Facebook太田 隆文さん投稿記事 🔴「戦争反対」は大切。でも、戦争を正当化する言葉にもなりうる?
Twitterを見ていると、日頃いいこと言ってる文化人やTwitter有名人たちが、「ロシア許せない!」「可哀想なウクライナ」と発信。しかし、注意せねばならないことがある。歴史を振り返れば同じ構図で「怒り」と「同情」を煽り、多くの戦争が始まった。
イラク戦争は「フセインは許せない!」と世界のマスコミが批判した。「大量破壊兵器を所持している!」とアメリカが攻撃。戦争を始めた。が、結局、見つけることができなかった。要は事実ではないことを理由にイラクに戦争をふっかけたのだ。その後、イラクには多くのアメリカ企業が参入。莫大な利益をあげた。それが目的だったのだろう。
太平洋戦争もアメリカらが日本を挑発。追い詰めて戦争に導いた。そしてパールハーバー。あの戦争とも似ている。それを日本が悪い。アメリカが悪いと簡単に決められない。イラクと同様。あの時はアメリカが日本を欲しかった。その理由を作るために日本を挑発。もちろん日本も中国が欲しかったのだ。だから日中戦争を続けた。
そんな風に戦争は一概に、どちらが悪でどちらが正義とは言えない。なのに、いつも悪役を仕立て上げて「許せない!」と叫ぶ。そして「戦争を止める」と言う名目で戦争を始める。
侵攻したと言われるロシアも問題だが、ウクライナも異常だ。成人男性が国外に出るのを禁止。希望者には民間人にも武器を配ると大統領はいう。国民を巻き込んだ戦争をしようとしている。さらには海外から義勇兵を募集。過去にはロシア系ウクライナ人15000人を虐殺したという情報。だが、そのことは報道されない。
現在の報道もロシア憎し、ウクライナ可哀想のオンパレード。そしてTwitterではまさにその通りの意見が溢れる。日頃、鋭い人たちまで同じ言葉繰り返す。「戦争反対」はロシアだけでなくウクライナにも発信すべきこと。だが、「戦争を止めるため」と義勇兵に参加するという日本人が70人。それは「守る」と言う名目でも「ロシア兵を殺す」と言う行為。戦争への参加だ。
イラク戦争と同じ構図。戦争はいけないが、悪のフセインを倒すためなら軍事力を使っても構わないと言う発想。それも戦争であることを忘れている。そんな戦争が始める前には、必ず許されざる悪役が作られ、可哀想な被害者が登場する。世界は戦争と気づかず、平和のための戦い。戦争を止めるための行為として、戦争を認め賛同してしまう。今回も同じ構図ではないか?
巻き込まれずに、冷静に見つめよう。両国の背景。両国の歴史。両国の意見を確認しよう。「戦争反対」と言う言葉は大切だが、戦争に誘導する言葉にもなりゆるのだから。
Facebook川原 茂雄さん投稿記事
旧ソ連の指導者ゴルバチョフ氏がプーチン氏に反対声明を出しました。「人間の命より大切なものはない」「即座の戦闘停止と和平交渉を」と、ウクライナにおける全ての戦闘行為を早急に停戦するべきだと主張し、交渉と対話で問題解決を探るように強く求めています。(かわ)
旧ソ連の指導者であるミハイル・ゴルバチョフ氏(91)が自身の財団を通して、ロシアのウクライナ侵攻を批判する声明を出しました。
朝日新聞の取り上げた声明文には「一刻も早い戦闘行為の停止と早急な平和交渉の開始が必要だと我々は表明する。世界には人間の命より大切なものはなく、あるはずもない。相互の尊重と、双方の利益の考慮に基づいた交渉と対話のみが、最も深刻な対立や問題を解決できる唯一の方法だ」と書いてあり、ウクライナにおける全ての戦闘行為を早急に停戦するべきだと主張。
人の命よりも大切なものはないとして、交渉と対話で問題解決を探るように強く求めていました。
ゴルバチョフ氏は旧ソ連の崩壊を決めた指導者としても知られ、数年ほど前からプーチン大統領の強硬路線に反発しています。
全ての国家に核兵器の廃棄を呼び掛けるほどの人物だけに、今回のウクライナ侵攻にはかなり激怒しているようで、財団の声明からもゴルバチョフ氏が複雑な感情を抱いていることが読み取れると言えるでしょう。
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