大瀬埼灯台

https://goto.nagasaki-tabinet.com/spot/674?fbclid=IwY2xjawEtckNleHRuA2FlbQIxMAABHRv0feox9wpfa5FiIKs22k_AAJwokUsdzOXgKWUcZOuhZNCCsApSgmnr7Q_aem_mrPvQbs_Q4d-8QNfD4mfaQ  【大瀬埼灯台

おおせざきとうだい 断崖絶壁の上に建ち、東シナ海をはるかに望める白亜の灯台】より

福江島の最西端に位置する大瀬埼灯台は、九州本土で最も遅い時間に夕陽が沈む場所。海に突き出た断崖絶壁の上に建つ白い灯台は、青い海とのコントラストが美しく、「日本の灯台50選」に選ばれています。また、3700カンデラ光度で、およそ22km先まで照らし、近海を航行する船の道しるべとなっています。

大瀬埼灯台周辺には「灯台を見るための展望所」があり、晴れた日には男女群島も一望できます。展望台から望む白亜の灯台と東シナ海に沈む夕陽は言葉にできないほどの美しさ。

駐車場から灯台までは遊歩道が整備されていますが、行きは下り坂のため約20分、帰りは上り坂になるため約40分かかります。それでも、歩く価値ありの絶景が待っています。

9月~10月には、遊歩道に釣り鐘形の「シマシャジン」という小さな紫色の花や、大陸へ渡るハチクマを見ることができます。シマシャジンは、世界でも五島市と平戸市、韓国の済州島でしか見られないとされ、環境省の絶滅危惧種に指定されている珍しい花です。

映画『悪人』のロケ地としても有名です。

【画像10枚目】

※1 現在地は、大瀬埼灯台へ向かう道中、最初に見えてくる第一駐車場です。

※2 大瀬埼灯台まで降りられる場合は、画像P3の駐車場が一番近いです。

※3 大瀬埼灯台が見える展望所は6箇所記載がありますが、展望台から眺められるのは祈りの女神までの4箇所です。祈りの女神より大瀬埼灯台側の展望所は大瀬埼灯台へ向かう道中になります。

【大瀬埼灯台までの行き方】

大瀬埼灯台までの公共交通機関はございません。

車(レンタカー)または観光バスをご利用ください。

【五島列島ジオパークを代表するジオサイト】

東シナ海の荒波により削られた断崖は、「五島層群」と呼ばれる大陸由来の砂と泥の地層で、五島列島の成り立ちを語るうえで欠かせないスポットです。このしま模様の地層を縦に貫くのは岩脈という地下のマグマが地層を貫いて固まったもので、「大瀬崎粗粒玄武岩の平行岩脈群」として五島市の天然記念物に指定されています。


https://goto.nagasaki-tabinet.com/feature/kikuya23_10 【五島列島・福江島「白亜の大瀬埼灯台まで歩いてみました!」~大瀬埼灯台完全ガイド~】より

五島市の代表的な観光地、玉之浦町の大瀬埼灯台。 展望所から見る風景は、荒々しい断崖絶壁の上に立つ白亜の灯台と空と海の碧さと木々の緑とのコントラストが美しい景色となり訪れる人を感動させます。夕陽の名所でもあり、毎年大晦日には九州本土で最後に夕陽が沈むところということで「最後の夕陽の鑑賞会」も行われています。また映画やドラマのロケ地にもなっており、近年では連続テレビ小説「舞いあがれ!」のロケ地としても登場しました。

今回は、展望所から見える白亜の灯台まで初めて歩いてみました。

県道50号線から左折してしばらく車で登っていくと、大瀬崎園地の駐車場につきます。

この駐車場には大瀬埼灯台の説明プレートや各展望所の案内図もあります。はじめに確認すると園地の全体がわかりやすいです。

きれいに清掃された男女用のトイレもありますので、ここでトイレを済ませることをおすすめします。

※大瀬埼灯台入口にあるトイレは現在(2024年3月)使用禁止でした。

トイレ先の階段上に1つ目の展望所があります。

※ここから見える大瀬埼灯台

駐車場からの小道を進むと、2つ目の展望所があります。

木製の展望所からは、代表的な大瀬埼灯台の風景を見ることができます。

ネームプレートもあるので、灯台の風景と併せて撮ることも。

※ここから見える大瀬埼灯台

駐車場から道を挟んだ場所にも展望広場があります。

緩やかな階段を約1分歩くと東屋がある広場に着きます。

ここからの眺めは2つ目の展望所とほぼ変わりませんが、上にあがった分だけ更に広大な風景に。東屋もあるので、休憩しながら大瀬埼灯台の風景を楽しむこともできます。

※ここから見える大瀬埼灯台

車に戻り、さらに上へ向かいます。

途中、祈りの女神像へ向かう道が2か所あります。2つ目の登り口が近道になるようです。

祈りの女神像がある展望所からは玉之浦のまちが見えました。

この像の作者は、長崎市の平和記念像を製作した北村西望氏です。

祈りの女神像(ハチクマ)

行き止まりに着くと、大瀬埼灯台までの入口があります。

この日も島内外から多くの方が来られていました。

さあ、1.2キロのトレッキングスタートです!

歩道はきれいに整備されており歩きやすいですが、所々に階段があります。

約100m山道を登ると左手に貴重な地層を見ることができる嵯峨ノ島が見えます。

ここからはずっと下りに。

100m間隔でマイルストーンが設置されており、下りでもあるので灯台にどんどん近づいていく感じで楽しみながら歩けます。

道中、木の枝を折ったり傷つけたりしないようお願いします。

600m辺りには、椿の木が多くあります。椿の花が咲くころ歩くときれいだろうな~と思いながら先に進みます。

歩き始めて約15分、灯台が少し見えはじめました。

視界が開けて灯台がド~ンと見えます。

眺めが壮大なので、ついつい見入ってしまいますが、ここからは足元に気をつけながらさらに下って行きます。

灯台のある場所に近づいたら、階段を上ります。

結構急な階段ですが、手すりが付いているので安心して登れました。

到着~ 白亜の灯台を見上げるとこんな感じです。

写真を撮りながら私の足で約25分で来ることができました。

360°の眺望でダイナミックな断崖やどこまでも続く地平線。

あれ?おもしろいものを発見

海の景色を見ていると、岩と岩に挟まれた石を発見。

満喫できたので、戻ることに。

来るときはほぼ下りだったということは、帰りはほぼ上りに… 

「行は良いよい、帰りは〇〇」という昔聞いた童謡が頭を巡りながら黙々と歩きます。

約30分で駐車場へ到着。

通常の所要時間は約40分らしいですが、以外と早く戻れました。

展望所から見る大瀬埼灯台の風景もおすすめですが、一度はぜひ灯台まで歩いて欲しいです。行った人でしか味わえない迫力ある広大な自然の風景に感動間違いなしです。

ただ、灯台が見え始めたあたりからの道は少し歩きにくくなりますのでくれぐれもお気を付けて。歩きやすい靴がおすすめです。


https://www.kaiho.mlit.go.jp/07kanku/gyoumu/kaiko/toudai/toudaimeguri/setumei/oosezaki/framepage10.htm 【大瀬埼灯台 - 海上保安庁】より抜粋

 東シナ海を一望できる灯台

(1)灯台の歴史

長崎県西部にあたる五島列島の福江島の南西端の岬にある灯台です。

大瀬埼灯台が着工されたのは明治9年であり、イギリス人技師R.Hブラントンの設計による円形鉄造の灯台で、第一等フレネルレンズを有する第一級に位するものであった。

現在の灯台は、昭和46年に円形コンクリート造りに建替えられ、国内でも最大級の光度200万カンデラの光を発し、約44km沖合まで届き、近海を航行する船の道しるべとなっている。 

(2)灯台と海の歴史

 遣唐使派遣の初期、640年頃の唐書「挺地志」に「資聖寺有宝塔、高峻層々、用四方燈、点照東海、舟行者皆望之為標的焉」とあり、東海(渤海)の航路を照輝し、船舶は皆これを航行の標的としたと述べている。

わが国は、天智天皇の3年(664年)に、防人をして遣唐使船の目標のため昼は烽火をあげ、夜はかがり火を焚かせたのが灯台の始まりとされている。

(3)灯台と地域の関わり

昭和20年8月7日簿暮に米潜水艦の20分間にわたる艦砲射撃を受け、間断なく発射する40発の1弾は灯台丸屋根を貫通したが、レンズは奇跡的に破壊を免れた。灯台の背後に海軍通信施設があったので、これが攻撃目標となったのである。

この大瀬埼の山頂にある無線電信所は、過ぎし日露戦争で、日本海海戦の端緒となった哨艦信濃丸の「敵艦見ゆ」の第一報を受信した歴史があり、電波山と地元では呼んでいる。




コズミックホリステック医療・現代靈氣

吾であり宇宙である☆和して同せず  競争でなく共生を☆

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