Facebook相田 公弘さん投稿記事 「裏に価値がある」というお話です。 _______
「貴いのは足の裏である」坂村真民
貴いのは頭ではなく手ではなく 足の裏である 一生人に知られず 一生きたない処と接し
黙々として その務めを果たしてゆく 足の裏が教えるもの しんみんよ 足の裏的な仕事をし 足の裏的な人間になれ(詩集『鳥は飛ばねば鳴らぬ』・ぱるす出版)
■解説 これまでに、どれだけ多くの人が、この詩を繰り返し読みながら、自分を励ましてきたことでしょう。 大半の人間は人に知られることもなく、日々の仕事を真面目にこなし、家族を守り、精神的にも、経済的にもゆとりをもって一生を終えていくのです。 そういう足の裏的人たちのおかげで、私たちは毎日安全な暮しを送れるのです。 そのことが理解できれば、私たちも足の裏的人間に徹して、人生を堂々と生きていけるはずです。 「裏」に価値があることを忘れてはなりません。
田中真澄の88話 田中真澄 著 ぱるす出版 _______
十五歳八か月で天国に旅立たれた“尾崎功”さんの「友情」という作文をご紹介させていただきます。
《私にとって「友情」とは、信頼でき助け合っていくのが友情だと思う。そして、心が通い合うことが最も大切なことだと思う。時には意見が食い違い、言い合う事も友情のひとつだと思う。なぜなら、その人のことを本気で思っているからだ。相手のことを思いやれば、相手も自分のことを必要と感じてくれるはずだ。
私には友が一番だ。だから、友人を大切にする。人は一人では生きられない。陰で支えてくれている人を忘れてはいけない。 お互いに必要だと感じることが、友情だと思う。 尾崎 功》
目に見えるものや、表面的で分かり易いものに反応しやすいのです。 しかし、本当に大切なものは、その裏に隠れていたりします。 有名人の分かりやすいヒーロー話しもいいけれど、我々一人ひとりが歩んできた人生の中にも、そのそれぞれの人を支えてくれた足の裏のような人が必ずいます。
ただ、目立たないようにしているから見つけにくいだけです。 そういう人に限って、自分のことより人のことを優先し、人の幸せを心から願っているものです。
僕は若いとき、昼間働いて、夜も交通誘導のアルバイトをしていた時がありました。 真冬の寒さで凍えそうになる中、車を停車させたりするので罵声を浴びることもありました。 そんな中、僕と同じように掛け持ちで働いているおじさんがいました。 そのおじさんは、別れて暮らす子供を大学に行かせてやりたいんだと言っていました。 受け取ってもらえるかも分からないけどと。 おそらくその子供は、そういう思いをして捻出したお金だなんて、知らないでしょうし、一生気づかないかもしれません。 でも、そういう人こそが、足の裏のような、陰で支えてくれている貴い人なのでしょう。 足の裏の恩に気づける人でありたいですね。
※魂が震える話より
あなたの欠点は?できるだけ沢山挙げてみてください。次は「欠点と思っていることに隠された長所」を 探して下さい。例えば優柔不断が欠点と思っているとします。
隠されていることは?「優しい」「慎重」「熟慮」…色々考えられると思います。
「それは素晴らしい私は優しい」と言ってみましょう。
自分で数えあげた欠点の全てに隠された長所があることが納得できるまで
次は欠点の反対語を考えます。
「優柔不断」が欠点と思っている人は「即決即断」を理想的なことだと思い込んでいるかもしれません。その理想に潜む 一番避けたいことを探します。
「独善」「独りよがり」「孤立」…これも色々考えられると思います。
「それはいけませんね。独善的な人」と言ってみましょう。
性格は個性であり 長短がないこと、単なる好みであることが納得できるまで・・・・
誰かと一緒にやってみると ありのままの自分を愛し受け入れる手助けになりますよ。
自分の想念、信じ込みから自由になり 本来の自分を取り戻す喜びを体験してください。
【不全感】
幼子は命の輝きに満ち 不全感とは縁遠い存在です。
大人になるほど 「私は誰?」「なんのために生きるの?」「死んだ後 どうなるの?」
「人間に生まれ、人間として生きるとは どんな意味?」 「毎日繰り返される 命の営みの意味は?」etc.考えてしまいます。
幼子は本来人間が持つ「魂感覚・ESP感覚」を失わず、「あるがままを受け入れて生きている存在」です。
然し私たちは言語を獲得するに従って「個別化」「社会化」の過程を歩み「個の確立」・「他に掛け替えのない独自な自分」を知るに至りますが 幼子の持つ「魂感覚・ESP感覚」「あるがままを受け入れて生きる喜び」を失ってしまいます。
これが 大人の持つ不全感となるのではないでしょうか?
心の構造が潜在意識と顕在意識に分けられ 顕在意識を海面に浮かぶ氷山の一角に譬えた解説はよく知られるところです。
潜在意識は顕在意識をはるかに超えるエネルギーを持っているので 顕在意識と潜在意識が食い違えば 顕在意識でどれほど頑張っても 心が満たされることは決してありません。
ところが私たちは 潜在意識に眠る魂からのメッセージを聴くことで 魂と一つになり 本来の自分を生きる喜びを取り戻すことができます。(もちろん潜在意識には 「自分を制限する不適切な信じ込み」も沢山あります。潜在意識のお掃除をすることはとても大切です。)
それから「吾であり・宇宙である」自らを体験し アイデンティティの変容を遂げていきます。
「ワンネスから産まれ、魂の成長と冒険の旅を楽しみ ワンネスに帰っていく」それが人生ではないでしょうか?
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