目的でもあります。

このために尊い命を捧げて行ったのです。実はその命のバトンは私たちに手渡されているのです。今、日本に生まれた尊いミッションに気づくのか、流されるのか?放棄するのか?

果たすのか?

(ねずさんのひとりごとブログ、 みかさ結さんLinda.dauglasさんより)

コズミックホリステック医療・現代靈氣

吾であり宇宙である☆和して同せず  競争でなく共生を☆

0コメント

  • 1000 / 1000