夏櫨 Oldham blueberry

https://blog.goo.ne.jp/utyucosmos/e/04b82d1bcb6016b3868d51af34164f4b  【ナツハゼ】より 

(ツツジ科 スノキ属 学名Vaccinium oldhami  落葉低木 花期5,6月 果期9,10月

 別名酸実すいみ、がんす) 

ハゼと名がつくがツツジ科の植物。和名は夏に葉が赤みを帯びている葉に由来する。葉は広卵形ないし楕円形で荒い毛が生えざらつき、鋸歯はないが縁に多数の腺毛が生える。枝先から総状花序を出し、黄赤色の鐘形の花を下向きにつける。花冠の先端が浅く5裂し反る。雄蕊10、雌蕊1。果実(液果)は小さな球形で先端に萼痕が残り花柱の脱落痕が凹む。秋に褐色~黒色に熟す。黒く熟れたら食べられる。アセビ等有毒植物の多いツツジ科の植物の中において、スノキ属の植物の果実は食べられるものが多い。(ブルーベリー、ビルベリー、コケモモ、ナツハゼ等) 

属名vaccinus   栗毛色をしたvaccinus(牝牛)に由来する説がある。夏の葉が赤みを帯びることを指すのであろうか。

種小名oldhami 人名Richard Oldham(1838~1864 英国)に因む。

The last plant collector employed by the Royal Botanic Gardens, Kew ,was Richard Oldham (1837-1864).

英国のキュー王立植物園によって雇われた最後の植物収集家がリチャード・オルダムであった。

A gardener at Kew, by 1861 he was collecting in eastern Asia. He collected in the Nagasaki area, western Honshu, around Yokohama and in the Bonin Islands in 1862 and 1863, dying in China at only 27.

このキュー植物園の庭師は1861年まで東アジアで収集していた。彼は1862年から1863年に、長崎地方、本州西部、横浜周辺および小笠原群島(Bonin Islands)で収集した。僅か27歳の若さで中国で死んでいる。

Vaccinium oldhamii and Desmodium oldhamii were named in his honour.

スノキ属ナツハゼ、ヌスビトハギ属フジカンゾウ(藤甘草)の種小名は彼に因んで命名された。

(小笠原群島は小笠原諸島の一部(聟島、父島、母島列島)の名称である。硫黄列島、西之島、沖ノ鳥島を含めて小笠原諸島と言う。英語では小笠原諸島はOgasawara Islands、小笠原群島はBonin Islands(ボニン・アイランズ)である。「ボニン」は江戸時代の「無人島」(ぶにんじま)という呼び名に由来する。東京都小笠原 )


https://hanakiyose.blog.fc2.com/blog-entry-2596.html 【夏櫨(ナツハゼ)】より

【学名】Vaccinium oldhamii

【科名】ツツジ科 Ericaceae 【属名】スノキ属 

【和名】夏櫨(ナツハゼ) または 夏黄櫨  【英名】Oldham blueberry 

【別名】やろっこのハチマキ ハチマキぶどう ブンブクチャガマ ゴンスケハゼ

【性状】耐寒性低木 【樹高】1~2m 【花期】5~6月

【原産地】日本 朝鮮半島 中国

【用途】庭植え 鉢植え 食用 ジャム

夏から「ハゼ」のように紅葉することから名前が付いたそうで、我家でもそろそろ葉っぱに赤みが増してきています。

真っ黒に熟した実を鳥達が見つけ、ブルーベリーの実を横取りさせたのと同様に、この子も油断しいてると一番美味しい時期の実をもっていかれてしまいます。

庭仕事の最中に突然バタバタと聞こえる鳥の羽音にびっくりさせられることもシバシバです。モズかしら、よくわかりませんが、結構大型の鳥がやってくるんですよ。

日本原産のブルーベリーといってもよい‘ナツハゼ’ですが、いつから我家にあるのか、どうした経緯で庭に植えられているのか不明です。もしかすると鳥の落し物?かしら。

だとすれば、鳥さんに感謝して、少しは熟した黒い実をわけてあげなくちゃ、ネっ (^_-)-☆

地元の愛称は「ヤロッコノハチマキ」。黒い実をよ~~く見るとハチマキを巻いたような跡があります。これはお花が咲いたときのガクの名残りだそうです。

またシーボルトはこのナツハゼを日本特有の植物として紹介しています。

これまであまり気にかけてあげなかったナツハゼですが、今後は大切にしようと思いなおしたわたしです^^;

ところで、我家のナツハゼの樹高は私の腰より少し高いくらいで、まだまだ大きくなりそうではあるものの、樹高を生かさずに(^^ゞ スタンダード仕立てをもくろんでいるので、春から伸びる新芽は時々剪定してしまっているのです。

で、私のハサミ攻撃から免れた部分にお花が咲き、後に出来る黒い実は隠れるようにしながらビーズのようにして下がります。まるで黒真珠のネックレスのようでしょ?

紅葉も愉しめ、食べて美味しいナツハゼ。ジャムを作ろう~と思いつつ、いまだ収穫の適期がつかめません。鳥が食べはじめたことを確認できたならば、収穫適期なのかな?

もう少し紅葉してからのほうが、美味しいかしら?

(略)

https://www.rural-eco-utunomiya-u.com/2021/06/26/%E3%83%96%E3%83%B3%E3%83%96%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%A3%E3%82%AC%E3%83%9E/ 【ブンブクチャガマ】より

地域の方・卒業生のみなさんとともに山で採取したナツハゼの木を圃場にうえて4年目の夏

昨年より結実し始めていたようですが、昨年はコロナで現地に行けませんでした

今年は、防鳥ネットも完備し、鳥害対策もバッチリ

たわわに実ったナツハゼ(地方名:ブンブクチャガマ)、今年はどれくら収穫できるか、楽しみです

※防鳥ネットは、鳥が絡まないよう、太い糸のものを使用しています

https://www.rural-eco-utunomiya-u.com/ 【農村生態工学研究室 | 宇都宮大学】より

農村生態工学研究室(守山研)へようこそ

About us

人と生き物の共生をめざし、生態系の基礎研究、生物の保全方法の研究開発、さらには地域社会と生物との関係についての研究などを行っています。

(略)

当研究室の研究内容が日本テレビ「所さんの目がテン!」にて放映されることとなりました。http://www.ntv.co.jp/megaten/oa/20180603.html

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