https://ranyokohama.amebaownd.com/posts/8645653/ 【ホリスティックコラム】
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784893320667 【いきいき健康「脳活俳句」入門】より
内容説明
俳句は脳を活性化させるだけでなく、心に潤いをもたらし、人とのコミュニケーションも図れます。また、吟行に行けばリフレッシュや運動効果も期待できます。老若男女を問わず「元気でいきいき」過ごすには、絶好の趣味といえるでしょう。本書は俳誌「炎環」を主宰する俳人・石寒太とその同人・谷村鯛夢が、「俳句と健康」、そして「俳句の基本と始め方」を具体的に記しています。さらに、金子兜太・嵐山光三郎氏を迎えての「快老俳談」と盛りだくさん。“健康俳句”入門書の決定版を篤とご覧ください。
目次
第1章 頭も体もいきいき!「いきいき俳句生活」を始めよう
第2章 “がんからの生還”を俳句が支えた
第3章 健康を導く「俳句療法」とは?
第4章 世界一長寿の国に生きる俳句
第5章 「快老俳談」金子兜太・嵐山光三郎・石寒太
第6章 「五七五」の定型は、日本人には難しくない
第7章 もう一つの大事な約束は、「季語」を使うこと
第8章 季語と自分の季節感覚にズレはないかな
第9章 楽しい俳句作りのために
第10章 こういうことも覚えておくと上達が早いかも
第11章 仲間と作る面白さ、集ううれしさ、「句会」という楽しみ
著者等紹介
石寒太[イシカンタ]
1943(昭和18)年、静岡県生まれ。69年「寒雷」に入り、加藤楸邨に俳句を学ぶ。俳人。「炎環」主宰、「俳句αあるふぁ」(毎日新聞出版)編集長
谷村鯛夢[タニムラタイム]
1949(昭和24)年、高知県生まれ。72年、同志社大学文学部卒業。婦人画報社入社後、「婦人画報」「25ansウェディング」「トランタン」等で編集者・編集長を務める。現在は編集工房・鯛夢を主宰し、出版プロデューサー、コラムニストとして活躍。俳句活動も長く、俳人協会・現代俳句協会会員、「炎環」同人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
https://www.enkan.jp/about/ 【炎環について】より
俳句結社「炎環」――主宰・石 寒太、師系・加藤 楸邨。平成元年(1989年)、石 寒太が東京で創立。
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主宰の提唱する「自分の生きる証としての俳句」を心と言葉をひとつに、今一番言いたいことを自分の言葉で表現する「心語一如」をめざす俳句集団です。
炎環の名は「小さな火が束となって環をなし、その炎が天を駆け、燎原を焼き尽くす大きな力となる」の意味です。
炎環誌は、平成25年(2013年)、通巻400号を迎えました。
炎環は、古い結社意識に縛られず、楽しく自由でありつつも、老若男女が切磋琢磨し、学び合う俳句広場です。
全国30句会、約500人の会員がいます。
今、炎環会員の活躍は、新聞、俳句総合誌、公募俳句大会などでの入賞著しく、若い俳人の登竜門である現代俳句協会新人賞を、2年連続受賞しています。
歴史
昭和54年(1979年)、「寒雷」を中心として、「ホトトギス」、「草苑」、「海程」、「風」、「狩」、「沖」、「雲母」、「鷹」などの若手を中心にした同人誌「無門」創刊。
昭和63年(1988年)、「無門」を改め加藤 楸邨を師系とした「炎環」として、新装創刊。
平成元年(1989年)、創刊1周年、平成10年(1998年)、創刊10周年、平成15年(2003年)、創刊15周年を迎える。
平成20年(2008年)、創刊20周年を迎え「炎環20周年記念号」を発刊。特集として、終結「第二芸術」論、特別対談「命の重さを語る」(江成 常夫=石 寒太)、座談会「これまでの炎環のあゆみ・それから」などを一挙掲載した。
平成25年(2013年)、創刊25周年にともない「炎環25周年記念号」を発刊。特別対談「世代を越えて語り合う家族のこと詩型のこと」(永田 紅=石 寒太)、同人・会員各10句の合同句集、石 寒太全仕事を掲載。
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あらゆる年齢、あらゆる職業の人が隔てなく集い、社会・経済・文化などと交響しながら、俳句でしか詠えないこと、「今」という「ときめき」を17音にこめて表現する。もっとも新しく、活動する俳句集団として注目されている。
https://www.enkan.jp/kanta/profile/ 【主宰・石 寒太 プロフィール】より
ごあいさつ
「炎環」のモットーは、“心語一如”です。
「炎環」主宰・石 寒太
心はこころ、語はことばです。心と言葉をひとつにして、自己の俳句に結晶する、そういうことです。心にかたよりすぎると情に流れ、俳句が甘くなります。また、言葉にたよりすぎると、遊びに浮いてしまいます。
そのどちらにもかたよることなく、心と言葉をひとつにして、いまいちばん詠いたいことを、自分の言葉で表現する、「炎環」はそのような俳句を目指しています。
「炎環」は創立以来、一貫して俳句仲間の“和”を心がけてきました。
和は環にも通じます。内は炎のごとく熱く、外はなごやかに環す、それが「炎環」そのものです。
ひとりひとりがいい俳句をつくる。個性をいきいきと輝かすこと、それこそが「炎環」の目標です。作品に立ち向かったときはことさら厳しく、仲間同士は和気あいあいと楽しく交響する、それが「炎環」俳句の醍醐味です。
いま、「炎環」の環は、どんどんと広がっています。
若い人たちが独自の句会をもって「炎環」を引っ張っています。中堅やベテランもまた、これに負けずに切磋琢磨し、研鑽を重ねています。さあ、あなたも一緒に炎の環を広げる「炎環」の仲間になりませんか。ともに俳句の高峰を目指してがんばりましょう。
経歴
1943年静岡県生まれ。本名、石倉 昌治。
1969年に俳誌「寒雷」に入会し、加藤 楸邨に師事する。
一方、超結社で20代作家を糾合し、「無門」(のち「Mumon」)を発刊する。これを発展的に改組し、「心語一如」を掲げて1988年に「炎環」を創刊主宰する。
現在、俳誌「炎環」主宰、「俳句αあるふぁ」(毎日新聞社)創刊・初代編集長、毎日文化センター、NHK俳句教室、朝日カルチャーセンター講師、NHK青山・横浜・町田講師、日本文藝家協会、近世文学会、俳文学会、現代俳句協会会員。
著作物
句集『あるき神』、『愛句遠景』、『炎環』、『翔』、『夢の浮橋』、『石 寒太句集』、『生還す』、『以後』、『風韻』。評論・随筆に、『山頭火』(毎日新聞社)、『俳句日暦』、『宮沢賢治の俳句』(PHP研究所)、『わがこころの加藤楸邨』(紅書房)、『「歳時記」の真実』(文藝春秋)、『心に遺したい季節の言葉』(KKベストセラーズ)、『俳句はじめの一歩』(リヨン社)、『初めての俳句の作り方』(成美堂出版)、『仏教 俳句歳時記』(大法輪閣)、『宮沢賢治 幻想紀行』、『賢治のことば』(求龍堂)、『五七五の力』、『こころの歳時記』など多数。
句集・書籍
審査員・選者
「毎日俳句大賞」「石田波郷俳句大会」「隠岐後鳥羽院俳句大賞」「小林一茶忌全国俳句大会」「にいがた俳句フェスティバル」「埼玉県現代俳句大賞」「高津全国俳句大会」など、多数の俳句大会で審査員を務める。
講師
NHKカルチャー俳句教室(青山・横浜・町田)、毎日文化センター俳句教室(竹橋)
https://www.enkan.jp/kanta/words/ 【寒太独語】より
マスクをしっかり着けて東京句会再始動の日
俳句自由に命をかけること。青い鳥は、外にはいない。自分自身の中にいる。
自分に相応の、自分の自由をみつける。それが、自然だ。あなたの俳句になる。
俳句自由。あなたの俳句自然体だ。
俳句は諧。諧謔である。人の心をやわらげ、面白がらせる。俳句は、ことばを集め、やわらげ、慰める詩。人を楽しませ、こころよくさせる詩。
他のことばと調和し、なかよくすること。そういう詩である。
テレビの画像のみを通して俳句をつくらない。暖房の窓から冬の田を詠わない。
冷房のビルの中から日盛りを句にしない。ただ目に見えているというだけでは眼前ではない。
自分と同じ空間の中に対象をひとつにすること。時間を共有するのだ。ひとつになること。
俳句は誹そして諧。諧謔かいぎゃくである。人の心をやわらげ、面白がらせる。
俳句は、ことばを集め、やわらげ、慰める詩。人を楽しませ、こころよくさせる詩。
他のことばと調和し、なかよくすること、そういう詩である
俳句は定型詩。かたちのある詩。器はあっても、詩ポエジーのない俳句がある。
それが抜け殻の十七音。詩ではない。一句中に、自分がいる。それが、その人の俳句。
詩をつくろう。定型の俳句詩を。それがあなたの俳句だ。
俳句の上達法は、いい、気に入った俳句をたくさん読むこと。好きな俳人、古典でもいいし、ライバルでもよし。句を徹底して、読経のごとく読み、把握して、リズム、語法を身につける。呼吸をつかむこと。やがてそれが、いつか、自分の俳句になる。
死の瞬間まで、感性を枯渇させないこと。齢を重ねても、あなたの感性は、生きつづけている。もう駄目だ!そう思ったときに、感性は喪失する。目をつむる時まで、生き生きとした感性を。
人と人とに出会いがある。ことばとことばにも出合いがある。自分の中のことばが、よびかけてことばになることもある。発することばに、ことばが応えてくれることがある。
こころとことばが、ある一瞬でぶつかり、ひとつになったとき、俳句になる。
それが、「心語一如」その人の俳句。
俳句の美しさと表現は、「てにをは」の一字にあり。それは、日本語の、特有の美。
助詞のひとつが、千万語にも匹敵する。一字以上の表現を成す。
微妙な一字で、まったく別の句に。日本語をあいまいにしないこと。
それが俳句のいのち。一字を大切に!
平凡なことばが好きだ。俳句をつくろう、そう思うと何か特別の俳句らしい言葉を探したいと思いがちだ。でも、そんなことばはない。
ことばはやさしく、自分の思いを深くすれば、言葉は、俳句は、深まって、いくもの。
素直に、嘘をつかず、正直に、一心不乱に生きていけば、あなたの俳句は、自然に生まれてくる。俳句は、感性だけではなく、生き方があらわれる。そういう文学。生きている俳句を……。
生きているありがたさ。身のまわりの季節の大切さ。それがことばとなって俳句にあらわれる。つくるのではない。自然に身についたもの。それがにじみ出てくる。
あなたの俳句は、そんな自然体であって欲しい。俳句は、あなたの姿そのもの。
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瀬戸内寂聴さんが語る「いきいきと生きるための10の秘訣」
これまで波乱万丈の半生を送ってこられた、作家・尼僧の瀬戸内寂聴さん。戦争、離婚、許されぬ恋、ベストセラー作家としての日々、そして突然の出家……。その起伏に富んだ人生において、寂聴さんは私たちと同じように様々な苦悩を抱き、それを乗り越えながら歩んでこられた。ここでは、そんな寂聴さんが語る「いきいきと生きるための10の秘訣」
〇
世界中が幸せであるようにと願うなら、まずは、あなたの隣にいる人を笑顔にしましょう。
それが幸せの一歩です。
〇
言いたいことを言いなさい。嫁にも姑にも亭主にも。言いたいことを言った方が胸がすっとします。穴掘ってでも言った方がいい(笑)。それが健康法の一つです。
〇
“和顔施(わがんせ)”といって、笑顔もお布施になるんです。
物をあげる“物施”や、人に親切にする“心施”というお布施もありますが、なかなかできませんね。でも和顔施ぐらいはできるわよ。人に会ったらにっこりすればいいんですからね。
〇
出会いというもの、縁というものはね、生きてる時に大切にしなきゃだめですよ。
明日はあなたが死んでるかもしれない、相手が死ぬかもしれない。だから、今日好きだと思ったら、今日言ってくださいね。
〇
もう済んだことは、忘れましょう。私たちは「忘却」という能力を生まれた時から与えられているんですね。日にちが経てば、どんな嫌なことも辛いことも自然に薄らぎ、忘れることができます。だから人間は生きていかれるんですよ。
〇
何か物事を始める時は、「これは必ず成功する」というプラスイメージを持ってください。
絶対に幸せになるぞっていう夢を描けば、本当にそうなるのよ。
私が初めて歌舞伎の脚本を書いた時ね、もし失敗してしまったら、せっかく今まで80年もかけて築いてきたものがすべて崩れますからね、とても怖いことなんだけど、そうは考えないの。必ずできると思ってね、歌舞伎座の三階席まで満員のお客様が、ワーって手を叩いてるところをイメージするんですよ。そうしたらその通りになったの。
〇
笑顔を忘れないでくださいね。
憂うつな悲しそうな顔をしてると、悲しいことが寄ってきます。
いつも朗らかに明るくしていれば、いいことが寄ってくるんですよ。
生きていれば、悲しいことも苦しいことも、腹の立つことも起こります。その度に姿勢を悪くしてしまったら、悲しいことや苦しいことがもっともっと重くなるんです。ですから、「負けるものか」と上を向いて、気持ちを前向きにしていればね、自然とまたいいことが起こるんです。
〇
自分の身の丈にあった望みをいだくことですね。そうすれば欲求不満にならない。
私たちはそれを忘れて、到底自分の手に入らないものを欲しがるんですね。
小さな欲望でも満足することがあれば幸せなんですから、そのことに感謝してください。
〇
人間は、幸せになるためにこの世に送り出されてきたのだと思います。そして幸せとは自分だけが満ち足りることではなくて、自分以外の誰かを幸せにすることだと考えてください。
自分自身の可能性をできるだけ大きく切り開いて生きること、これもひとつの幸せです。
しかし、あなたがこの世に生きて送り出されたのは、誰かを幸せにするためなんですよ。
自分の命は誰かの役に立つためにあるのだと考えれば、この世はむなしいという気持ちもなくなるでしょう。
〇
やっぱり自分が楽しくないと、生きててもつまらないですよ。だから何でもいいから、自分のために喜びを見つけなさい。そうすると生きることが楽しくなりますよ。
瀬戸内寂聴さんが語るいきいきと生きるための10の秘訣
https://www.u-canshop.jp/jyakucho/episode/
https://www.tesco-exp.co.jp/2023/02/15/%E3%80%8C%E7%89%A9%E3%81%AE%E8%A6%8B%E6%96%B9%E3%82%92%E7%99%BE%E5%85%AB%E5%8D%81%E5%BA%A6%E5%A4%89%E3%81%88%E3%82%8B%E4%BF%B3%E5%8F%A5%E3%81%AE%E5%8A%9B%E3%80%8D/ 【「物の見方を180度変える俳句の力」】より(夏井いつき 俳人)
“俳人の世界ではよく「生憎という言葉はない」と言われます。「きょうは生憎の雨で桜を見ることができない」これは一般人の感覚ですが、俳人たちは「これで雨の桜の句を詠める」と考えます。それまで何をやってもマイナス思考で、螺旋階段をグルグル回りながら果てしなく下りていくように生きていた人が、物の見方が全く変わっていきいきした人生を生きるようになる。これこそが俳句の力ではないでしょうか。“
俳人というのは、「すべての現象を句材にする=起こっていることを前向きに捉えている」ということですね。
同じ現象や事象に対して、どのようにそれを捉えるかで人生は変わっていきます。
人間は目の前で起きていることに対し、どのように解釈するかで見えてくる世界が変わるし、それによって意識や行動が変わるのです。
物事をポジティブに解釈できる人は行動することができ、物事をネガティブに解釈する人はなかなか行動に起こすことができなくなっていってしまいます。
世の中は常に変化していくものですから、その変化に対し対応できるようにするためには、起きた変化に対し前向きに思うことが先ずは大切だということですね。
分からない先のことを考えすぎても仕方がありませんし、こうやったら完璧ということもありません。
みんなで協力して現状を把握し、今できることからすぐに行動していきたいですね。
今日もよりみんなの役に立てるよう、全力で感じて動いていきましょう。
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