皆に支えられて

Facebook長谷川 淳史さん投稿記事

間違いのない正しさ、乱れのない秩序を求める者は、この天地の原理を知らない者である。彼はものごとがいかにつながり合って存在しているかを知らない。

     ―――荘子

Facebook相田 公弘さん投稿記事

周りの人は、助けて「くれない」のではなく、あなたが、助け「させない」だけなんんです。

「ノラ猫」の法則 心屋仁之助

うちの近所にノラ猫がいます。どんなに呼んでも、近寄ってきません。エサをあげようとしても逃げていきます。そのネコが怪我をしていても、近寄ると逃げるので、助けられません。

イライラする人には、こんなノラ猫のような人が多いようです。周りが全部敵に見える。

敵だから甘えてはいけない。敵だからおなかを見せてはいけない。

だから、実はたくさんの人がその人を助けようとしているのに、「いいです」「大丈夫です」と言って、仕事を持って逃げていってしまう。だから助けられないのです。

そして、自分ひとりになって、仕事を抱え込んでフラフラになって、挙げ句の果てに「誰も助けてくれない」と周りを敵視してイライラする。こういう人の多くは、昔に痛い目に遭ったことが多いようです。二度と同じ嫌な思いをしたくなりから、「助けて」と言えないのです。

もしくは、自分は助けてもらえない、優しくしてもらうのが似合わない人間だと思っています。

また、昔からある程度器用で、重宝がられてきたり、ほめられるとうれしくなって、他人にやってもらうより自分でやる方が納得のいく、という人もいます。

他人にやってもらって満足のいく結果にならないとき、自分の評価が下がるのを怖がっている、ということもあります。やっぱりここでも「怖い」が出てきますね。

だから、人に助けてもらうことができないのです。

そうやって、全部自分で抱え込んで、いっぱいいっぱいになってしまう。一つひとつの仕事の精度も落ちてきて、時間もなくなってイライラし始める。

それまで「手伝わせないように」してきたのに、ここまでくると「誰も手伝ってくれない」に早変わりし、イライラしてしまう。

さらには、仕事を「自分にしかできない仕事」として複雑にしてしまうことで、自分の存在、居場所を保とうとします。

秘密主義になって、自分以外はこの仕事の流れがわからないようにしてしまうのです。

そして「あなたがいないと困るよ」と言わせることで満足してしまう。それによって「自信」を保ってきた。そうやって自信を「作って」きた。

そうしないと、自分ができない人間だっていうことがバレてしまうから。

そんなことはありませんか?

そして、仕事がいっぱいになってテンパってきたり、判断ができないトラブルに巻き込まれたりし始めると、「本当はできない自分」が露呈しそうになって、怖くなって暴れ始める。

でも、誰も手を出せないようにしてきたから、みんな手を出しません。

すると、誰も手伝ってくれない、私だけ残業して、みんな楽して・・・・とイライラして爆発してしまうのです。

ものすごいカラ回りですね。そんなときは、さっさと認めてしまいましょう。

「え、何を?」「自分はできない人間なんだ」ということを、です。

「えー、できるわよ」って怒らないでください。「できる人」は、実は「できる」とあまり言いませんし、アピールもしません。そんなことしなくても、できるから。逆にもっと謙虚だったりするものです。

そして、残念なのですが、そうやって頑張ってできる「ふり」をしていることは、実は周りからは全部お見通しだったりします。

だから、早く「ノラ猫生活」をやめてしまいましょう。

「助けてください」「実はできないんです」とみんなに打ち明けてみましょう。

みんな優しいから、「知ってるよ」とは言いません。大人ですから。

でも、みんな知っていますし、あなたを助けたいのです。正直に、素直に打ち明けてくれれば、やっと周りはあなたを助けることができるのです。

あなたの周りの人は、助けて「くれない」のではなく、あなたが、助け「させない」だけだったのですから。うん、なかなか言えないですね。

そんなときも、はい、この呪文です。

「負けてもいい」「バカにされてもいい」「損してもいい」そうつぶやいてみましょう。

大丈夫。負けないし、バカにされないし、損もしない。いっぱい、得します。

※思わず涙する感動秘話より


Facebook岡本 よりたかさん投稿記事「おひとり農業」

編集者でもある鈴木 七沖さんから、このタイトルを提案されたときは、正直抵抗があった。

僕は、自給自足はひとりではできないとずっと言い続けている。孤独な農業はむしろ専業農家の方であり、自給的農業をする人たちは、仲間と支え合って行う場合がほとんどである。

ビジネスとしての農業ならばむしろ他人の指南が邪魔をする事があるからこそ、一人で行う方が効率いい時もあるのだが、自給的農業では精神的に辛い。

それに自給となると栽培品種は増え、とてもじゃないが一人ではこなしきれなくなるだろう。だからこそ、仲間と支え合い、分け合い、交換し合うことが必要なのだ。

僕はコミュニティの大切さを常に唱えているのだが、その僕がおひとり農業という言葉を使う事は今まで無かった。

しかし、編集者の書いた企画書を読んでいて、ふと閃くことがあった。

それは、自分自身を癒すための農業。

農は人の心に温和な感情をもたらす。植物と接し、虫と接し、微生物と接していると、多くの生命体との共和を感じることができる。

一人で農をしていても、必ず周りの多くの生命体の力を感じ、助けをいただきながら作物は育っていることを知り、そしてそれが癒しになるのである。

つまり、自給的な農業とは"自分のために行う農業であって、誰かのために行う農業ではない"。

他人に振り回されることもなく、強引な指示や要望があるわけでもなく、常に自分のために勤しむ農であるということだ。

自分のために行うからこそ、「おひとり農業」ではなかろうか。

僕はIT技術者でもあり、常に孤独だった。他人から何かを奪うことばかりを考える仕事だった。

つまり他人との接触に疲れ果ててしまったのだ。

そんな時、農業なら他人との接触を避けて、本物の孤独になれると思い、この世界に入り込んできた。

しかし、それは違った。無農薬、無肥料栽培は、草と虫と微生物と太陽と雨とそして風の力を大いに借りる。

孤独になった途端に、身の回りにいる多くの協力者たちに気づくことができたのである。

だからこそ、「おひとり農業」である。

この本のタイトルを見て、どんな目的を持って買ってくれるのかは分からないが、孤独のように見えて実は多くの協力者たちに囲まれていることを知ってほしい。

そして、その先のコミュニティの大切さも知ってほしいと思う。

※岡本よりたか著 「おひとり農業」は2024年6月25日より店頭販売開始。

編集者は、かの有名な鈴木七冲さん。挿絵はオカモトデザイン。内外出版より。Amazonにて予約販売開始しています。

https://amzn.asia/d/dOAePjG

コズミックホリステック医療・現代靈氣

吾であり宇宙である☆和して同せず  競争でなく共生を☆

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