5-ALA(ファイブアラ)「コロナ感染対策として注目」長崎大学病院で特定臨床研究

http://www.ktn.co.jp/news/20210210005/ 【5-ALA(ファイブアラ)「コロナ感染対策として注目」長崎大学病院で特定臨床研究】 より

2021年2月10日 21:13

新型コロナ感染対策として今、注目なのが「5-ALA(ファイブアラ)」という物質です。

もともと私たちの体の中にあるため安全で、サプリメントとして手軽に摂取することができます。

新型コロナウイルス感染症の治療薬の実用化に向け、長崎大学などが研究を進める天然のアミノ酸「5-アミノレブリン酸」=「5-ALA」です。

あまり聞き慣れませんが、私たち人間の体内にあるアミノ酸の一種で、がんの治療やサプリメント、化粧品などにも使われています。

長崎大学大学院熱帯医学・グローバルヘルス研究科 北 潔 教授 「この中に本当に大切なものが入っていて、これが多くの人を新型コロナから予防したり、救ったりできます。できるだけ早く実現したいと思っています」

今回、新型コロナの感染を強く抑制する効果があると分かり、治療薬の候補として注目されています。

5-ALAは8つ集まると「PPIX」=「プロトポルフィリンIX」という物質になります。

これが鉄と結合すると「Heme」=「ヘム」になります。

「ヘム」は新型コロナウイルスの表面にある「スパイクたんぱく質」に結合します。

「ヘム」が付いた状態だと、ウイルスは細胞に侵入することができなくなります。

そのため、体内でウイルスが増殖するのを防ぐことができるのです。

長崎大学大学院熱帯医学・グローバルヘルス研究科 北 潔 教授「試験管の中では、もう完全にある一定の濃度以上では、100パーセント増殖を抑えるんです。何度、試験をしても、その再現性も非常にいいんです」

長崎大学などがウイルスの抑制効果についてまとめた論文は、2月8日、国際学術誌に正式に掲載されました。

新型コロナウイルスを培養細胞に感染させる実験です。

緑色に見えるのはウイルスがある部分です。

5-ALAを投与しなかった方は ウイルスに感染した細胞が多いことが分かります。

一方、5-ALAを投与した方は感染した細胞がほとんど見られません。

感染を抑制する効果が高いことを示しています。

5-ALAは室温で長期間保存でき、低価格で安定した供給が可能です。

さらに、ウイルスの変異にも対応できる可能性が高いなど、多くの利点があります。

2月4日から長崎大学病院で、患者に5-ALAを投与する特定臨床研究が始まりました。

軽症または中等症の患者50人に投与する予定で、早期の実用化を目指します。


https://news.yahoo.co.jp/articles/c1884bb7f96fc40ba14df5cb1194b91ef446ade3 

【コロナ感染を天然アミノ酸が抑制する効果を発見 長崎大学とネオファーマジャパン】

より

2/10(水) 12:32配信

長崎大学は製薬企業との共同研究で、天然のアミノ酸に新型コロナウイルスの感染を抑制する効果があることを発見し、実用化を目指した臨床研究を始めています。

新型コロナウイルスの感染を抑える効果があると分かったのは、天然のアミノ酸「5-アミノレブリン酸」=「5-ALA(ファイブアラ)」です。

5-ALAは人間の体内でも作られているアミノ酸の一種です。

長崎大学と製薬企業のネオファーマジャパンは共同で研究を行い、培養した細胞で実験したところ、新型コロナの感染を強く抑制する効果があると分かりました。

研究成果をまとめた論文が2月8日、国際学術誌に掲載されました。

2月4日から長崎大学病院で患者に、5-ALAを投与する特定臨床研究が始まっていて、早期の実用化を目指します。

コズミックホリステック医療・現代靈氣

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