若水を赤秀と分かつ島根かな

https://news.yahoo.co.jp/articles/e385ae05fae85fdbab0be55c502f1a80b3060e13 【出雲大社で新年を迎える神事、厳かに】より

御饌井からくみ上げた水をおけに移す神職=出雲市大社町杵築東、出雲大社

 出雲大社(島根県出雲市大社町)で27日、新年を迎えるための神事「御饌井(みけい)祭」が厳かに営まれた。神職9人が拝殿の西隣にある井戸「御饌井」を清め、新年に神前に供える若水をくみ上げた。

【写真で振り返る】出雲大社の神迎神事、全国から八百万の神々を迎える

 神紋入りの幕が張られた井戸の前に祭場が設けられ、米粉を水で練ったしとぎ団子とお神酒が供えられた。千家尊祐(たかまさ)宮司が祝詞を奏上した後、サカキの小枝を両手に持ち、琴板を打つ音と神歌に合わせて神舞を奉納した。

 井戸を清めると神職がひしゃくで若水をくみ上げ、おけに移した。若水は新年最初の神事「大御饌(おおみけ)祭」で供えられる。

 出雲大社は31日夕から夜にかけて大祓(おおはらえ)と除夜祭を営み、新年を迎える。


https://maminyan.com/shogatsu/know/post-192.html 【若水(わかみず)と若水迎えー1年の邪気をはらう神聖な水ー】より

若水はその年1番最初に汲む水

元旦の早朝、井戸や湧水から1番最初に汲む水のことを「若水」といい、一年の邪気を払う縁起のよい水といわれます。若水を汲むことを「若水迎え」といいます。

恵方(縁起のよい方角、年によって異なる)にある井戸や湧水から汲むのがいいとか、汲みに行って帰るまで口をきいてはならないとか、地域によって、さまざまなローカルルールがあるようです。

元々は宮中の行事から

平安時代には、立春に宮中で主水司が天皇に奉る水(天皇がそれを神様にお供えする)を若水と言っていました。

それがいつしか元旦の朝に汲みあげる水のことをいうようになったのだそう。 

現在も「若水の儀」「若水祭」といった行事・神事が神社で行われることも少なくありません。

京都 日向大神宮 若水祭

大阪 住吉大社 若水の儀

若水はどう使うの?

若水はまずは神棚にお供えし、そしてお雑煮をつくったり福茶をたてるのに使います。

昨今では井戸水を利用することも少ないですし、名水を汲みに...といっても遠方になりがちですので、若水は概ね水道のお水ということになりますが、それでも元旦早朝に汲んだお水を大事にする...という習慣を大事にされているご家庭も少なくないようです。 

若水を汲む役目は?

若水を汲む役目を務める人は、一家の大黒柱であったり、主婦であったり...、これもまた各地域によってさまざまです。

今のご時世でいうと「蛇口をあける」ではありますが、家々で決まった方が新年最初に蛇口をあけるというご家庭もあるようです。

一家の大黒柱の男性が若水を汲み、それを用いてお雑煮を作るといった風習が残っている地域も関西や関東の一部地域にあります。

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