あらたまる年のいろはや片瀬波 高資
潮風に年あらたまるいろはかな 高資
https://ranyokohama.amebaownd.com/posts/6409453/ 【いろは歌】
西高野山大宝寺
http://bukkyouwakaru.com/iroha/ 【いろは歌 は どんな意味】より
私たち日本人にとっておなじみのいろは歌にはとても素敵なメッセージが込められています。
いろは歌
いろはにほへと ちるぬるを わかよたれそ つねならむ
うゐのおくやま けふこえて あさきゆめみし ゑいもせす
いろは歌 は、全ての仮名の音を使って作られている歌で、仮名を覚えるために古くから使われてきたものです。
かなの配列順は「いろは順」として中世〜近世の辞書類等に広く利用されてきました。
★いろは歌
「色は匂へど 散りぬるを」「我が世誰ぞ 常ならむ」「有為の奥山 今日越えて」
「浅き夢見じ 酔ひもせず」
★このいろは歌は 仏教のお経の中 次の言葉をもとにしたといわれています。
諸行無常 ・・「色は匂へど 散りぬるを」
是生滅法 ・・「我が世誰ぞ 常ならむ」
生滅滅已 ・・「有為の奥山 今日越えて」
寂滅為楽 ・・「浅き夢見じ 酔ひもせず」
【いろは歌 意訳】
「色は匂へど 散りぬるを」
花は咲き誇っていても、やがて必ず散ってしまうようにどんな幸せも色あせてしまう。
「我が世誰ぞ 常ならむ」
いったいこの世で永遠に生き続けることができる人がいるのだろうか。いや、必ず、すべてとわかれてひとりで死んでいかねばならない。
「有為の奥山 今日越えて」
何のために生きるのか分からない苦しみの人生を今日、越えて
「浅き夢見じ 酔ひもせず」
迷いの夢から覚めた悟りの世界にでました。
このいろは歌には私達の人生に本当の幸せがあることが教えられています。
そのことを教えた釈迦の有名な言葉が 天上天下 唯我独尊(釈尊)です。
http://bukkyouwakaru.com/shaka/shaka2.html 【天上天下唯我独尊の意味】より
<天上天下唯我独尊とは>
これは、お釈迦さまがお生まれになられたときに東西南北に七歩づつ歩かれて
「天上天下唯我独尊」と仰有ったと言われます。
生まれたばかりの赤子があるいて話をするということはあり得ないと思うかもしれませんが、このことが意味することを知れば、その素晴らしいお釈迦様のメッセージに感動するはずです。
では天上天下唯我独尊 とはどういう意味なんでしょうか これも今日、よく、知られている仏教の言葉ですが意味は正しく伝わっていないようです。
天上天下唯我独尊というと「この世でおれほどえらい者はいない」と思いあがった人の言葉としていわれますね。ですが、お釈迦さまといえば今日三大聖人、 二大聖人といわれても、 常にトップに挙げられます。
世界文化史の大家、 H・G・ウエルズは世界の偉人のトップに釈尊を挙げ、「公平にどの点からみても、 世界最大の偉人は、 仏陀釈迦牟尼仏(お釈迦様)である」といっています。
そのお釈迦さまが、生まれるや否や、「俺が一番偉いんじゃー」といわれるでしょうか??
昔から、「実るほど頭をたれる稲穂かな」という言葉もありますが 人間成長すればするほど頭が低くなるものだということですね。
つくんつくんピーンと突っ立って頭の高いのはまだ青い証拠です。ということですが
そんなお釈迦様さまが「おれが一番えらいんだ!!」といわれるはずもありません。
では《天上天下唯我独尊》とは一体どんな意味なんでしょうか????
続きは以下をご覧ください↓
唯我独尊 ってどんな意味?
http://bukkyouwakaru.com/shaka/shaka3.html 【天上天下唯我独尊の意味】より
【天上天下唯我独尊】とは天上天下 とは、この大宇宙でということです。
唯我独尊とは、唯、我 独り 尊い と言うことですが、この我とは、お釈迦様だけのことではありません。ここで言われる、我とは、我々人間、すべての人々ということです。
ですから、天上天下 唯我独尊とはこの大宇宙で 唯私たち人間だけになし得るたった一つの尊い使命がある。という意味なのです。
【大宇宙を前に】
宇宙の年齢は 137億年ともいわれます。
また、私たちが住んでいるこの地球は、太陽系の一惑星であり、太陽系は、銀河系に属しています。
夜、はれた時に見える天の川は、無数の恒星があつまる銀河系がまるで川のように見えている訳ですが、その銀河系は、2000億個の太陽のような恒星があると言われています。
銀河系を130キロメートルとすると太陽系は2ミリメートル
そんな、銀河系がこの大宇宙には無数にありますから 時間的にも空間的にも、想像できない広さであり大きさです。
悠久の、そして広大な大宇宙を前にすれば、この地球は砂粒にも満たない小さな存在ですし
その地球上で生まれたり死んだりの人間の存在は あってもなくても変わらないようは物のようにしか思えません。
ところが、その大宇宙を前にして ただ、我々人間のみが 「独尊」 と言われています。
どうしてそんなことが言えるのか、それは、私たちが人間に生まれてきたことには、大宇宙を前にしても、たった一つ、尊いと言える素晴らしい目的、使命があるからなのだとお釈迦様は言われています。
【人生の本当の目的を知らないから、生きる喜びがない】
日本は世界の中でも有数の先進国です。飢餓でなくなる人はありませんし、日本の国民である以上、最低限の生活が保障されていると言ってもいいでしょう。
ところが、生きること が保障されているこの国で、年間、3万人以上の人が自殺をしています。
人間関係、病気、経済的な困難、様々な理由があると思いますが「こんなに苦しいなら死んだ方がましだ。生きていても意味がない」と思って自ら命を捨てて行くことには変わりがないでしょう。
苦しいことが続くと、だれでも、「こんなに苦しいのなら、生まれてこなければよかった、死んだ方がましだ」とふと、思うこともあるのではないでしょうか。
しかし、世界最高の偉人と言われる お釈迦様は【天上天下唯我独尊】
天の上にも天の下にも 唯 我々 人間だけになしうる たった一つの尊い使命がある (釈尊)と言われています。
私たちの人生は、無意味ではありません。とてつもない目的、意味があるのです。
人生は無意味な悪の連続(トルストイ)でもないし人生とは無益な受難(サルトル)でもありません。生まれてすみません(太宰 治)でもありません。
人身受け難し今已に受く 人生には目的がある、それを知って果たせば
人身受け難し今已に受く 生まれ難い人間に生まれることができて良かった
この幸せになるために生まれてきたのだと、 生命の大歓喜が湧き起こります。
釈迦 ブッダの誕生
釈迦 天上天下唯我独尊
唯我独尊ってどんな意味?
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