不滅の御神火

尽きぬ火に熾る心や初詣 五島高資

https://ameblo.jp/pool/entry-10017399418.html 【古峯神社 (鹿沼市)】より

鹿沼市中心部から、大芦川沿いに西へ約28km。山間の「古峰ヶ原(こぶがはら)」の中心地にあるのが、今回紹介する「古峯神社(ふるみねじんじゃ)」です。

首都圏からの観光客も多く来られることから、「古峰ヶ原」の案内看板もしっかり出ており、

2車線道路ですが、広々と綺麗に整備された道路が続きます。

古峯神社1 神社手前6kmにある「一の大鳥居」古峯神社は、1300年の歴史がある神社。

御祭神は「日本武尊(ヤマトタケルノミコト)」。決して大きな神社ではありませんが、

古くから修行の地として多くの僧が集まっただけあり、荘厳な雰囲気が漂います。

本堂は藁葺き屋根。

修行の地だけあって、本堂の中に気軽に入ることが出来ます。ちょうど入ったときには、「祈祷」が行なわれていました。

琴の調べで御祭神の前で鈴を振りながら、舞う巫女の姿は、感動モノでした!!

写真を撮るのが好きな私でも見入ってしまって、シャッターを押すなど思いも出来ませんでした。

ぜひ古峯神社に来たら、「ご祈祷を受けるか」、誰か受けるのをご相伴ください。

別名「天狗の杜」とも呼ばれ、神社内には多くの天狗の面が飾られています。

祈祷を受けるまで待つ待合所や、食事を取ったり宿泊したりできる大広間など設備は充実しています。「御直会」と言われる昼食は、御神酒も付いて1050円~。

1泊2食付きの色は雲、一般部屋6300円、個室7350円で出来ます。

通路には、「不滅の御神火」と言われ、創祀以来絶やしたことが無い御神火が。

湯気に当たると、無病息災だとか。

本堂の脇には、「古峯園」という庭園があります。(入園料:大人300円、小人200円)

古峯神社5 入り口部分(意外と目立たない・・・かも)

大芦川を引き込み、2万5千坪の大庭園が広がっています。

季節によって様々な花を楽しめるようですが、最大の見所は紅葉の季節!!

(略)


http://kannonbook.jp/blog-entry-506.html 【古峯神社】

「円空の足跡を訪ねて」ツアーでは古峯神社に宿泊しました。古峯神社はとても良いところでした。

以下、印象に残った箇所を紹介します。

・不滅の御神火

古峯神社では創祀以来御神火(聖なる火)を絶やしたことがないそうです。その不滅の火で直径70センチメートル、容量80リットルの大湯釜でお湯が沸かされており、沸き立つ霊気(湯気)に当たれば、無病息災で過ごすことができると言われているそうです。

・天狗

古峯神社は別名「天狗の社」とも呼ばれ、宿泊場所には天狗の面などがたくさん掲げられていました。これは昔より古峯神社では天狗信仰が盛んだからです。

・朱印

古峯神社の朱印はとてもユニークです。4つのパターンが張り出されていました。

・大きな部屋

宿泊場所には大小様々な部屋がありましたが、大きな部屋は本当に大きかったです。下の画像は我々が食事を取った場所です。当日、宿泊していたのが我々だけでしたので、部屋の片隅にお膳が置かれていました。

・立派な拝殿

拝殿の彫刻はとても立派で、見応えがありました。

・早朝の境内

宿泊した人は午前7時より行われる朝の一番祈祷に参加します。祈祷が始まる前と終わった後に境内を散策しましたが、やはり祈祷前の早朝の方が気持ちよかったです。日の出の時間前後が一番心地よい気がしますがどうでしょうか。】


http://www.jinjya.com/sp/180815.php?PHPSESSID=31fe2dd9e441b2f2dd67572dfeffb9cc 【山のなかの天狗の社 古峯神社を探訪】より

東北自動車道鹿沼インターチェンジから車で約50分。山のなかで大いに賑わう“天狗の社”、古峯神社をご紹介します。

度肝を抜かれる巨大鳥居がお出迎え

天狗の神社の情報をネットで目にしたのは、数年前のこと。ひと目見て「いつか行ってみたい」と思っていた神社へ、ついにでかけてきました。

実際に訪れてみると、「こんな神社があったなんて!」と驚くことばかり。めくるめく天狗の社の様子をご紹介します。

天狗の社こと古峯神社(ふるみねじんじゃ)があるのは、栃木県鹿沼市の古峰ヶ原(こぶがはら)。日光開山を成し遂げた勝道上人が修行したことから、日光全山の僧坊たちが明治維新まで修行してきた場所です。現在の古峰ヶ原は、ハイキングコースが整備され、ハイカーに人気のエリアとなっています。

御祭神は日本武尊(やまとたけるのみこと)。社伝によると、約1300年前に隼人という人物が日本武尊の御神徳を慕い京都より遷座したのが始まりとのこと。天狗の社としても知られており、境内には天狗の面や像があり、天狗が描かれる御朱印が人気を博しています。

アクセスは東北自動車道鹿沼ICから約34km。高速道路を降りてしばらく走ると、神社から20kmほど手前に「古峯神社参道」の標が。これほど手前から参道とされていることに驚きましたが、神社の手前6kmのところには圧巻の大鳥居があり、さらに驚くことになりました。この「一の大鳥居」は、高さ約25m、ビル8階建て相当の大きさで竣工当時は日本一の大きさだったそう。緑深い山道を進むと突然ひらけた集落の先に突如現れた巨大建造物に「これはすごい神社なのでは」と、思わずテンションが上がりました。

神社の手前、古峰原街道沿いにある「一の大鳥居」。その驚くべき大きさを表現するために、鳥居の下に立ってみました。

平日でも参拝者が続々

石塔にはあの人物の文字が!

神社に近づくと、みやげ店が数件並び、にわかに賑やかな雰囲気に。手前と奥の2カ所の駐車場があったため、どこに停めるべきか迷っていると、みやげ店のご主人がでてきて「この手前の駐車場に停められるよ」と声を掛けてくれました。車を降りてお礼を言うと「これからどんどん混んでくるから、手前の駐車場に停められてよかったね」と言います。

訪れたのは火曜日の午前中。ふと周りを見ると、続々と参拝者が神社の中へと歩いていきます。平日にもかかわらず多くの参拝者がいるのに、またもやびっくり。

とまどいつつも境内へ向かうと、鳥居と「古峯神社」と記した石塔があり、裏にまわると、「吉田茂謹書」とありました。この場所で、戦後初の内閣総理大臣を務めた吉田茂の文字と出会えるとは、なんだか不思議な気分です。

鳥居をくぐると参拝者のグループである「講」が奉納した石碑もズラリと並んでいます。古峯神社の公式サイトによると、全国に約2万もの講中があり、崇敬者は200万を超えるとのこと。全国から篤い崇敬を集める神社のようです。

鳥居の右にある石塔の文字は吉田茂元首相によるもの。

右手手前に見えるのが玄関。チキンなライターは「ご祈祷でもないのになかに入ったら怒られるのでは」と思い、危うくそのまま帰るところでした。

御朱印の見本は、御神前に向かって左手手前。さまざまな天狗の御朱印は趣のあるものばかりで人気があるのも納得です。

大人気の

御朱印は33種類!

境内へ歩を進めると、正面に古峯園(こほうえん)と名付けられた庭園があり、庭園の手前右手の石段をあがると社殿があります。茅葺きの趣のある社殿の前で参拝を終えると、なんだか違和感があります。その違和感とは、「参拝者はたくさんいるのに、社殿の前で参拝している人が異様に少ない」ということ。

よく見ると、お賽銭箱が置かれた脇に玄関があり、参拝客がどんどん吸い込まれていきます。どうやらなかに入れるようです。

靴を抜いて社殿に入ってみると、長い廊下がのびていて、とてつもない広さ。左に進んでみると大広間にお賽銭箱や御簾があり、その前で多くの人が着座して参拝していました。たくさんの神社を参拝してきましたが、自由に昇殿して参拝できる神社は初めてです。

広間の左手に目をやると、天狗が描かれたさまざまな御朱印の見本が張り出されていました。古峯神社は、御朱印の種類が多いことでも知られています。今回張り出されていた御朱印は33種類。2017年の情報では27種類となっていたので、どんどん増えているようです。

印刷と直筆の2種類があり、直筆の場合は2時間待ち、3時間待ちは当たり前。絵柄により書く担当者が異なっているため、当日いただける御朱印の種類も限られています。

直筆の御朱印の受付に行き、試しに待ち時間を聞いてみると今なら2時間待ちとのこと。この程度の待ち時間なら外の庭園を見たり、食事を取れば待てないこともありませんが、今回は好きな絵柄を選べる印刷をチョイス。希望の番号を御神前前の小札授与所で伝えると、日付のみ直筆の御朱印をすぐにいただくことができました。

御神前の脇には天狗の木像が。

「天狗の間」にあった大天狗と烏天狗の面。廊下にもさまざまな天狗関連の奉納物が掲げられていました。

御祈祷後には直会(昼食)1080円~をいただくこともできます。写真は直会会場へと続く長い廊下。

社殿内では大天狗や

烏天狗にご対面

御朱印をいただいたあとに社殿内を見てまわると、天狗の像や面、下駄などが掲げられています。一番見応えがあるのが、「天狗の間」にある顔の長さが約1.6mある面。欅を一刀彫りでくりぬいて作成したもので、江戸期の作と伝えられています。

これら天狗関連の物は、心願成就のあかつきに奉納されたもの。天狗は御神祭の神使であり、災難が起こったときにただちに飛翔して災難を取り除く力があると信じられているそう。その数や立派さから、たくさんの窮地を救い、願いを叶えてきたことが見てとれます。

廊下の先には、大きな茶釜もあり「古峯神社不滅の御神火」の文字が。創始以来絶やしたことのない御神火であり、沸き立つ霊気(湯気)に当たれば無病息災で過ごすことができるそうです。かすかな湯気に当たり、奉納物をさらに見学して参拝を終えました。

庭園散策を楽しんだり直会(昼食)をいただいたりすることもできるので、次回は直筆の御朱印を待ちつつ、もっとじっくり天狗の社を参拝してみたいものです。

こちらがいただいた御朱印。ちょっぴりユーモラスな烏天狗が描かれています。


https://ameblo.jp/torytoge/entry-12836385386.html 【ヤマトタケルがなぜ天狗に好かれるのか❓】より

前日光・古峯神社。天狗の宮として有名である。

日光開山・勝道上人(735~817)によって創建。修験の行場であり、もともと仏閣であった。

明治に入って神仏分離令によって神社になり、この時に祭神を日本武尊としましたが、それ以前に日本武尊を祀っていた確かな史料は見当たりません。突然出現した感じです。

もともと仏閣であったため、本殿・拝殿はなく、本堂に祀られています。ただし、堂内での撮影は禁止。

堂内の巨大天狗面。公式Xから。

堂内には日本武尊の事績を表す巨大な絵画が並んでいます。

「天狗、どんだけ日本武尊が好きなんだよ」というのが、素直な感想です。

天狗で知られる武尊山系も日本武尊を祀っているし、何故、天狗は日本武尊を好むのであろうか?

以下、過去の記事からの抜粋になります。

『天狗、そして仙道の秘奥義。』

【天狗のあらまし】現在の天狗のイメージは鼻高天狗であるが、もとは有翼で嘴がある烏天狗を指して単に「天狗」と言っていたという。現在のイメージは、足利八代将軍義政…

リンク  ameblo.jp

【天狗の始まり】

奈良時代に聖徳太子が命じて書した「先代旧事本紀大成経」には

天狗とは、須佐之男命の 猛気が満ち溢れ出た吐しゃ物・天逆毎(アマノザコ)より始まる。女神であり、姿は人間に近いものの、顔は獣のようで、高い鼻、長い耳と牙を持つ。物事が意のままにならないと荒れ狂う癇癪持ちで、力のある神をも千里の彼方へと投げ飛ばし、鋭い武器でもその牙で噛み壊す強靭な租借力を持つ。また、天邪鬼のように物事をあべこべにしないと気の済まない衝動を持ち、前のことを後ろ、左のことを右などと言う支離滅裂で不整合なことを言い放っていた。

自らと同様に、子供の天魔雄(アマノサク)を吐き出すが、後に天魔雄は九天の王となり、荒ぶる神や逆らう神は皆、この魔神に属した。彼らが人々の心に取り憑くことによって、賢い者も愚かな者も皆、心を乱されてしまう「錯乱の神」である。

後々の書物に天魔雄命が日本の天狗の祖で、後世天狗となった者たちはみな眷属であると書かれている

この天魔雄(アマノサク)の生まれ変わりが、日本武尊だそうです。

ホントなのか?と思われるかもしれませんが、世界各国の王族に大物の魔の類が生まれ変わることは、あります。有力者の血族として、狙って生まれてくるのです。

そして、尊の最初の事績は双子の兄の殺害です。

『古事記』によれば、景行天皇が大根王(三野国造の祖)の娘の兄比売・弟比売姉妹が美人であると聞き、大碓命(日本武尊の双子の兄)がその視察に遣わされた。

しかし大碓命は姉妹を気に入って密通し、天皇には偽って別の女性を献じた。

以降、大碓命が朝夕の食膳に出てこないので、天皇が小碓命(=日本武尊)に

「ねぎし教えさとせ(ねんごろに教えよ)」と命じた。

しかし5日経っても大碓命が出てこなかったので、小碓命にどう教えたのか問うと、

大碓命が明け方に厠に入った時、捕まえてつかみつぶし、手足をもぎとってムシロに包んで投げ捨てた、と言った(「ねぎし」の誤解による)。

景行天皇的には大根王を従わせる意味で兄比売・弟比売姉妹が手元にいればよかった(人質)だけで、俺の女という感じではなかったので、息子である大碓命に思うところはなかった。むしろ、それがきっかけで親子関係がおかしくなり、政争の具になる事の方が問題が大きい。天皇自ら出向くと相手が構えるかもしれないので、代官として弟を向かわせたつもりであった。

その弟がやらかしてくれた。後継者問題として新たに小碓命の扱いに困ることになり、「傍に置いておくわけにもいくまい」ということで、彼に熊襲征伐を命じた、ともいわれます。

そして熊襲を騙し討ちした後も外征を命じ続け、出雲でも騙し討ちをしたり、多くの山の開山になったり、最後は伊吹山の神の祟りで死亡、尊は皇位を継承しなかったのです。

今で言えば、サイコパスとかそういうものだったのかもしれません(不敬)。

とはいえ、尊が行ったことは結果的に朝廷の版図を拡大し、騙し討ちの結果、他部族の殲滅のようなこともなく、流血は最小限で済んでいます。

そして、尊の息子は仲哀天皇です。現在の皇室は日本武尊の子孫でもあり、天魔雄すら、皇室は受容しているのです。

つまりは、日本武尊を祀っている神社は、天狗の真祖たる九天の王・天魔雄を祀る宮でもあるのです。

なので、天狗(=魔王)がいるところには、安心して尊を祀るとよい。

ちなみに、日本武尊は十二山神にも好かれる質です。

コズミックホリステック医療・現代靈氣

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