Facebook・能村 聡さん投稿記事 【自分のものなど何もないー所有って概念を疑ってみることー】
こういうことをいいますと、私有財産を否定するあなたは共産主義者ですかとか言われがちですが・・ここでは、イデオロギーではなく、むしろ、スピリチュアル(霊主体従)の観点からの話になります。
ほとんどの苦しさや辛さは、所有という概念から発しています。この概念への囚われ(執着)から離れることができると、随分、人は自由になれます。
男女関係もそうですね。人は人(他者)を所有などできません。もしそういうことならそれは奴隷的な支配隷属の関係です。所有は支配につながるのです。
この人は私の(所有する)夫だから、浮気は許せない。とか言いますね。
パートナーシップは所有関係とは全く違うのですが・・・別に不倫を認めているんではないですよ。
人は誰のものでもありません。子どももそうです。我が子とか言いますがあえて言います。子どもは親の所有物ではありません。
所有・被所有の関係になると、相手の自由を奪ってしまいがちです。相手への支配ということになりかねません。
所有という概念による縛りあいは、愛ではないんです。
嫉妬や焼もちなどの男女の間で起こる感情は、元をたどれば、この人は私だけのものという思いが隠れています。そうなるとっても苦しいですね。恋愛の葛藤ってそこがすごく大きいんじゃないでしょうか?
所有はもちろん人間関係にとどまりません。物質的な所有欲の際限のない拡大が、この地球環境を破滅の淵に追いやっています。
今持っている財産モノやお金は自分のものだから、減らさないように、失わないように、もっと増やそうと、ウィナーテイクオールのカジノ資本主義経済の中で、人から奪うことになる投機に財産をつぎ込んだりして、自分のものにしがみつく、これも所有から来ています。
幸せを理解するための簡単な方程式は
(幸せ感)=(所有物(財産など)の量)➗(欲望や執着心・いわゆる煩悩)
所有しているものが少なくても、分母の欲が少なければ、幸せ感は大きくなる、でも、いくらたくさん所有していても、分母の欲が大きければ大きいほど、幸せは遠ざかる。
世間の争い(裁判ざた)のほとんどに、所有への囚われや執着が関係しています。人間はこの概念から自由になれない限り、幸せにはなれないのではないでしょうか?
自分のモノなど本来、何もないのです。この肉体だって、借り物です。死ぬ時はこの地球にお返しするんです。むしろ賃料無料で借りている物として大事にケアしないといけませんね。
何かを所有し、もっとそれを増やそう、大きくしようという行為が限られた時間しかない大事な人生の時間を費やす価値あることなのだろうかと思います。
もっと精神的な成長や、他者との豊かなつながりづくりに、自分のエネルギーを使う方が、幸せになれるんじゃないでしょうか?
たくさんお金やモノを持っている人が、必ずしも幸せとは限りませんね。いつもいつも所有しているものを失う恐怖心に苛まれるからでしょう。
貪欲で独占的な所有からシェア(分かち合い・共有)へのパラダイムシフトがニューアース創造の課題となるでしょう。共有とは結局は、誰もそのものの所有者ではないということです。
別の視点からは、心理学者のエーリッヒ・フロムが著書『生きること』で語っているように、
To have(もっとたくさん所有すること)から To be(自分はどうありたいか、より良い自分を生きること)へ、意識転換する必要があります。
より大きな富や土地、モノの所有・蓄積、権力などの人の所有(支配)が人生の目的ではないはずだ。同じ”とく”でも、「得」より「徳」を積むべしです。
お釈迦さんが言っているように、所有していると思い込んでいるものへの執着(執著)を手放せば、苦しみは消えます。
初期仏典の「ダンマパタ」でお釈迦様はこう説いています
”愚かな人は「私には息子がいる」「私には財産がある」などと言って、それで思い悩むが、自分自身がそもそも自分のものではない。ましてやどうして、息子が自分のものであろうか。財産が自分のものであったりしようか”
本来、宇宙や地球はすべての人に、平等に恵みを与えていますね。これは無条件の愛、神の愛です。太陽はすべての人に分け隔てなく、無償で愛と光を降り注いでくれています。しかも電力会社やガス会社のように料金も請求してきませんね。
宇宙の愛は、惜しみなく与えることです。
この母なる地球はすべての人が平等に、幸せに生きていくために必要な資源やエネルギー、そして食べ物を備えています、それなのに超富裕な人がいる同じ地球で、貧しい人、飢餓の人がいるのは本当はおかしなことです。
地球の土地を境界を引いて、分割してここからここまでは私のものとか、我が国のものとかいうのも、変ではないでしょうか?宇宙から地球を見ても、人間が引いた”国境線”が見えるでしょうか?
一度、所有というこの三次元意識世界の常識を疑ってみてください。それは何か変だ、非常識ではないかと気づくかもしれません。
この地球は誰のものでもありません。みんなのものです。公平に分かち合うべきものです。しかし現実にはそうなっていません。
よく考えてみてください。
あなたがこの地球に生きていけるのは、大地が無条件に生きていくために必要な恵みを与えてくれるからです。その土地の所有者ではありません。
所有という概念にしがみつけばしがみつくほどは、分離や争い、競争という世界から抜けられなくなって、愛と調和の五次元意識から乖離していきます。
所有という概念は、三次元意識の領域での幻だと、早く気づいてください。
https://www.jst.go.jp/pr/announce/20041223/index.html 【植物と共生菌との共生メカニズムを解明】より
~共生関係を制御するタンパク質を明らかに~
JST(理事長:沖村憲樹)、国立大学法人大阪大学(総長:宮原秀夫)、および独立行政法人農業生物資源研究所(理事長:岩淵雅樹)の研究チームは、植物のプラスチドと呼ばれる細胞小器官に局在するタンパク質(CASTOR、POLLUX)が、菌根菌・根粒菌の植物への共生を制御していることを見出した。プラスチドが共生の過程に必要であることを示したのは世界で初めてのことである。今回明らかになったメカニズムは、共生関係を利用した環境低負荷型の持続型農業などの応用につながると期待される。
これは、JST・戦略的創造研究推進事業チーム型研究(CRESTタイプ)の研究テーマ「共生ネットワークの分子基盤」(研究代表者:東京大学大学院理学系研究科 川口正代司助教授)のチームメンバーである大阪大学大学院工学研究科の林誠助手、同大学大学院博士課程の武田直也、および生研センター・「新技術・新分野創出のための基礎研究推進事業」の研究テーマ「マメ科植物等のゲノム分析による根粒形成機構の系統的解明」研究代表者:独立行政法人農業生物資源研究所 川崎信二上席研究官、同研究所の今泉温子特別研究員らにより得られた研究成果である。12月22日付の英国科学誌「ネイチャー」にオンライン発表される。
<研究の背景>
陸上植物の大部分は、根において土壌微生物である菌根菌1)と共生することで、土壌中のリン酸などの養分を効率よく植物体へ供給している。また、ダイズに代表されるマメ科植物は、菌根菌の他に窒素固定のはたらきを持つ根粒菌2)とも共生することができる。植物の3大栄養素である窒素、リン、カリウムのうち2つの栄養素を供給する菌根菌・根粒菌(共生菌)との共生関係は、植物の生育にとって欠かすことのできないものである。
植物の共生に関する研究は古く、特に窒素固定のメカニズムについてはこれまでに多くの研究がなされてきた。共生に必要な植物の遺伝子の同定はここ数年で始まったばかりであるが、今回、共生に必要な遺伝子産物が根のプラスチド3)に局在することを世界で初めて明らかにした。
<具体的な研究成果>
植物と土壌微生物の共生において、植物は自らを取り巻く土壌微生物の中から、有用なもののみを区別し、共生関係をつくるために様々な戦略を発達させている。本研究では共生に必要な植物遺伝子を明らかにするために、マメ科植物のモデル植物であるミヤコグサから共生変異体を単離し、CASTOR、POLLUXという2つの遺伝子を同定し、解析を行った。
その結果、以下のような結果が得られた。
これらの遺伝子に変異がある植物では、菌根菌・根粒菌双方とも共生できなくなり、低窒素、低リン土壌では生育できなくなった。これにより、CASTOR、POLLUXは植物の共生に重要な役割を果たしていると考えられた。
これらのタンパク質はイオンチャネル4)と類似しており、共生の細胞内情報伝達に関与するカルシウムスパイキングという、カルシウムイオンの周期的な濃度変動に必要であることが分かった。さらに、二つの遺伝子産物はプラスチドに局在していることが分かった(図1)。このことから、植物のプラスチドが共生に必要であること見出した。
この2つのタンパク質は高い相同性を示すが、どちらか一方の機能が不全になっても共生できなくなる。この特徴について解析を進めることで、類似した2つのタンパク質がそれぞれどういった機能分担をしているか、また、進化の過程で共生メカニズムがどのように変化していったかなどの疑問に答えが出せると期待される。
<結果から得られた知見>
共生メカニズムの進化
一般に、真核細胞に共生したらん藻が進化の過程でプラスチドになったと考えられている。そのプラスチドで機能するCASTOR、POLLUXタンパク質が、マメ科植物と菌根菌・根粒菌との共生関係に必要であることは、共生メカニズムの進化を考える上で興味深い点である。
被子植物への応用
陸上植物の発展には菌根菌との共生が不可欠であり、そのメカニズムをもとに根粒菌の共生メカニズムがさらに進化したと考えられている。菌根菌は大部分の陸上植物と共生できることを勘案すると、CASTOR、POLLUXはミヤコグサのみならず、マメ科植物、さらには被子植物で広く保存されており、これらタンパク質は共生において本質的な機能を保持していると考えられる。
<今後の展開>
(1) 基礎研究面に関して
CASTOR、POLLUXタンパク質という新たなイオンチャネルファミリーが発見されたことで、イオンチャネルの研究に新たな視点を与えるものと期待される。さらに、これまで役割があまり理解されていなかった根のプラスチド研究に一層の知見をもたらすと考えられる。
(2) 応用面に関して
肥料に依存しない環境低負荷型の農業は21世紀の重要課題となっており、なるべく少量の肥料で効率よく栽培する持続型農業の開発が望まれている。そのような中、共生に必要な遺伝子の同定が進むことで、共生関係を制御し少ない肥料でも生育可能な栽培品種を作出するための分子育種が期待される。例えば、今回明らかになったCASTOR、POLLUX遺伝子を指標にすることで、共生能力の優れた品種の選抜が可能となり、低窒素型作物、低リン型作物の育種につながると期待される。
この研究テーマが含まれる研究領域、研究期間は以下の通りである。
JST 戦略的創造研究推進事業 チーム型研究(CRESTタイプ)
研究領域: 植物の機能と制御<研究総括:鈴木昭憲、秋田県立大学 学長>
研究期間: 平成14年~平成19年
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