http://www.asahi-net.or.jp/~nu3s-mnm/kokyuunomeisou.html 【呼吸の瞑想】
https://ameblo.jp/ranyokohama/entry-12350629157.html 【脳呼吸】
Facebook・清水 友邦さん 投稿記事 体と心
絶望や苦痛を多く体験した人はたくさんの緊張をかかえています。横隔膜に緊張がある人が多いです。呼吸を浅く体を緊張させることで情動を感じないようにしているのです。
人々は自分の悲しみ、怒り、そして恐怖に触れることを恐れています。
筋膜に溜まっている怒りのエネルギーを放出した後に泣き始める人がいます。
そして悲しみを手放した後に、しばしば恐怖に触れます。恐れ、怒り、悲しみは愛が否定された時の感情です。心の奥にある恐怖をつくりだしていたものを感じ取る必要があります。
子供時代に母親が自分を部屋に置いて外出した時に母親が永久に去ってしまう恐怖に捕まってしまった人がいました。
母親はすぐに戻ってきたのですが緊張が身体に刻印されてしまったのです。
身体の緊張を緩めると、筋肉は柔らかくなり、広がります。
そして閉じ込められていた感情エネルギーが表面に出てきます。それをあるがままに許すのです。そうすると今ここにいつもある静けさに気づくようになります。
呼吸はリラックして、心と体の動きは自由になります。
あらゆる否定的な感情は過去に起こったことであり、今この瞬間には何も起こっていないことを確認します。
何度も何度も安全を確認すると信頼が築かれます。人は記憶に支配されています。
自分はどういう人間なのかは、どのような体験をしてきたかにかかっています。
こっぴどく人から罵られて惨めな体験をしてきた人は自分は惨めで不幸な人間だと思い込んでいます。
その記憶を自分だと思い込んでいます。今ここに惨めな私はどこにもいません。
頭で考えていた私は今ここにいないのです。存在は時間と空間を超えています。
今ここには何も問題がないことを知ります。暴力的な人も、意地悪な人もいません。
いるのは、愛を求めて傷つき、苦しんだ人がいるだけです。みな愛すべき人々なのです。
体の緊張が回復するプロセスは身体のシステムと関係しています。
人の体は60%(子供は70%・赤ちゃんは80%)の水分でできていて骨と筋肉は連なって律動的運動をしています。
脳脊髄液は頭からお尻の仙骨まで、各神経の中枢を包むように循環して一定のリズムで動います。
頭蓋骨は22個(脳頭蓋 6種 8個、顔面頭蓋 8種 14個)の骨があり(舌骨をいれると23個)、脳は頭蓋骨の中で脳脊髄液に浮かんでいます。
頭蓋骨は動かないと思われていましたが約100年前にウイリアム・サザーランド博士が頭蓋骨の結合部分は最大0.8ミリから0.3ミリの間隔で動いていることを発見しました。
それは1分間に6~12回のリズムで動いています。
脳脊髄液は第3脳室の脈絡叢(みゃくらくそう)で作られます。
硬膜の中で脳脊髄液が充満すると膨張し吸収されると元に戻るのです。
赤ちゃんの脳は生後6か月までに生まれた時のサイズの2倍の大きさになり、2歳になるまでには、さらにその2倍の大きさになります。
脳の急速な成長に対応できるように頭蓋骨は沢山のピースに分かれています。
膨張の際の「遊び」の役目を果たしているのが骨と骨とのつなぎ目である頭蓋骨縫合の部分です。
頭に5グラムの圧力で軽く手を触れます。
心を静めてじっと集中しているとやがて頭蓋が外側に向かって広がっている感覚が訪れます。
一端その動きを感じなくなり6~8秒するとまた広がりを感じます。非常に微妙な動きです。
この動きを感じる為には言語、分析、理性の左脳から知覚、直観、本能の右脳にバトンタッチしなければなりません。右脳の感覚を左脳は理性で批判します。
左脳は常に支配的で右脳の意見を強圧的に酷評しているので引っ込み思案の右脳は威圧的な左脳に萎縮してしまっているのです。
そのことに気がついたら左脳のおしゃべりを無視して感覚に従います。
精神的なショックを受けると感情的エネルギーが筋膜組織に吸収されて記憶します。
脳脊髄液を包んでいる筋膜は記憶装置になっていて抑圧された感情や記憶が数多く含まれています。
過剰なエネルギーを受けると緊張し脳脊髄液の循環リズムが狂ってしまうのです。
新生児は出産時に産道から少し頭が出始めた時点で、出産を早めるために介入され頭を後方に大きく曲げられながら引き出されることがあります。
そのために頭蓋骨底と頚椎がつながる部分の後方に問題を抱えた新生児がいます。
その後、筋膜の緊張が改善されなければ脳脊髄液の循環不良が起きます。
知覚・発声機能に異常がないにもかかわらず読み書きが困難な失読症は右側頭骨に付着している硬膜に異常があることがアプレジャーによって報告されています。
心的外傷や怪我や事故などのショックは身体に記憶されています。
筋膜をリラックスした状態に誘導するとアンワインディング(緊張をほぐす体の動き)が起きてスティルポイント(静止点)に入り動かなくなります。
過去に起きたエネルギーの再現が起きて過剰なエネルギーが放出されて深いリラックスが起きます。
緊張をリリース(解放)して循環リズムが正常になり長年の症状が劇的に改善した人は多いです。
身体にはバランスを回復しようとする自然治癒力があるので
エネルギーの流れが改善すると体は本来の状態に戻ります。
あらゆる現象に実体はありません。すべては関係性によって起こり変化しています。
いまここはいつもかわらない静けさがあります。
そのことに気がつくと�生まれることも死ぬこともない本当の自分に出会います。
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昨日、呼吸道の2回目の講座が終了しました。
毎週の講座に参加していただくことで少しずつ脳の回路が組み変わっていきます。
18世紀に産業革命が起きるとそれまで続いてきた絶対君主制の国王は倒れ議会政治がおきました。
頭が王となり身体を支配しようとする時代は終わっています。
身体が「いやだ、ノー」といっているのに頭が強制すると革命が起きて病気になります。
独裁政権は国民の不満が爆発するので民主化されなければならないのです。
最終的には統合の時代に落ち着きます。
http://www.miyano-chiryoin.jp/breath/index.html 【脳呼吸法】
脳呼吸法によって生命力が向上したかどうかは、第一に頭が小さくなったかどうかでわかります。脳呼吸法を行う前に耳の付け根(上端部)から頭頂の長さを測定しておきましょう。
両手根を側頭部耳の付け根上端につけ、指尖を頭頂に向けた状態で手のひらを頭に密着させ、親指の付け根で頭の大きさを測ります。頭が大きいほど脳呼吸がうまく行われていないということで、脳呼吸法の前後に行うと頭が小さくなるのがわかります。
また、CSFが滞留して脳のはたらきが低下していると、胸の脇やお腹などの皮膚がたるんで、つまみやすくなります。それだけ水分が滞っているのです。ホームケアの前に自分の皮膚をつまんでみて、何センチくらいつまめるか、たるみの状態を確認しておきます。
脳呼吸法の前後に行うと皮膚のたるみが少なくなるのがわかります。
自分自身の生命力のレベルは自分の意識ではなかなかわかりません。このような基準で検査して、自身のその時のコンディションを確認し、疲れていると思ったら思い切って休養するだけでなく、ホームケアの回数を増やすというようなことも重要です。
手上げ法、箇条書きや注意とともに
①仰向けに寝て、両腕を伸ばしたまま体側につける
②左腕をまっすぐ前から上方に上げていき、左耳につけるようにする
③その姿勢を15秒間保持する
④15秒数えたら上げていた左腕を戻す(手順①の姿勢に戻る)
⑤手順①の姿勢で15秒保持する
⑥これを5~10回程度、15秒間隔(上げて15秒、戻した状態で15秒)で繰り返す
<注意点>
左腕を上げていく時に脇が空いてしまうことなく、肘が体側の線よりも内側にあること
力まないこと(余計な力が入ると、体の防御反応が働いて効果が得られない)
肩関節の硬さや痛みがある場合には、無理なく上がるところまで
※書籍『「脳の呼吸」を整えればあなたの全身はよみがえる!』では、左右交互にと書きましたが、ほとんどの人は左腕だけでかまいません。そして、交互に行うよりも、その人に合った片側だけで行う方が効果は高いです。99%以上の人が左腕で効果が出ますが、左腕で行っても効果がない場合には、先天的な理由があるケースです。そのような方は右腕でも行ってみてください。
かかと上げ法
①椅子に座って(ソファなど背もたれに寄りかかってもOK。前屈みにならないこと)正面を向く
②右足のかかとを1ミリから1センチ程度わずかに上げる。(つま先は床についたまま)
③その姿勢を15秒間保持する
④15秒数えたら上げていた右足かかとを戻す
⑤手順①の姿勢で15秒保持する
⑥これを5~10回程度、15秒間隔(上げて15秒、戻した状態で15秒)で繰り返す
<注意点>
かかとを上げすぎないこと(かかとを上げすぎると、身体が体重移動を実感して防御反応が働き効果が得られない)
力まないこと(余計な力が入ると、体の防御反応が働いて効果が得られない)
※書籍『「脳の呼吸」を整えればあなたの全身はよみがえる!』では、左右交互にと書きましたが、ほとんどの人は右足だけでかまいません。そして、交互に行うよりも、その人に合った片側だけで行う方が効果は高いです。99%以上の人が右足で効果が出ますが、右足で行っても効果がない場合には、先天的な理由があるケースです。そのような方は左足でも行ってみてください。
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