宇宙の心

Facebook長堀 優さん投稿記事

ホツマツタヱ、カタカムナなど神代文字による古文献が近年注目を集めるようになってきました。ご存知のように、神代文字文献はとても難解です。

 しかし、神がかり的な経緯でホツマを見出した松本善之助先生、そして後に続くいときょう先生、千葉富三先生、池田満先生などたくさんの研究者たちのご努力により、ホツマツタヱは素人にもわかりやすい形で世に広まってきました。

カタカムナも同様です。吉野信子先生、天野成美先生たちのご活躍に心からの感謝を捧げます。

 ホツマツタヱは、宇宙の創生から、日本建国の精神、皇室と民が共になって築いてきたこの国の歴史など、その内容は多岐に渡っています。

 その一方、カタカムナは、哲学や物理的分野に重点を置きつつ、宇宙の摂理を詳細に説明しています。

 例えば、カタカムナでは、「この宇宙における現象界(カタ)は潜象界(カム)から成(ナ)ったもの」

「波動(ナ)は形(カタ)を誘い、形(カタ)は波動(ナ)を誘う」と説かれています。

 言葉を変えれば、物質界は見えない世界に裏打ちされている、波動も物質も分け難い、と解釈することも可能でしょう。

 そうであるなら、この解説は、量子論が導いた仮説そのものとも言えます。

 量子論的な記述についてはホツマツタヱもまったく同様であり、これらの古伝が、最先端の物理学とつながることに驚きを禁じ得ません。

 また、カタカムナによれば、私たちの生きている有限宇宙(アマ)の裏側には潜象世界(カム)が無限に存在するとされます。

 日本人は、一万年以上に渡り、このカムパワーを無意識に使ってきました。祈りもその一つであるに違いありません。多くの人が見えない世界とともに生きてきたと言えます。

 そして、日本人の源流とも言えるこのカタカムナ文明では、「万物万象はヒトツカタ(相似像、フラクタル)」と考えられており、全てのものや命は、極限までいくと元に戻るという「マワリテメクル(極限循環性)」という法則が示されています。

 この循環性は、「陽極まれば陰となる、陰極まれば陽となる」と説く陰陽論の真髄と深くつながる考えと言えるでしょう。

 海から蒸発した水蒸気は雲を生じ雨を降らせ、その水は川に流れ、また海に戻っていきます。

 自然のサイクルも、まさにマワリテメクっているのです。

 昔の人は、この自然のサイクルを上手に活用しながら、自然と共生して生きてきました。

 自然に溶け込み、その恵みに感謝を捧げるこのような生き方が、いかなる自然災害にも耐え、乗り越えてきた日本人の辛抱強さを生み出してきたのかもしれません。

 これまでの数百年は、地球は、男性性とも言われるサヌキ性が優位でした。

 サヌキ性は、意欲、目的を持って突き進む傾向があり、強まれば、独善的、攻撃的、自己中心的となり、相手を否定し、争いに発展することがあります。

 男性性の世界が続いた結果、世界全体はバランスを崩し、地球が悲鳴をあげるような状況に追い詰められてしまいました。

 その一方、人には、女性性とも言われるアワ性も備わっています。

 アワ性は、受容的で依存的、親和的といった傾向があります。

 このような世の中が来ることを見越していたかのように、カタカムナ人は、サヌキ性とアワ性の両者がバランスよく働くことが理想と考えていました。

 サヌキとアワのバランスは、カタカムナ人のDNAを有する日本人なら理解しやすいはずです。

 全く異質なこの二つが補い合い、協力し合うことで「宇宙の心」に近づくのです。

 「宇宙の心」について、天野成美先生は、「現象世界の生成、維持、発展を支える宇宙全体に働く力」と説明されています。

 仏教で言うところの「ダルマ」、つまり宇宙を貫く根本の力である「愛」と言ってもよいのかもしれません。

 人は、それぞれが自分に合った天職を見つけ、生き生きと輝き、他人と助け合い、協力し合うことによって「宇宙の心」に近づいていきます。

 そうすることによって、皆が喜びと満足を手にし、幸せに生きられるのです。

 天職の間には、尊卑の差などありません。人生は勝ち負けではないのです。

 天野先生のお言葉です。

・・・・

 「宇宙の心」を宿した一人ひとりの自覚と行動によって、全世界の問題が少しづつ改善に向かう「マワリテメクル」時代が再びやって来ることを心より念願しています。

 そして、それは宇宙の心の望む方向なので、必ず実現します。

・・・・・

 「宇宙の心」が望む調和に溢れた世の中が、一日も早く到来しますように✨

 ここまでお読みいただきありがとうございました。


Facebook相田 公弘さん投稿記事  「宇宙>(そら)の約束」(「般若心経」山元加津子心訳)

http://www.facebook.com/#!/katsuko.yamamoto

 自分の身体のその奥に 確かに確かに座っている 大きな宇宙の約束が いつもいつもささやいている いつかいい日の明日のために いつもいつもささやいている 忘れないでね

 大切なのは 心の目と心の耳をすますこと そして自分を信じること むかしむかしのことでした 心の目と心の耳をすましたある人が 宇宙の約束とつながって 本当のことに気がついた すべてのものは どれもみんな その約束からできている 約束は 目にも見えず 重さもなくて あるのかないのか わからないけど でも 宇宙の何もかもが この約束からできている 「いいことに気がついちゃった」とその人は 苦しまなくてもいいんだなあ

 悩まなくてもいいんだなあと とてもうれしくなりました 宇宙にたくさん散らばっている

 たくさんのつぶつぶは 約束のもとに集まって 海を作り 山を作り 花を作り

 人を作る 約束は目にも見えず 重さも持っていないけど 風をそよがせ 雨を降らせ ときには星を輝かせる 誰かと誰かを出会わせて 誰かと何かを出会わせて 涙や笑顔を作り出す 私とあなた あなたとお花 お花と石ころ みんな同じ 同じものでできている

 違うのは だれもが持ってる約束の 私が私である場所(とこ)や 花が花である場所(とこ)に 光があたっただけのこと スイッチが入っただけのこと あなたは 私だったかもしれないし 私はもしかしたら 庭に咲くたんぽぽや 降る雪だったかもしれないね

 約束は私を作り 私の中に 宇宙の約束が座っている すべてのものが 約束の中にあり

 約束は すべてのものの中にある でもね 忘れちゃいけないの 約束には無駄がなく

 必要なものだけを いつもちゃんと作っている 花がそこに咲くことは それが大切だという証 私がここにあることは それが必要だという証 宇宙の約束とつながって 過去と今

 今と未来 すべてのことを 見渡すことができたとき きっときっとわかること

 すべてのことは いつもいつも いつかいい日のためにある うれしいことも悲しいことも

 きれいなことも 汚れたことも 増えることも 減ることも その約束の現れだけど

 現れているすべてのことが いつかいい日のためにある だから思うの 生きていると

 いろんなことが あるけれど 楽しいことも 苦しいことも 悲しいことも うれしいことも 雨や 雪や 月の光が 空から降ってくるように 手をひろげて受けとめていけばいいんだね 怖がらなくてもいいんだよ 悲しまなくてもいいんだよ だってすべてがだいじょうぶ

 すべてがみんなだいじょうぶ 揺れる、歌う、踊る、祈る…… 跳ねる、描く、回る、思う…… 約束とつながっていく方法は いつも私の中にある 揺れて踊って、飛んで思って

 心の目と 心の耳が開いてく そして本当のことを知る さあ明日へ歩きだそう

 大切なのは 心の目と心の耳をすますこと そして自分を信じること

 花が咲くように 雪が舞うように 月が照るように あなたといたい 鳥が飛ぶように 風が吹くように 海が歌うように あなたといたい 広い宇宙の中で 長い時間の中で

 あなたと出会えたこと きっときっと宝物 星があるように 山があるように 空があるように あなたといたい

   『宇宙の約束  ――私はあなただったかも』 山元加津子著

コズミックホリステック医療・現代靈氣

吾であり宇宙である☆和して同せず  競争でなく共生を☆

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