Facebook中瀬 勝則さん投稿記事
友達のY君が私の出演した笑いヨガの部分のみ(約17分)編集してくれました。ありがとうございます。You Tubeでも見れます。テレビ東京2015.1.26.『主治医が見つかる診療所』冬の感染症予防!免疫力アップSP
【ジブリッシュ1.5DAYセミナー】Day2.思考が止まると世界はどう変わるのか? ジブリッシュ(滅茶苦茶・意味なし言語)のみしかセミナー中の会話は許されない。つまり日本語が使えない。2日目の朝の散歩も、ジブリッシュ、ジェスチャーそしてアイコンタクトを頼りに公園まで移動し、意思疎通を試みると、これ不思議、結構コンタクトできちゃうの!言語を司る左脳機能が停止すると、右脳が得意とする全身の五感が研ぎ澄まされる。思考が停止しすると、私たちは自然と一体化し、境界がなくなる。大地の風や空の青さ、草花や太陽の光が身近の存在として愛おしく感じられる。動物たちが私達を仲間だと認識し近寄ってくる。コブハクチョウは挨拶に来てくれる、野鳥のホオジロは私たちが近づいても逃げずに見守っている。言葉は確かに大切だと思う。でも、あの瞬間だけは『言葉なんて覚えるんじゃなかった。』と思ってしまった。
https://warai-souken.co.jp/4224 【なぜ「疲労」にジブリッシュが有効なのか?意義を解説!脳がアップデート!?】より
はじめに
それは、増えすぎた言語情報をデトックスできるからです。
急激なIT技術の発達によって、日々扱う言語情報が極端に増え、人類は未だかつて経験したことのない情報量の中で生きています。
現代人が1日に受け取る情報量は平安時代の一生分、江戸時代の一年分とも言われており、放っておくと、脳は情報で溢れかえってしまいます。
また、四六時中情報に触れることは「脳疲労」を生じさせ、心身の疲労へとつながっていくことも最新科学でもわかってきました。
だからこそ、意識的に情報から離れたり、デトックスしたりする必要があるのですが、そこに意味のない言葉を口に出す「ジブリッシュ」が力を発揮します。
言語情報が極端に増加した現代社会
現代は、人類が未だかつて経験したことのないほどの「言語情報」が押し寄せています。
書籍、テレビ、スマホ、パソコン、これだけ言語情報を日々浴びるように受け取る時代を人類は体験したことがありません。現代は、感じたり、味わったりと、感性(非言語)を使う場面が減り、アイデアを出したり、考えたりと、思考(言語)を使う場面が増えました。
食ひとつとっても、その安全性を、嗅覚や視覚や味覚ではなく、消費期限や賞味期限などの言語情報に頼っています。
人と人とのコミュニケーションも、LINEやメール等を通じた言語コミュニケーションが増え、雰囲気や感情を感じ、察し合う直接コミュニケーションの場面は減りました。
「コミュ障(コミュニケーション障害)」という言葉が現代になって使われはじめたのも、それを苦手とする人の数が増えたことが背景にあります。
生活の中でも、電車の外の風景を眺める人より、スマホを見る人が圧倒的に増えました。新しい情報をすぐに検索でき、誰でも必要な情報にアクセスしやすい時代になりました。
しかし、人類の歴史の中で、これだけの情報量を体験することは初めてです。
情報に飲み込まれず、情報を使う側として、どう生きていくのかが試されています。
というのも、本来人間は、自然と共に暮らし、五感をフル動員させ、感じ、味わい、生きてきました。だからこそ、言語情報との向き合い方には、工夫が必要です。
デジタルデトックスや、マインドフルネス・瞑想が注目されているのも、こうした背景があります。それゆえ、強制的に言葉から離れ、感性だけの世界になってしまう「ジブリッシュ」が、今の時代だからこそ、効果を発揮します。
マインドフルネスの感覚もより研ぎ澄まされ、瞑想の質も自ずと深まり、ビジネスマンなど普段頭をフル回転させている方ほど、ジブリッシュの後に脳の働きがよくなったことを実感されます。
その様子は、言語によって構築された思考回路が一度壊され、脳がリフレッシュして本来の感性が現れ、脳自体がアップロードされているようです。
疲労の背景にある「脳疲労」
うつなどの心の病、慢性的な疲労感など、多くの日本人が心身共に疲れ気味の状況にありますが、その原因の一つに「脳疲労」があると言われています。
スマホ中毒、働きすぎ、ストレス過多などの状況が続けば、自律神経は乱れがちです。
自律神経が乱れると、脳にダメージを与えるホルモンが出て、「脳疲労」が生じます。
そして、その「脳疲労」が身体の疲労感につながっていることが最新科学でわかってきました。
ジブリッシュを話すことは、使い方次第で、脳疲労を癒すことができます。
ペンシルベニア大学の研究では実際に、意味のない言葉を一人で話し続けると前頭葉が休まるという結果が出ていますし、他にも、抑圧感情(ストレス)を吐き出す、人間関係のストレスを解消する、笑える時間をつくる、悩む時のマイナス思考の無限ループから離れる等々、脳疲労を軽減させる様々な使い方が可能です。
自律神経の乱れを整え、副交感神経優位に導き、脳疲労を軽減させられる要素が詰まっているのです。(人によっては、初期段階はストレスを感じさせる場合があります)
これらの背景を踏まえた上で、最新版「ジブリッシュとは?」「なぜ、ジブリッシュがいいのか?3つの理由」をお読みください。
ジブリッシュ(Gibberish)とは
ジブリッシュ(Gibberish)とは、意味のない言葉を口に出すこと。口から出まかせの、まったく意味のない言葉を話します。主に、演劇や瞑想法、ラフターヨガ(笑いヨガ)などの中で活用されています。
人類が経験したことのない情報過多の現代で、理性脳(いわゆる左脳、言語脳、論理的思考)優位になっている現代人にとっては、そこから一瞬で離れることのできる画期的なツール。
逆に、感性や感情は豊かになり、言葉よりも「言葉の奥にあるもの」を感じるようになり、より今を大切にすることができるようになります。
なぜ、ジブリッシュがいいのか?3つの理由
①思考を止められる
ジブリッシュを話すことで、強制的に普段使っている言語脳をシャットダウンすることができます。過去の後悔や将来の不安を考えるとき、そこには必ず言葉があります。その自動運転する雑念の影響から、強制的に離れることができます。
動きながらでもできる気軽さもジブリッシュの特徴で、動的瞑想、動的マインドフルネス、ともいえます。また、ジベリッシュ瞑想という呼び名で、瞑想法として専門的に使われることもあります。
②抑圧感情を吐き出せる
ジブリッシュが喜ばれる大きな理由の一つは、感情を解放できるところ。愚痴や文句など、日本語でネガティヴな感情を出すと不快な思いを感じがちですが、ジブリッシュではその心配がいりません。
ネガティヴな言霊(ことだま)の影響を受けずに、怒りや悲しみなどの感情をストレートに出すことができます。日常のストレス解消はもちろんのこと、時に、深い感情解放につながることもあり、海外ではトラウマ治療として使われるケースもあります。
また、驚きや喜びなど、その他の様々な感情を表現する手助けにもなるため、演劇の手法としても活用されています。自分の内側にある、しあわせや喜びを感じる力を育む手助けにもなるのです。
③コミュニケーションがとれて距離が縮む
コミュニケーションの本質は、心や感情のやりとりで、言語はそのためのツール。事実、人間のコミュニケーションの93%は、態度や声など、非言語コミュニケーションの要素で成り立っていると言われています(メラビアンの法則)。
ジブリッシュでは、声の抑揚、表情、ボディランゲージなど、非言語情報によるコミュニケーションだけになることで、逆に相手のそれを読み取る、自分のそれを伝える意識が高まります。結果、認知症の方の介護がしやすくなった、英会話が上達したといった声が、全国から多数寄せられています。
日常からかけ離れたユニークな場面が訪れ、ほとんどの人が自然と笑ってしまうのも特徴的です。
令和だからこそ重要性が増すジブリッシュの効果
いかがでしょうか。
①思考から離れることで「今ここ」を感じやすくなり、
②抑圧感情を解放することで副交感神経優位に導かれ、
③非言語コミュニケーションで、人間関係が深まる
そして、笑える!
のです。
現代ならではの社会課題・背景に対して、的確にマッチする要素が詰まっています。
そして、自然と疲労感が抜けていくのです。
研修やセミナーでよくお伝えるするのは、
「平安時代だったらジブリッシュを広めなかった」というフレーズです。
自然を感じ、味わい、短歌俳句を詠み、もののあはれ、わびさびを堪能していた時代。
そこでは、きっとジブリッシュの必要性は薄かったと推察しています。
現代は自然は減り、言語情報は爆発的に増え続け、生きる上での環境がまるっきり変わってしまいました。しかし、人間の脳は、大して変わっていません。だからこそ、意識的に「言語情報」との付き合い方を考える必要があるのです。
意味のない言葉を口に出すジブリッシュ。
一見、何の意味もないように思えますが、違います。
「意味のないことに意味がある」のです。
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