鈴虫のこゑ水となり風となり 堀口星眠
Facebook草場一壽 (Kazuhisa Kusaba OFFICIAL)さん投稿記事
美しく生きる
念仏を唱えれば極楽浄土に行けると親鸞は説きました。とてもシンプルです。修行もいらない、むつかしい理論もない、誰でも念仏を唱えればよいのです。
親鸞の時代、人々は飢饉や戦さで、地獄の中に生きていました。ですから「極楽浄土」は理想や夢物語ではなく、身につまされた願望だったでしょう。戦いに駆り出されることがなく、食べ物があり、ゆっくり眠れる安全・・・極楽浄土の暮らし。
思えば、いま私たちはまさに「極楽浄土」に生きているということになりますが、なんという逆説的なことでしょうか。「幸せ」の実体がつかめない。「生きがい」を求めなければ落ち着かない。他人との比較から抜け出せない。希望が見いだせない・・・。
「自己実現」とか「夢の達成」という念仏も、本質的な渇きを満たすことができないようです。やはり、自分の中で価値観を転換しなければならないでしょう。仏陀は、人生は苦と喝破しながらも、光はある、平和に生きる道はあると説きます。生かされて生かして生きるという共生の思想であり、万物はつながりあっているという縁起の考え方です。
いのちというところから世界を見るところに、希望があるといわれているように思います。
美しく生きる、というのはそういうことかも知れませんね。
Facebook竹元 久了さん投稿記事
🌷長生きにこだわらない ・最後の日まで幸福に生きたいあなたへ
著者 矢作直樹 (著)
「今こそすべて、今を楽しむ」精神があれば、些細なことが気にならなくなる。加齢とともに「できなくなる自分」を受け入れる心と体の最適なあり方を、さまざまな角度から探る。著者のトレーニング法、食事メニューも紹介。
東大病院救急医療の現場で、人間の生と死を見つめてきた医師が伝えたいこと。
「人生100年時代」と言われても、自分の寿命がいつ尽きるかはわからない。
逆算して、余計な心配や計画をしたりせずに、「今」を楽しむ。
最期の日まで、自分の体で幸せに暮らせるために、元気なうちから心がけたい衣食住のコツと心構え。
矢作先生の普段の食事メニューと毎日やっている簡単な体操をカラー写真で紹介!【商品解説】
目次
・第1章 人生に定年はない。本当の定年は命日。・第2章 自分の暮らしに手を抜かない。
・第3章 機械任せ、他人任せではなく自分の体で生きる。・第4章 病は闘うものではなく、暮らしを変えるきっかけ。・第5章 安心してひとりで死ぬための努力と準備を始める。
この「今中(いまなか)」精神、つまり「今こそすべて、今を楽しむ」精神があれば、些細なことが気にならなくなります。
今後、さらにこういうことが増えますが、そわな「できなくなる自分」を、私はこれから受け入れたいと思っています。
過去と比べず、現在を楽しむ。
◉役に立つか考える必要はない相手からの感謝を求めない。「自分がやりたいからやる」
それでいい。
◉気になるなら、やってみればいい明日はひょっとしたら「人生を定年している(=死んでいる)」かもしれません。
人生もマラソンも、ゴールを気にしたらしんどい。今の景色を味わえば楽しい。
◉「加齢」しても「老化」はしない
「加齢によって物事の見方が深まり、視野が広がることで人生が豊かになっていく」とる前向きに認識することは大切です。まずは「歩く」ことを見直しましょう。いつでもウォーキングです。
◉歩きながらこの世界を味わうだけで、瞑想になる。私自身は、サプリメントは使っていません。
①プラセボ(偽薬)的な位置づけにある点
②体質によって効果・効能が異なる
③人工的な摂取が肉体の潜在力を弱めてしまう点
サプリメントに頼るなら、まずはしっかり食事をとりたいものです。
なるべく加工されたものではなく、自然の食材を楽しむ。量を追わず、実を追う。
旬の食材を、楽しむ。
◉寝るときの環境を見直す
手足から放熱して深部体温が下がると眠くなります。ですので、お風呂に入り、体を芯から温めて手足の循環をよくしてから寝るのが効果的です。
寝る前には何もしません。テレビもパソコンもみません。
今日一日、生かされたことに感謝するだけです。
◉眠る直前は何もしない。
◉代謝をコントロールする
発汗と排泄、この二つは代謝のコントロールという点で重要です。
人体は代謝で担保されているので、汗をかかない人はなるべく動くこと。
◉「笑い」と「ワクワク」を日常にちりばめる。
ゆっくり呼吸し、ゆっくり動く。
息切れせず、ゆっくり体を動かし、筋肉や関節に過度の負担をかけずに行なうことができる、例えばバランスボールや太極拳のような運動は、見た目のおっとり感とは逆に、身体内部の燃焼効率や細胞活性化に役立ちます。気功も同じです。
ゆっくり呼吸し、ゆっくり動く。
この「ゆっくり感」で、印肉や骨や関節を痛めることなく、乳酸を蓄積することもなく、全身の組織を活性化します。
◉自分の体力に合わせて、ゆっくり体を動かす。家事の「ついで」に、体を動かす習慣をつける。
◉ながらストレッチを楽しむ
◉体も目も、硬直させない全身の血流促進に役立つスクワット
首回りの筋肉と肩甲骨乗り換えて凝りをほぐす肩回し体操
◉病気は闘うものではなく、暮らしを変えるきっかけ。
◉薬に頼りすぎると免疫力が弱くなる
◉調査が悪いと感じたら、まずは体の声を聴く。
◉頭や体幹の奥から来る痛みに気をつける
◉肉体の死に執着しない。魂が本体で、肉体は乗り物。
①孤独死は悲しい最後ではない
自由意志を持って、世間や周囲がなんと言おうと自分で心地よい方を選択していけばいいのです。一人で死ぬことの何が悲しいのか。孤独は悪いと決めつけない。
◉独居を心から楽し
◉独居で死ぬじゅんびは元気なうちにしておく。
◉安心して一人で死ぬための支援はたくさんある
◉準備さえすれば、誰だって安心して死を迎えられる。
◉「平穏死」を目指す
余計な医療を受けず、自然に任せて死ぬことを「平穏死」と呼びます。
◉お墓を手放すという提案
墓終い(はかじまい)「お墓を閉じて別の場所に引っ越すこと)よ一つの方法です。そこでの引越し先は、共同霊園、樹木葬、散骨など。
◉ピンピンコロリンには努力が必要
昨日まで元気だったのに今日の朝には死んでいた。これが個人的には理想です。
ピンピンコロリンするには、適度な食事、適度な運動、適度度な休息、です。
◉適度な食事、運動、休息。ピンピンコロリンを目指して、体と心を大切にする。
◉未来のお金の心配は取り越し苦労 お金は天下の回りもの、そして天下で回すもの。
◉必要以上に貯めず、天下で回す。十年後も、明日も、生きている保証はない
◉将来の不安は、活力にならない。今を楽しむ。自分の寿命を受け入れ、人生に感謝する
故郷に持参できるのは、自ら得た学びだけです。
◉人は事故や病気で死ぬのではなく寿命で、死ぬのです
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