https://ameblo.jp/sunzashi/entry-12704912056.html 【共感覚と共感力】より
こんにちは。明正です。今日は月1のさんざしプロなんでも相談会でした〜。今回もとても楽しいお話会でした。今、さんざしプロの中で一番、動きがあるのが出版部で、お話も出版部がらみの話題が多かったですが、私が気になったワードが一つ。「共感覚」
世の中には、人の声や感情などが「色」として見える人がいるそうです。その能力を共感覚というのだそうです。
この感覚には私も覚えがあります。人を「色」で見ていると、このブログで書いたこともあります。というわけで、共感覚についてちょっと調べてみました。
共感覚
共感覚とは,ある感覚刺激によって,ほかの感覚を得る現象である。たとえば,音を聞いたり文字を見たりすると,色を感じる現象であり,ごく一部の人だけが経験できる。さまざまなタイプの共感覚が存在することが知られているが,共感覚者の7割近くは色字共感覚者である。
出典:コトバンク
文字や数字、音に色が見えたりする感覚らしいです。一説には25%近い人が、何らかの共感覚を持っているのでは?と考えられているそうです。
ほとんどの人が自分の見ている世界が他の人とは違うとは思いもよらないので、自分が共感覚者であると知らないままに一生を終えている、のかもしれないそうです。
なんか知らんけど、なんか感覚がみんなと違ってて生きづらいなあ、という場合、そんな隠れた個性があるかもしれませんね。
もう一つ、似たような感覚で他人の感情を自分のことのように感じる「共感力」がとても高い
「エンパス」という才能を持つ人たちがいます。こちらも人口の20%程度、
決して珍しい能力ではありません。
エンパス体質の人の特徴点・生きづらさを感じたらセルフチェックしてみよう | WORKPOR
エンパスの人は、普通の人が普通にやっていることがとても苦痛に感じるかもしれません。
そして、「なんで私は普通の人と同じように〇〇ができないんだろう」と落ち込むこともあるでしょう。私は、「エンパス」も持っています。「電車で出勤」ができませんでした。
ものすごく疲れるのです。このため、社会人になった当初、会社勤めが続けられなかったのです。当時は、「なんでこんな、普通の人が当たり前にこなしていることができないんだろう」とかなり落ち込みました。自分の感覚が人とは違うと知らなかったのです。
それが分かったのはある薬を飲んだから、でした。
ある日、体中に謎の発疹が出て、病院で「抗アレルギー剤」を処方されました。
それを飲んでいる間だけ、他人の感情を一切、感じませんでした。
その間は、世界がウソのように楽な場所に感じたのです。とっても素敵だったので、嬉しくて、友人にそのことを話した結果、通常の自分の感覚の方が異常事態だと言われたわけです。
「自分の感覚が、人とは少し違う」というのは、自分ではわからないことの方が多くて、
「なんで??」と自分も周囲も困惑してしまいがちです。
「別に普通にこだわらなくていい」が、楽に生きる一番の薬ですね〜。
それが、さんざしプロを立ち上げた理由でもあります。
独特の個性を持つ人は、普通の人には決してできない特別なことができる可能性が高いので、ぜひ、そのままで輝ける方法を一緒に見出していきましょう!
https://junior.litalico.jp/column/article/140/ 【共感覚とは?種類や原因、判定テストについて解説します】より
共感覚とは「ある感覚刺激を受けたときに、別の感覚が引き起こされる現象」のことで、「シナスタジア」とも呼ばれます。
文字や音などに特定のイメージを持つ人も多いかもしれませんが、共感覚とはどのように違うのでしょうか?
この記事では共感覚の種類や共感覚が起こる原因、共感覚の特徴や、共感覚を判定するテストについて解説します。
共感覚とは
共感覚の種類
共感覚の原因
共感覚の判定テストはある?
共感覚についてまとめ
資料・体験授業のお問い合わせ
共感覚とは
「共感覚」について統一された定義はありませんが、「ある感覚刺激を受けたときに、その刺激以外のほかの感覚が引き起こされる現象」のことであるといえます。
共感覚は、英語ではシナスタジア(「synesthesia」または「synaesthesia」)と呼ばれます。
共感覚のある人は例えば、文字を見ると色を感じたり、ある食べ物を食べるとその味に形を感じるなど、本来の感覚刺激に含まれていないはずの別の感覚を感じます。
共感覚のある人が感じるこの「別の感覚」は連想や比喩などとは異なり、 現実感をともなった体験です。
「共感覚のある人の割合は少ない」ともいわれていますが、一般の人に占める共感覚のある人の割合は分かっていません。
「共感覚」の定義が定まっていないことや、自分に共感覚があることに気づいていない人も多いと思われるために、共感覚のある人の割合についての統計を取ることが難しい側面もあります。
一方で、近年では、「共感覚のある人はそれほど珍しくないのかもしれない」という見解もあります。
共感覚のある人の共感覚についてのとらえ方は、人によりさまざまに異なります。
共感覚があることを肯定的にとらえている人もいれば、共感覚が強い人などは混乱を覚える場合もあるようです。
共感覚は研究途上の分野
共感覚のある人は物心がついたときから共感覚が生じているため、共感覚を特別なことだとは思っていない人も多いでしょう。
そのため、共感覚があることについて他人に驚かれたりすると不安になるかもしれませんが、共感覚は病気ではありません。
医学的には、18世紀初頭から共感覚の存在が報告されています。
しかし、証明が難しいために測定方法がなかったことから、統制された研究がおこなわれるようになったのは2000年代に入ってからです。
つまり共感覚については現在も研究途上であり、分かっていないことが多い分野であるといえます。
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共感覚の種類
共感覚のある人ごとに「どの感覚刺激から、どのような感覚が引き起こされるのか」、つまり共感覚の種類が異なります。
共感覚の種類はたくさんあり、研究によりその数は異なりますが、数十種類に分類できたという研究もあります。
ここでは、共感覚の主な種類を紹介します。
色字(しきじ)共感覚
文字や数字に色を感じる共感覚です。
色の感じ方は人により異なり、色が実際に目の前に現れる場合や、イメージとしての色を感じる場合などがあることが研究から分かっています。
共感覚の種類の中でも色字共感覚がもっとも多いとされており、共感覚のある人の70%近くは、この色字共感覚に該当するといわれています。
色聴(しきちょう)共感覚
音から色を感じる共感覚です。
ただし、必ずしもすべての音に色を感じるとは限らず、 和音にのみ色を感じる場合や、楽器の音色に色を感じる場合など、さまざまな感じ方があるようです。
音視(おんし)共感覚
色聴共感覚とは逆に、色や光景を見ると音を感じる共感覚です。
音視共感覚のある人の割合は比較的少ないと考えられており、その割合は、色聴共感覚がある人の10分の1以下程度であるとする研究もあります。
数型(すうけい)共感覚
カレンダーや月日など、時系列や順序性を持つ数やアルファベットなどがあるとき、それらが空間に3次元的に配置されているように感じる共感覚です。
配置の見え方は、曲がっていたりジグザグになっていたり、円を描いていたりと、人により異なります。
序数擬人化
文字や数字などに人格や性別、外見などを感じる共感覚です。
例えば「1はたくましい男性、2はか弱い女性」「Aははっきりした性格の若い男性、Cは穏やかな性格の美しい女性」など、性別や年齢、性格や外見などの特徴とともに、文字や数字に人格を感じます。
その他の共感覚
そのほかには、においや味に色や形を感じる共感覚、音に味や触感、においや温度などを感じる共感覚、数字や曜日、円や三角形などの図形、また都道府県などに色を感じる共感覚などがあることが知られています。
共感覚の研究は現在も進められており、次々と新しい共感覚が発見されているといわれています。
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共感覚の原因
共感覚が起こる原因ははっきりとは分かっていませんが、これまでの研究でいくつかの仮説が立てられています。
例えば、色聴共感覚のある人が「音から色を感じている状態」の脳をMRI脳画像診断により観察した研究では、脳の「音を聞き取る部位」と「色を感じる部位」が同時に活性化していることが分かっています。
脳の2つの部位が同時に活性化し、それらの部位がつかさどる感覚が結びつく理由については、主に以下の3つの仮説があります。
生まれつきの脳の仕組み
共感覚のある人には、脳の仕組みとしてそのような機能が生まれつき備わっているという説があります。
遺伝が関係しているとする説もあり、共感覚のある人の家族にもまた、共感覚のある人がいる場合が多いことも分かっていますが、共感覚に関与する遺伝子はまだ特定されていません。
学習による習得
「ある刺激と、そこから想起される感覚」を繰り返し経験することで共感覚が学習されるとする説です。
例えば、幼少期によく見ていた絵本に出てきた文字の色を記憶しており、成長してからもその文字を見ると特定の色を感じる場合などが考えられます。
「刈り込み」を逃れたシナプスの働き
脳の神経細胞は、「シナプス」と呼ばれる「繋ぎ目」を介して結合することで神経回路を形成し、情
報をやり取りしています。
生後間もない赤ちゃんの脳にはシナプスが過剰にあるため、異なる感覚の間に神経回路があるとされます。
シナプスは成長とともに環境や経験などに応じて選別され、不要なシナプスは刈り込まれてなくなり、必要なシナプスだけが残ると考えられています。
このとき、「刈り込み」を逃れたシナプスがあると神経回路が残り、共感覚が生じるのではないかという説です。
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共感覚の判定テストはある?
共感覚の有無を判定する統一された基準は、現在までのところありません。
研究がおこなわれる際には、共感覚の有無を判定する方法として以下の2つの方法が用いられています。
再テスト法
一定の期間を置いて再度テストし、1回目のテスト結果と一貫性があるか否かで判断する方法。
自動性を調べる方法
ある刺激を与えたときの、共感覚が喚起される反応時間を見る方法。共感覚は自動的に起こるため、共感覚のある人は反応時間が速い。
共感覚の特徴
「共感覚」に統一された定義がないのと同じく、「持っている感覚が共感覚なのか」についても、統一された基準はありません。
参考になるのは、さまざまな研究において「共感覚の特徴」として共通して挙げられている以下の要素です。
物心ついたときからずっとある
共感覚のある人は、「いつ、どのようなきっかけで共感覚がはじまったか」ということを覚えておらず、物心がついたときからずっと共感覚があります。
このため「ほかの人には共感覚がない」ということを知らず、自分に共感覚があることに気づいていない人もいると思われます。
「どの刺激から何の感覚が生じるか」は人により異なる
前述のように共感覚の種類は非常にたくさんあり、同じ感覚刺激を受けても、引き起こされる共感覚は人により異なります。
個人の中では一貫性がある
ひとりの人の中では「どの感覚から、どの感覚が引き起こされるか」は常に同じであり、おおむね生涯変わることがないと考えられています。
自動的に起こり、自分でコントロールできない
共感覚はある感覚刺激を受けると自動的に生じ、本人が意思の力でコントロールすることはできません。
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共感覚についてまとめ
共感覚とは、ある感覚刺激を受けたときに、その刺激以外のほかの感覚が引き起こされる現象のことです。
共感覚の種類はたくさんあり、現在も次々と新しい共感覚が発見されているといわれています。
共感覚の有無を判定する統一された基準はありませんが、物心ついたときからずっとあること、また、一貫性があることなどが共感覚のある人に共通する要素であるとされています。
共感覚については現在も研究が進められており、今後さまざまなことが明らかになることが期待されます。
https://note.com/u_yasushi/n/na6ea508862e9 【求められる「共感」の正体。同感・共鳴と何が違うの?】より
ヤス(ウエダヤスシ)
文章で自分を表すことによって、読者がもつ感情。それが「共感」とよく思われています。
共感は、同感・同情・共鳴・感情移入と違うものです。同感と間違われやすいんだけどね。私も共感についての認識があいまいだったのでしっかり考えてみました。
たとえば・・・
「この前彼女にフラれたんだよ。仕事が忙しくて会う時間をあまり取れなかったのが原因なんだよな」
「おれも同じ理由でフラれたことあるわ~。わかる。3月決算期で仕事が忙しいとキツイよな。おれもなかなか会えていないもん」
これは共感でしょうか?
共感じゃないのなら自分の「フラれた話」をもっと詳細に書いたら「共感」を得ることはできるでしょうか。
たとえば友達といっしょに映画を観に行って、同じ場面で涙を流す。これは友達との共感でしょうか?なんか違いますよね。ん?共感ってなんだ?
■共感の正体
ビジネスの世界やSNSでも「共感力が大事!」とはよく言われるものです。人に伝える文章で欠かせないものは「共感」です。
ゆうこすさんが書いた「共感SNS~丸く尖る発信で仕事を創る(2019年幻冬舎)」はベストセラーになりましたね。
共感っていったいなんなんだろう。
インフルエンサーのゆうこすさんは共感を呼び起こすプロです。しかしファンはゆうこすさんと同じ環境じゃない。一緒に映画を観たりもしない。
どうして「共感」を発信できるんだろう。
■共感の意味を調べてみた
ネット検索で共感について調べました。けれどしっくりくるものがなかったので辞書でも調べてみました。
同感:共感すること 共感:同感すること ・・・いっしょやないかいっ!
余計にややこしくなったので英語を見てみます。
同感:sympathy 共感:empathy、sympathy んー。まだややこしいですね。シンパシィが被ります。
また頻繁に共感の説明で使われる「音叉の共鳴反応」。共鳴まで加わるともっとややこしい。
原点にたちかえってみます。
「共感的理解」は元々が臨床心理学の用語です。そこでカウンセラー関係の本を調べ、私の中で納得できた説明がありましたので紹介します。
「プロカウンセラーの共感の技術」(2015年創元社)で著者の杉原保史先生は「共感」をこう説明します。
共感とは個人の境界線を越えて、あなたと私の間に響きあう心の現象。人と人とが関わり合い、互いに影響しあうプロセスである。
私たちは皆一人であるという感覚をもつ。一人である感覚こそがつながりを求めさせるもの。私たちがつながりを感じあうための共通の基盤が皆一人であるという感覚である。
受信者(読者)が発信者(書き手)に対してつながりを感じ影響を受けることが共感です。
共感する文章は、読者が書き手に対し何らかのつながりを感じ取り影響を及ぼすものなんですね。
■同じ感情や意見、経験を持たなくても共感は起こる
まったく自分と正反対の意見でも、共感は起こりえます。
「なんか腹立つ文章だなぁ!でも言っていることはちょっとわかるな・・・。」そんな文章に出会ったことはありませんか?私の場合はホリエモンさんです。あなたも自分の痛いところを突かれるみたいな文章を読んだ経験がありますよね。
同感だと起こりえない感情です。文章はストーリー型で書くと伝わりやすいという鉄則。
自分のエピソードは人の心に届けやすいという法則。どちらも「共感」を呼び起こしやすいものなんです。
自分のエピソードを書くと読者は自分とのつながりを感じ感情が奮い立ち、心に影響を受けます。心が影響を受けると行動につながります。
まったく同じ経験をしていなくても、同情をえなくても、共感は起こります。
■共感は相手をありのまま感じること
最初に挙げた彼女にフラれた話の例。話を聞いた側は自分の状況・環境に置き換えて話を続けています。これは聞き手が自分メインに考えていますので相手への共感ではありません。
杉原保史先生は共感する方法についてさらにこう述べています。
共感は定義があいまいで「これが共感だ」というものがない。しかし共感の奥義は「考えるな、感じろ(Don't Think. Feel!)」である。相手のことを考えるのではなくそのまま感じること。つまり共感とは発信者ではなく、受信者がありのままに感じて影響を受けることなんです。「この前彼女にフラれたんだよ。仕事が忙しくて会う時間をあまり取れなかったのが原因なんだよな。これからはさ、会えない時はLINEで連絡したり会えた時は精一杯愛情表現をするようにしようと思ったよ」このように表現すれば、聞き手はそのまま・ありのままを受け止め(そうだな。自分も覚えておこう)と影響を受け行動するのです。
共感とは情報の発信者をありのまま受け止め感じること。
発信者つまり書き手は自分の「出来事・今・未来」を相手に伝わりやすいように書くんです。伝わるように、読まれやすいように書けば書くほど読者は共感してくれます。過去を書くのならそこにつながる「今」を書く。
私が「自分のことを書こう。エピソードを出そう。」と言うのは、「共感される文章」を目指しているからだったんですね。私は共感についてあまり理解せず言っていました。反省です。
心に伝わる文章は「共感する文章」。
共感する文章は「自分を出す文章」。自分を出していきましょう。
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