https://ameblo.jp/3t14159/entry-12346261553.html【弘法大師空海からの伝言(25)】より
かごめかごめ 籠の中の鳥は いついつ出やる 夜明けの晩に 鶴と亀が滑った 後ろの正面だあれ?
吉備国(岡山県)の古代民話に、有名な「桃太郎」の物語がある。
ある日、川で洗濯をしていた老女の前に大きな桃が流れ着く。それを持ち帰り、割ってみると元気のよい男の子が現れる。
子供は成長し、村人を苦しめる鬼を退治しに対岸の鬼ヶ島へ向かう。その際、犬、猿、雉を黍団子で誘い、家来につける。桃太郎らは勝利を収め、宝物を船に乗せて故郷へと帰ってくる。この物語の由来は各説あり、発祥年代も通説では室町期とされるが不明だ。
吉備の民話と四国との関係を考えると、そこを禁断の地として封印しようとした意図がうかがわれる。
赤鬼、青鬼の住む妖怪の島として民話をつくり、人々が興味を抱いたり舟で渡ろうとするのを引き止めた。それがこの昔話の唯一の目的であろう。
そして物語の細部を見ると、室町期どころか紀元前の古代にさかのぼるとさえ思われる。
出雲の地で国譲りが行われた頃、すでにこの民話はすっかり定着していたと考えても不自然ではない。
論点を二点に絞ると以下のようになる。
一点、川の水面を流れ来った、桃太郎を納めた桃の実。
二点、家来として付き従った犬、猿、雉の動物たち。
古代神話では箱や船に入れられて、水面を漂った有力な人の話がよく出てくる。
旧約聖書のノアやモーゼ、古代メソポタミア神話「ギルガメシュ叙事詩」のウトナティシュティムの話など。これらは「水から救われた」人々の話だ。桃太郎の筋立ても同様であるところは興味深いと言える。
さらに、犬、猿、雉という三者の組み合わせも古代神話ではなじみ深い。
犬がジャッカルであったり狼であったり、雉が鳥であったりケツァルコアトルのような鳥人であったりの違いはあるが、三者の組み合わせは星に由来する。
犬は「おおいぬ座」の三連星シリウス、猿はオシリスを象徴するオリオン座、鳥はククルカンやケツァルコアトルといった鳥人間に関係するプレアデス星団だ。
そのように桃太郎の民話には、超古代のエジプト、シュメール、マヤの神話と共通する点がある。
そこにまた、人間の創作を超越した「エルの御手の跡」がうかがわれると言って過言ではない。
本文は今年1月6日から連載した「かごめ追記」を加筆修正したものです
今は昔の話ではありますが、歴史上実際に「四国」が「死国」とされていた時代があったようです。
坂東眞砂子による同名のホラー小説は、現代に至ってもなお亡霊のように四国八十八霊場に漂う、閉塞され封印され抗うことができない「死」の普遍的支配に対する、無力な人間側のあえかな抵抗とその反作用の無残を描いたものです。
弘法大師空海が八十八霊場の結界を築いて、この「宝物の島」を霊的に封印して千年余、霊場巡りも様々な言説が絡みついて、その本来の意義と役割が見失われてしまいました。
そのホラー小説のように、「逆打ち」によって死者が復活するといった迷信が瀰漫する近代の風潮は、霊的真実を見失った人々の彷徨する姿を如実に反映しているのではないでしょうか。
これでは四国という、世界で唯一強力な磁場を有するこの地を守り続けてきた人々が、あまりにも不憫に映ります。
考え方によっては、それもこの「四方位星座の地」を封印する上で、それなりの効果を果たしたのかもしれませんが。
四方位星座の島 四国
北を上方にしてライオン、牛、人、蠍が正確に描かれている(古来水瓶座は人間を、蠍座は鷲を表す星座)
筆者は四国四県の輪郭から自らの十二星座投影説に確信を持った
「四国=死国」説の根拠として、かつて四国は本州からの流刑の地であったことや、八十八霊場があって死期間近な人々が遍路巡りをする姿がその言葉を生んだと言われます。
しかし本当にそうでしょうか。
流刑の地といっても、これほど広く大きな土地に追い立てられたところで、即座にそれが死を意味するとは思えません。
それどころか瀬戸の海は概して穏やかで、流民が夜の闇に紛れて本州へと脱出するのは、それほど困難な事とも思えません。
また八十八霊場が定められているからと言って、訪れる人が皆が皆年寄りで明日にも死にそうな人ばかりではないでしょう。
四国八十八ヶ所霊場紹介HPより
むしろ、お遍路を歩けるほど健脚で体力旺盛だからこそ、彼らは寺から寺へ六根清浄を念じつつ旅を続けることができるのです。
さらに言えば八十八霊場の遍路旅は地下冥界へのそれではなく、むしろ極楽往生を夢に描いた希望の行脚と捉えた方が正確でしょう。
ではなぜ「四国は死国」と“なった”、あるいは“された”のでしょう。
その唯一最大の理由こそが、かの四つの国の地に隠された、惑星を代表する皇統「星を継ぐ者」の血統と霊統を証明し、その神宝のすべてが収められた「箱」にあるはずです。
おびただしい量の純金を用いた「神輿の原型」と、かつて紀元前7世紀にこれを「唯一神の化身」としてソロモン神殿の至聖所に安置していたときの純金の壁面板、および巨大な金のケルビム2体の総重量22トンを超える「惑星地球の皇家の宝物」の存在を、世界を股にかけて暗躍する秘密結社や地下組織に知られてはならなかったのです。
このようなきわどい記述も日本語で書けるからこそ、容易に検索エンジンの網にかかり、支配欲と権勢欲にかられた者たちに解読されるリスクも少ないと言えるのです。
しかも時の徴(しるし)は、「かごめ唄」の「鶴と亀が滑った」まさにその只中に至っており、さらに徳島県吉野川の祖谷山麓「天孫降臨の地」にエル・カンターレ神が生誕されて六十年が経過した重大な時代に突入しています。
近い将来、皇統の証の宝物がその姿をあらわにした時、これを明瞭に解説し、蓋を開け、十八種の神宝を取り出し、人類の前に示すことのできる唯一の人物が、地球上すべての人間の耳目を引き付けることになるはずです。
それが明日のことか明後日のことかはわかりませんが、その日の訪れるのを四国山中の皇家と家宝の守護者たちは息をのんで待ち望んでいるに違いありません。
四国が「死国」とされたのも、決して世間に晒されてはならない至宝の存在を、徹底して隠匿する必要があったからです。
四国の全域を生命の絶えた土地とみなし、死者の霊が彷徨える不吉な場所とすることで、そこから衆目を逸らすことが、「死国」のそもそもの狙いだったと言えるかもしれません。
さらに四国隠蔽の策として、吉備の備前国を南北に分割し、北に美作国をつくり、そこに阿波山麓に実在する土地の名称を文字を変えて配置したのではないでしょうか。
それで「かも」「みかも」「みまさか」「あば」などの地名や人名、「剣山」「那岐山」「滝山」といった山の名称を後代に残し、滝神社のような所在標識を設置したと思われます。
徳島県祖谷の剣山山頂付近の山肌からは天候の変化にかかわらず、絶えず一定の滝が流れ下っています。
これはその内部に巨大な水溜めが設置されているが故と言われています。
その景観をそっくり写し取ったのが美作国の「滝神社」で、その経度が徳島剣山とほぼ一致します。
これは岡山市北区番町に豊鍬入姫によって創建された名方浜宮と同様の「北の標識」と思われます。
そして「東の標識」が熊野三山のひとつ、滝の美しい熊野那智大社でしょう。
長くなるので次回に続けます。
https://ameblo.jp/3t14159/entry-12674069852.html 【空海からの貴重な伝言(26)完】より
本文は去年12月6日から連載した「弘法大師空海からの伝言」を加筆修正したものです。
一昨年11月27日から書き始めた「かごめかごめ」日記。
かごめ唄を追求すると、四国阿波の山中に隠された「神宝」に言及せざるを得なくなります。
ただ、それは事の成り行きというもので、そのものが本来のテーマではありません。
必要以上の追求は、「かごめ唄」そのものの持つ、「暗号」解読という目的から逸脱する危険をはらみます。
「かごめ唄」では、「いついつ出やる」と歌い、具体的で詳細な「時の指定」を明らかに意図的に避けているのです。
その「時の徴(しるし)」については、「つる」と「かめ」が「すべった」ときとしか唄われておらず、その期間については数十年から百年の幅を持つと考えられます。
すなわち「つる」である「魚座」の時代(紀元元年から紀元2160年)、それに続く「かめ」つまり「水瓶座」の時代(紀元2160年から紀元4320年)の移行期が、「つる」と「かめ」が「すべる」期間なのです。
厳密には、キリスト誕生の瞬間から始まった「魚座」の時代は、残すところあと140年ほどとなりました。
プレアデス星団
プレアデスの主星アルシオネから放出される光の帯「フォトンベルト」と、その中に侵入する太陽系模式図。
すでに太陽系全体がベルト内に侵入した。
黄道十二星座の割り当てから数えればその通りですが、フォトンベルト侵入というプレアデス恒星系との相対関係から見ると、太陽系の全惑星が光のベルトに突入してからすでに7年が経過したことになります。
その観点からは「魚座」の時代が終了し、今すでに「水瓶座」の時代が訪れていると言えるのです。
プレアデスの日本名は「すばる(昴)」。「魚座」と「水瓶座」を結び付けるものは「すべる」であり、「すばる」の関与が暗示されています。
大きな時間帯で時代が移り変わる時、古い時代の残滓が完全に過去のものとなるには、やはりそれなりの長い期間を必要とするでしょう。
マヤ暦とはプレアデス星団のマイヤ星からもたらされた暦であり、フォトンベルトは同星団のアルシオネ星から発される精妙な電磁波の帯です。
獅子座と水瓶座の時代は、地殻の大変動を伴った「臼の壊れる」時代であり、「うしろの正面」にあたるかつての獅子座の期間に、アトランティスとムーの二大陸が大海没を起こして地球上から姿を消しました。
その同じ「破壊と再生」の大時代が、一万一千年の「闇の時代」つまり太陽神天照大神の長い岩戸隠れの期間を経て、再び訪れたと言えるのです。
天照神話の「岩戸隠れ」「岩戸明け」は、単なる作り話ではなく、深遠な宇宙的真理を内包する寓意として存在します。
これも「かごめ唄」同様、どのように読み解き、内在された本意を引き出すかが問われるのです。
「かごめ唄」の謎解きは過去の日記で一通り書き尽くしたつもりですし、その考え方に現在も変わりはありません。
最初は「鶴と亀」の詩句に黄道十二星座の二者を関連付けることに、自分でもこじつけの感をぬぐい切れず、冗談半分のつもりでいたのです。
しかし、四国四県の形状が星座の主要四方位を見事に描いている事実から、現在は自説に盤石の自信を持っています。
四国四県
愛媛(獅子座=ライオン)
香川(牡牛座=牛)
徳島(水瓶座=人間)
高知(蠍座=蠍・鷲)
黄道十二宮(十二星座)
現在の春分点が魚座から水瓶座に移りつつある
唄と遊びが同期し結ばれた時点で、図らずもその仕掛け人まで判明し、現代の謎解き担当員に課せられた仕事は一応これで終了したのではないかと考えています。
弘法大師空海
「かごめ唄」を
子供の遊びのタイムカプセルに託した
出発地から旅を始め、やがて再びその旅の初めに戻ってきて一つの結界を生み出すように、今回の探究の旅路も若き日の原点に回帰して一通りの完成を見たようです。
岡山県勝田郡奈義町
滝山の中腹に鎮座する滝神社
この事をいくら声高に叫んだところで、通じないところは通じないし、通じて理解してくださる所にはそれなりに影響を及ぼしえたことと考えます。
地球人の一人として、この惑星上の任意の場に視点を定め、目の前のしがらみに満ちた現実に翻弄されることなく視野を拡張し、太陽の通り道に道標のように置かれた十二の星座に広げた時、時間的および空間的な全く新しい視座と感覚を得ることができるのです。
地球の視点を中心にした時間と空間の拡張
地心占星学は卜占とは別物です
とりあえず「空海の手紙」の改訂版「空海からの貴重な伝言」は、この時点で結びにしたいと思います。
取り扱うテーマがあまりにも大きすぎ、とても凡夫の手に負えるものではないことが明らかだからです。
深追いすれば必ず宝探しゲーム感覚の好事家とのかかわりを避けられないので、思い切った決断も必要な段階に来たと考えています。
たくさんの「いいね」もありがとうございました。
それ以上に嬉しいことは、毎日のページ別アクセス上位五つを調べますと、昨年の末に書いてきた「かごめかごめ」シリーズのどれかが、必ず一つ以上読まれていることでした。
私にとってはそのことが何にもましてありがたく、嬉しく、励みになっています。
また気が向いた時に、ブログの日記を綴りたいと思います。
岡山県の滝 【奈義町 滝神社の雄滝:雌滝】癒しの里へようこそNature of Japan より
(阿波剣山の所在を示す、美作国に置かれた「北の標識」です)
剣山 北緯33度51分 東経134度05分
滝神社 北緯35度09分 東経134度09分
(参考) 東の標識は熊野本宮大社
剣山 北緯33度51分 東経134度05分
熊野本宮大斎原 北緯33度50分 東経135度46分
Hiroshi Onishi@HiroshiOns
誰でも知ってる「かごめ唄」。あの歌詞と遊びは密接に関連する。
繋いだ輪は黄道十二宮。周期は二万六千年。籠は櫃(箱・船)、鳥は十理(十戒)。
鶴と亀は、釣る(魚座)と瓶(水瓶座)。現在はその変遷期(滑る)。
後ろの正面は獅子座。歳差運動を基にした、スフィンクスの星時計だ。
Hiroshi Onishi@HiroshiOns
#かごめ唄 の仕掛け人が見えてきた。長年の疑問が、やっと氷解しつつある。
誰も納得のゆく解答を提供してくれなかった。遊びと歌が融合していなかった。
ならば自分で解く、と決めた。ヒントは太古文明の共通言語だった。
歳差運動と十二星座だ。宇宙即我の体験者、弘法大師空海だろう。
Hiroshi Onishi@HiroshiOns
弘法大師空海が構築した、四国八十八霊場という結界。
室戸の洞窟で、彼の口に飛び込んだ明けの明星が、星の秘密を伝えたのか。
かごめ唄が鶴亀山に現れる時、エルの偉大なる光が、世界を駆け巡る。
四国は四方位の星座から成る。
阿波(人)・土佐(鷲)・伊予(獅子)・讃岐(牛)。
https://universai-mind.blog.jp/archives/85191715.html 【地球の巨大な時計と2万6000年周期】より
夜空に輝く星たちは、72年ごとに1度ずつ移動していきます。2万6000年かけて一周する計算です。これは地球の歳差運動の周期、つまり、独楽(こま)が首を振るように、およそ2万6000年かけて自転軸が回ることを表します。
歳差運動
宇宙における地球の正確な位置を把握するため、現代の天文学者たちが利用しているのが黄道十二星座です。スフィンクス(Spjonx)が見つめる星座も時とともに移り変わります。
スフィンクス
ピラミッド底面の四隅はそれぞれ、「牡牛座」「獅子座」「蠍座」「水瓶座」をあらわしています。蠍座は鷲(わし)、水瓶座は天使を意味していました。ヨーロッパの大聖堂などに描かれている装飾はその名残です。
ピラミッド
ピラミッド
各星座の中でもっとも明るく輝く星は、天の四大守護者と呼ばれていました。牡牛座のアルデバラン(Aldebaran)、獅子座のレグルス(Regulus)、蠍座のアンタレス(Antares)、そして水瓶座のフォーマルハウト(Formalhaut、現在は南の魚座に含まれている)です。四つの星は位置関係が一定していることから、時間の推移を見る基準点として利用されていました。
古代、牡牛座と蠍座を結ぶ軸は「牡牛と鷲の軸」として知られ、羽のある牛の姿であらわされました。また、獅子座と水瓶座を結ぶ軸は「獅子と天使の軸」として知られ、ギザに置かれたシンボルとして、人面獣身のスフィンクスが存在します。
ギザはまさに天文時計のような場所だといえます。四つの星は文字盤となり、スフィンクスの視線を針におよそ2万6000年で一周しながら地球の位置を正確に指し示しているのです。
地球の現在地が円周のどこなのかわかるようにするには、一周のスタート地点を決める必要があります。そこで作られたのが、スフィンクスの胸にある謎のコブ「獅子の心臓」です。
獅子座の星に、アラビア語で al-qalb al-asad(アル=カルブ・アル=アサド、日本語に訳すと「獅子の心臓」)と呼ばれる「レグルス」があります。この星をスフィンクスの目がまっすぐ見つめるとき、つまり、獅子座と水瓶座の軸にスフィンクスの視線が一致したときがスタート地点になります。こうして、ギザの遺跡は、2万6000年周期で一周する地球の巨大な時計と考えられています。太陽の分点を示すピラミッドによって正確な方位が示されているわけです。
上記の内容は、マルセイユ・タロットの大アルカナ「世界」の図柄とも一致します。「世界」のカードにも、四隅に四つの生き物「天使、獅子、牡牛、鷲」が描かれているのです。この秘密について、これから少しずつ明らかにしてきたいと思います。
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