https://kyo-tsunagu.city.kyoto.lg.jp/gyoji/tsunagu300/12-2/jinjitsu/ 【「人日(じんじつ)の節句」は、からだにやさしい節句!?】より
新しい年を迎えて7日目。1月7日は、「人日の節句」または、「七草の節句」といい、春の七草が入った七草粥を食べる風習がありますね。
この風習の起源は古代中国。その昔、中国では正月元旦(1月1日)を鶏とし、6日までをさまざまな動物に見立てた占いを行う日としていました。人を占う日にあたる7日は処刑を行わない、としていたため「人日」と呼びました。また、この日には、7種類の野菜を入れた汁物を食べたとされます。奈良時代に日本に伝わったのがはじまりで、その後、お正月に若菜を摘んで食べる“若菜摘み”や7種の穀物をお粥にして食べる風習などと結びついたと言われています。
セリ、ナズナ、ゴギョウ(ハハコグサ)、ハコベラ、ホトケノザ(タビラコ)、スズナ(カブ)、スズシロ(ダイコン)。春の七草をすべて合わせると約12種類の薬膳効果があり、ビタミンやミネラルも含まれているとか。お正月に食べ過ぎて弱った胃や風邪の季節には、うってつけの風習かもしれませんね。
https://kigosai.sub.jp/001/archives/15382 【人日(じんじつ) 新年】より
【子季語】人の日/人勝節/元七/霊辰
【解説】
一月七日のこと。五節句のひとつで七草粥をいただく。中国からわたってきた習俗で漢代からあったとされる。丘に登る登高の行事も行ったという。
【例句】
人の日の古き事する伏家かな 蕉雨「発句題叢」
人の日と思へばをしき曇りかな 梅室「梅室家集」
人日や本堂いづる汗けぶり 一茶「七番日記」
人の日や読みつぐグリム物語 前田普羅「普羅句集」
https://ameblo.jp/bernadette-luna/entry-12881175300.html?fbclid=IwY2xjawHp_vRleHRuA2FlbQIxMAABHUkSfh0fxW4DDSGn0quuX1DDcRTw-1sq7u8HlA4-0-jHUSu5nxPDkVk8iQ_aem_H3oSf5o6AXJj4DxsnSrbQg 【今日は七草粥♪】より
● 今日は七草粥♪
おはようございます♪ Bernadette(ベルナデット)の まこ です。本日一月七日は、毎年変わることなく【七草粥】を食べる日。七草って言える?w
・せり・・・競り勝つ縁起物
・なずな・・・熱を下げたり尿を出やすくする作用があると言われている
・ごぎょう・・・風邪予防に使われてきた
・はこべら・・・昔から腹痛薬として用いられていて、胃炎に効果がある
・ほとけのざ・・・胃を健康にし、食欲増進、歯痛にも効果があると言われている
・すずな・・・胃腸を整え、消化を促進
・すずしろ・・・消化を助け、風邪予防や美肌効果に優れている
七草粥の由来を調べてみると、中国の風習と日本の風習が合わさって生まれたみたい。
中国では、唐の時代に1月7日の「人日の節句」に、7種類の野菜が入った汁物「七種菜羹(しちしゅさいこう)」を食べて無病息災を願う風習があったんだって。
日本では昔から、雪解け後に野山で若菜を摘んで食べる「若菜摘み」という風習があって、この中国の風習と日本の風習が合わさって、七草粥が食べられるようになったと考えられているとのこと。
そして七草粥には、次のような意味が込められているんだって。
・早春にいち早く芽吹く七草には、邪氣を払う力があるといわれていた。
・七草の生命力を取り入れることで、無病息災を願う。
・お正月の暴飲暴食で疲れた胃腸をいたわる。
・冬に不足しがちなビタミンを補う。
実際、年末年始はそんなに動くことないのに、食べるよね~wwだから、七草粥で胃腸を調整するのは納得です。
唐の時代(日本では平安時代)の風習が、現代まで続いているってことは、きっと大切なことなんだと思うよ。だから、本日の食事のどこかで、七草粥を食べるといいと思うよ♪
https://www.hibari.jp/weblog00/archives/2012/01/post_1302.html 【人日の節句】より
1月7日(土)、9時から本年最初となる職員会議を開催しました。最初に私から年頭にあたっての所感と中学入試の志願状況を報告し、各部署から課題の説明を行ないました。中学前期A・B日程入試の志願者については既に昨年を上回っており、後期日程を含めた最終の受験者数は過去最高になるのではないかと期待しています。
また、本日は『人日』という五節句の一つにあたり七草粥を食べる風習があるため七草の節句とも言われています。この五節句というのは奇数が重なる日になっており、3月3日(上巳・じょうみ・雛祭り・桃の節句)、5月5日(端午・たんご・菖蒲の節句) 、7月7日(七夕・しちせき・たなばた・星祭り)、9月9日(重陽・ちょうよう・菊の節句) となっていますが、1月だけは1日(元旦)を別格とし、7日の人日(じんじつ)になっています。人日とは文字通り〝人の日〟という意味ですが、この由来は古代の中国において、正月の1日を鶏、2日を狗(犬)、3日を猪(豚)、4日を羊、5日を牛、6日を馬の日とし、それぞれの日にはその動物を殺さないようにし獣畜の占いをたてていました。そして、7日は人の日として犯罪者に対する刑罰も行なわない慣わしであり、翌8日は穀を占っていたようです。このように奇数の重なる日が選ばれていますが、これらの行事が始まった理由は奇数(陽)が重なると陰になるため、季節の旬の植物から生命力をもらい邪気を祓うということなのです。
七草粥のルーツは平安時代の初期に中国から伝えられたと言われていますが、当時は「七種粥」と呼ばれており、七草ではなく米・粟・黍(きび)・稗(ひえ)・みの・胡麻・小豆の七種の穀物で作られていました。その後、鎌倉時代になって、せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろという七草を加えた粥を食べるようになりました。更に江戸時代になって1月7日が「人日」という一つの祝日に定められたこともあって、七草粥を食べる習慣が武家や庶民にも定着したようです。そして、この日は新年を無事に迎えられたということに対する神への感謝と邪気を払い、家族みんなが元気で一年の無病息災を願うことになっています。また、この時期に七草粥を食べるというのは、医学的にも正月のご馳走に疲れた胃腸を休めると共に野菜の乏しい冬にビタミンを補給するという効用があるということです。
こういうところにも先人の知恵が生かされていることを知り、興味深く感じつつ七草粥をいただきました。
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