アサーション

Facebook Masaru Hagiwaraさん投稿記事 【上手に距離感が取れていますか?】

散歩中に出会った猫ちゃん。私を意識しているのか、いないのか。頭を撫でても、逃げようともしない。暫く眺めていると静かに去って行った。人との距離感もこんな感じだと疲れない。

遠すぎても親近感に欠ける。とはいえ、近すぎるとおっくうになる。

この微妙は距離感を保つとお互いの心地よさを感じても、暑苦しさがない。

そこで登場するのがアサーション(assertion)です。自分も相手も大事にして、主張はしっかりと行う。相手を傷つけない、絶妙なコミュニケーションの方法があるのです。

「相手もOK、自分もOK」と両方の立場を大切にしたコミュニケーションの方法です。

「i(アイ)メッセージ」は日常生活でも、取り入れやすく、自分の意見や気持ちを言葉にする時に、「わたし」を主語にして話すことを意識する。私たちは一人で生きているのではないので、日々、快適に生きる上でも時々客観視することが必要ですね。


Facebook渡辺 佳菜さん投稿記事【らしく、直く】

「ねぇ?みんなはどう思う?☺️」心理学者平木典子先生からのこの一言に、アサーションの真髄がつまっていると感じた2日間の研修。

平木典子先生は、アメリカで学んだアサーションを日本にもちかえった第一人者であり、驚くことに88歳ながら現役で教壇に立たれているお方だ。

「アサーション」とは、コミュニケーション・スタイルの一つであり、その意味は「自他尊重の自己表現」、あるいは「自分と他者の人権を侵すことなく、自己表現すること」である。

自他尊重のコミュニケーションとは、自分の思いを大切にして「伝える」と同時に、相手の思いを大切にして「聴く」ことで成り立つ。

教壇に立つ先生の姿を見て、私の中に1つの問いがうまれたよ。

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私は、88歳になっても「ねぇ?みんなはどう思う?」自己表現をしながら、また同時に

聴く姿勢をもてる人であるだろうか?

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年齢や性別、肩書きや国境すらも超え〈らしく、直く〉をご自身だけでなく、関わる全ての方に体現される偉大すぎる師に出会たことに感謝でしかない。 

「ご健勝を祈ります☺️」先生から最後にいただいただいた言葉が、じわじわと胸に響いています…


アサーション(効果的なコミュニケーション)

1.氣持ちを伝えるときの、いつもの自分の話し方を顧みる。

「 資料 あなただったらどうしますか?」(下欄)を参照 その後 グループで適切な対応を考える。

2.自分のアサーションスタイルをチェックする。

3.先の事例を、アサ-ティブな表現に直し、寸劇スタイルで発表 。

4.なぜアサーティブになれないかを検討。  

 非合理的な信じ込み(イラッショナルビリーフ)をチェック。自分を縛る外的抑圧、内的抑圧を観る。なぜアサーティブになれないかを話し合う。(下欄資料参考)

5.アサーション権

(グーグル検索でお気に入りのものを使ってください。) 

 三人(a.b.c)ひと組になり ライフスキル「子どものアサーション権」のアサーション権をbが「aさん あなたには~~の権利があります」と伝え、伝えられたaは「和多志には~~の権利があります」と答える。

10項目を終えると bに変わってcが同じように繰り返す。

二人がaに伝え終わると、伝えられる役をチェンジする。

a,b,c  三回繰り返す。

 6. 振り返り

 

【資料 あなただったらどうしますか?】

次のような場面を想像してください。いつものあなただったらどのように対応しますか?

1.相談を受けた。深刻な悩みを打ち明けられ 心を動かされた。しかしゆっくりと 話を聴ける時間がなく、早く切り上げなければならない。

2.保護者から注意を受けた。自分ではその指摘は適切ではないと思う。状況を説明して、誤解を解きたいと思うとき。

3.講演会で周りの人のおしゃべりがうるさくて、話が良く聞き取れない。静かにして欲しいと伝えたいとき。

4.園長から主任を受けるよう勧められた。ありがたい話だが断りたいと思うとき。

5.保護者に話しかけても、受け答えがぞんだいで、伝わらない感じがする。話に耳を傾けて、

きちんと応えてもらいたいと思うとき。


《資料 なぜアサーティブになれないか》               

* 自己評価が低い(無力感、自信のなさ)「どうせ~~

* 「善・悪」「イエス・ノー」でもの事を考える 

* 比較して評価(自己評価の低さと関連)

* 問題を誇張し、最悪の状況を考える  

* 傷つき体験  

* ジェンダーの刷り込

* 周囲(社会)の期待、価値観に合わせる(外的抑圧)

* 自己イメージに縛られる(内的抑圧)

《イラショナル・ビリーフ(非合理的な信じ込み)》

 イラショナル・ビリーフ1

 自分の周りにいる人々のすべてから、愛されたい・評価されたい。

 イラショナル・ビリーフ2

 人はすべてのことに完璧でなければならない。そうでなければ、だめな人間である。

 イラショナル・ビリーフ3

人はよく考え、不道徳な行動をしてはならない。もしするようであれば、非難される存在である。

 イラショナル・ビリーフ4

物事は自分の好むやり方で行われなければならない。もしそうでなかったら、不愉快で恐ろしいことである。                       

 イラショナル・ビリーフ5

感情が乱れる原因は、外部にあり、嫌な思いに自分からなったのではない。

 イラショナル・ビリーフ6

自分に危険が迫ったり、病氣 になったりしたら、そのことで悩み続けなければならない。それは苦痛であり、恐ろしいことである。

 イラショナル・ビリーフ7

重要な責任や難しい事柄に向き合ってはいけない、どうせ失敗するのだから避けるべきである。

  イラショナル・ビリーフ8

自分は他人に依存しながらでないと、生きていけない。他者を必要としなければならない。

 イラショナル・ビリーフ9

人の過去の出来事が現在の行動の重要な決定につながる 過去に強い影響を受けたものは永遠に影響をもち続ける。

 イラショナル・ビリーフ10

他人に不安なことがおこったら、自分も不安になったり、怯えたりするべきである。

 イラショナル・ビリーフ11

人の問題には、正しく、適切な解決策があり、その解決策が見つからないことは恐ろしい。

以上、11のイラショナル・ビリーフはエリスが数年間の論理療法を用いた、クライエントたちから集めたものである。 Ellis,1999)

参考文献<日本カウンセリング学会 第37回大会  


≪アイメッセージのポイント≫

1.相手の氣 持ち、望んでいることを共感的に受け止める。

2.自分自身の氣 持ち、望んでいること、意志を観察する。

3.表現する時 避けること。

 自分の考え(議論を避ける) 感情(相手を攻撃するエネルギーになる) 

 批判(批判でなく提案)  曖昧な表現   操作的な行為


≪資料 アサーションで注意すること≫     

1.状況が困難なとき、その場で態度をはっきりさせなくても良い。

(後で連絡させてください、 もう少し待ってください、上司に相談させてください 保留する対応。)

2.アサーティブであるためには捨てなければならないことがある(失う)。捨ててもアサ―ティブにしたいかどうか 決めなければならない(ex上司からのセクハラ)

3.フォローする。その場ではアサ―ティブにしたつもりだったが、攻撃的になった(相手が傷ついた)あるいは、その時は言えなかった際は 必ずフォローする。

コズミックホリステック医療・現代靈氣

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