観音さまのこころ

Facebook相田 公弘さん投稿記事 「観音さまのこころ~二人の門出のために~」

話し上手よりも聞き上手ということばがあります  聞き上手のチャンピオンそれが観音さまです だから観音さまのことを観世音菩薩と呼ぶんです

どんな話でも どんな悩みでも だれかれの差別なく「ふうん、そうか、それは大変だろうな……」「さぞ苦しかったろうなあ……」「痛かったろう……こんなになって……」と 相手の立場になりきって親身に聞いてくれる人それが観音さまです

自分のことはいつもあとまわし 常に他人(ひと)の幸せを願って生きている人

人のために人のためにと ただ黙って動いている人 それが観音さまです

だから観音さまのまわりには 人がいっぱい集まるんです

夏は涼しい部屋に 冬はあったかいストーブのまわりに 人は自然に集まるものです

そこが一番心地がいいからです 居心地のよいところに人は落ち着きます

落着くから心が安らぎます 人の心に落着きと安らぎを与えるもの それが観音さまです

家庭(いえ)は人間の安らぐところ 安らぎのある家には 必ず聞き上手の 観音さまがいるものです

夏は涼しく 冬はあったかい こころのくばられている家 それが観音さまのいる家です

どうか二人でお互いに 落着きと安らぎのある家庭を作ってください

夏は涼しく冬はあったかい観音さまのこころで 平和な家庭を作ってください


https://shinkachi.biz/2018/12/06/%E6%A9%8B%E6%9C%AC%E5%85%83%E5%8F%B8%E3%81%AE%E3%80%8C%E4%BE%A1%E5%80%A4%E5%89%B5%E9%80%A0%E3%81%AE%E7%9F%A5%E3%83%BB%E7%AC%AC193%E5%A4%9C%E3%80%8D%EF%BC%9A%E3%80%8C%E8%8A%AD%E8%95%89%E3%81%AE/ 【橋本元司の「価値創造の知・第193夜」:「芭蕉の知:『軽み(かろみ・かるみ)』」④】より

前夜は、「不易流行」について綴りました。

それは、時が流れても変わらない不易に心を置きながら、時の流れとともに変わる流行に目を置く。

それは、第88夜「世阿弥の知 離見の見」「目前心後(もくぜんしんご)」を想起させます。「眼は前を見ていても、心は後ろにおいておけ」ということ。

その本質は、「我見(がけん)」と「離見(りけん)」にあります。

それと同時に、第6夜「空即是色」と「不易流行」は同じことを云っていることに気づきました。

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「色即是空」というのは、「現実=色」に問題・課題があるのなら、先ず心を無にして、「大元=空=大切なこと=真心」に戻りなさいと教えてくれているように思います。

そして、「空=大元=真心」に戻って従来のしがらみや常識から解き放たれて、その本質(=コンセプト=核心)を把えてから「現実=色」を観ると新しい世界(=現実=色=確信)が観えるということではないでしょうか。その確信を革新するのがイノベーションであり価値創造です。

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第190夜に、蕉風開眼の「古池や蛙飛こむ水の音」の世界を紹介しました。

それは、古池の句は現実の音(蛙飛びこむ水の音)をきっかけにして心の世界が(古池)が開けたという句である、と。

「現実(実)と心の世界(虚)という次元の異なる合わさった『現実+心』の句である」ということです。

それは、「現実(実=色)と心(虚=空)」の図式です。

俗っぽい俳諧から、「現実(色)から心(空)を想起し、その空から色を推敲した」様式を創ったのが芭蕉ではないでしょうか。

そこにある「心(空)」が「不易」に近づき、高まっていくと「高尚」になっていきますね。

・高く心を悟りて俗に帰るべし(=高悟帰俗)

「小林一茶」(丸山一彦著)は、これを「俳諧の本質は、現実から出発しながら、それを一旦突き放し、廻り道をしながら、再び現実に帰ってくるところにある」

と著しています。

これを、芭蕉は「軽み(かろみ・かるみ)」と云ったのではないでしょうか。

「高悟帰俗」としての芭蕉の表現を「軽み」とすると腑に落ちます。

それは、第4夜(用意と卒意)の「侘び、寂び」にもつながってきます。

同時に、それは、第183夜の「世阿弥の知 却来の思想」でもあります。

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「却来」の思想は、優れた風儀がつまらぬ「なりふり」を一挙に吸収していくことをいう。くだらなさ、つまらなさ、下品さを、対立もせず非難もせず、見捨てもせず、次々に抱握してしまうのである。

なるほど「能」とは、このようにして万象万障に「能(あた)う」ものだったのである。・・・

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「空即是色」(第6夜)、「世阿弥の知 却来の思想」(第183夜)と「芭蕉の知 かろみ」(本夜)とが一直線で繋がりました。

さてさて、それを現代に引き戻すと、「高尚なコンセプト」を「かろみ」にする方法として活用できます。

例えば、

・池上彰さんの分かりやすいニュース解説

・第28夜 旭山動物園「命の大切さ」→動物が生き生きしている展示

・会社の理念→ビジョン展開

・自分の生きがい、やりがい

等々です。

今は、この連載で何回か記しましたが、「社会に役立つこと」と「会社の理念・活動」が繋がることが不可欠な時代になっています。

是非、社会の在り様、会社の在り様を再検討してみてください。

それは、「人生」においても同様です。

そこに、「価値のイノベーション」「意味のイノベーション」(第130夜)という『お宝』があります。

価値創造から、「事業創生・地域創生・人財創生」へ

コズミックホリステック医療・現代靈氣

吾であり宇宙である☆和して同せず  競争でなく共生を☆

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