https://www.welcomekyushu.jp/event/?mode=detail&id=9999900038695&isSpot=1&isEvent= 【白鳥神社】より
玉之浦湾に面した海岸沿いに建つ白鳥神社は、五島で五社神社に次ぐ2番目に古い神社です。698年、文武天皇が日本武尊(ヤマトタケルノミコト)を守護神として祀りました。一羽の白鳥が飛来し、「我は神の化身なり」と言ったことにより、白鳥宮と称えられています。湾内に向かって鎮座しているため、海上から直接参拝でき、鳥居をくぐって振り返ると絶景です。
古くは804年、遣唐使と共に旅立つ最澄が参詣したと伝えられ、1889年(明治22年)には、内閣総理大臣伊藤博文、元帥大山巌、海軍大将樺山資紀等が訪れました。
毎年9月下旬には白鳥神社例大祭があり、夜には国指定重要無形民俗文化財の五島神楽が行われます。
所在地 〒853-0411 長崎県五島市玉之浦町玉之浦1629
https://www.fullygoto.com/sightseeing/spot%E2%91%A0/ 【ファインダー越しの五島の絶景。 地元カメラマンのオススメスポット①】より
海を向いて立つ白鳥神社
その昔、神の化身として現れた白鳥から名付けられたという、玉之浦地区にある「白鳥神社」。その名にふさわしく可憐な神社です。玉之浦トンネルの手前から旧道に入り、ゆるい上り坂を少し行くと神社への入り口があります。細い山道を下ると海岸に出ますが、その対岸の高台に、海を望むように鎮座するのが白鳥神社。
急な階段を登り、来た道を振り返ると、鳥居と水面が織りなすなんとも美しい景色が。森に囲まれ苔むした境内は神秘的で、時折走る船のエンジン音と潮の香りがなんとも心地良い空間です。またここには狛犬ならぬ狛馬?が置かれているのですが、勇壮な立ち姿に対し、正面からみるととっても可愛い顔をしています。白鳥神社に行ったらぜひ正面に回って、その愛くるしい顔を写真に収めて下さいね。
場所: 長崎県五島市玉之浦町玉之浦1629番地
https://ameblo.jp/yasubee830/entry-12816159283.html 【【五島の寺社:⑥⑦ 白鳥神社・大山祇神社(アコウ)】パワースポットを巡る夫婦旅】
2023年8月 五島列島の福江島を巡ってきました。
今回の旅は ・カトリック教会 ・神社仏閣 ・自然・展望 ・福江市内 ・ばらかもん
の5つのテーマに分けてみました。
【 神社仏閣を巡る旅 】
①巌立神社 [五島市岐宿町岐宿] ②濱窄神社 [五島市三井楽町濱窄]
③魚藍観音 [五島市三井楽町貝津] ④七嶽神社 [五島市玉之浦町荒川]
⑤大宝寺 [五島市玉之浦町大宝] ⑥白鳥神社 [五島市玉之浦町玉之浦]
⑦大山祇神社 [五島市玉之浦町玉之浦] ⑧五社神社 [五島市上大津町]
⑨明星院 [五島市吉田町] ⑩大円寺 [五島市大円寺町]
⑪八幡神社 [五島市下大津町] ⑫城山神社 [五島市池田町]
⑬観音寺 [五島市幸町] ⑭善教寺 [五島市上大津町]
⑮清浄寺 [五島市上大津町]
大宝寺から県道50号を北上し、途中で逸れて林の中の細い道を下っていくと、白鳥神社があります。海に面して鳥居が建っています。
日本武尊を祭神とする白鳥神社は、大宝2(702)年に創建された古社で、五島では福江の五社神社に次ぐ古い神社です。
石段を上っていくと、左右に石垣があり、その上に狛犬がいます。阿形の方は後ろ脚を上げています。顔はやはり独特です。
吽形は下から睨んでいるような感じです。阿形も吽形も後ろ脚は省略してあるようです。
狛犬の先の鳥居をくぐり、更に石段を上っていくと拝殿があります。向拝虹梁の上の蟇股には丸に花菱紋。五島氏の紋です。
拝殿の前にも狛犬。こちらは顎がないというか、首がないというか、やはり独特な風貌です。
拝殿でお詣りさせて頂きます。
拝殿の内部には神輿もありました。9月の例大祭で使われるものです。
拝殿の右手に石祠が2つ並んでいます。
左手には八坂神社の鳥居がありますが、社殿はありません。瓦がたくさん並べられていたので、今後再建されるのかもしれません。
拝殿の左奥に石段があり、その先に本殿があります。
流造の本殿は正面に唐破風があり、人里から多く離れた岬の先端にあるとは思えない、立派な建物です。向拝の欄間にも細かい彫刻があります。
石段を下っていくと、海に向かっていく感じが気持ちいいです。
鳥居の先は海に続く階段があり、海から直接お詣りできるようになっています。対馬ではこういう神社があちこちにありましたが、五島ではほとんど見られません。
海の向こうには、ちょうど正面に七ッ岳が見えます。
白鳥神社から県道に戻って、ずっと北上していきます。玉之浦の街を過ぎ、小浦海水浴場の駐車場に車を止め、民家の横を歩いて行くと、大山祇神社の鳥居が見えてきます。
鳥居の先に細い階段が続いています。
何本あるのかわからない絡み合ったアコウがトンネルのようになっていて、参道はその間を抜けていきます。
アコウのトンネルをくぐって振り返るとこんな感じ。
拝殿の前には狛犬が正面を向いていました。
白鳥神社と同様に、顎と首の境目のない、かわいい狛犬です。
社殿の周りは深い森に囲まれています。
拝殿の後ろの本殿は、質素ながら脇障子もついていました。
拝殿の前には石灯籠が4基あります。アコウの下を抜けてくると、向こうに2基の間を通ってきます。帰りはこちらの2基の間を下ります。
拝殿の前から、アコウの複雑に絡み合った根っこの前を通って下ります。
【五島の寺社:⑧ 五社神社】 に続く・・・
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