Facebook清水 友邦さん投稿記事
今年も、大変お世話になりました。
人生は思い通りにならないことばかりですが、
「陽極まれば陰となし、陰極まれば陽となす」という言葉が示すとおり、わたしたちが生きている世界は相対的な世界なので、いつも二つの極の間を揺れ動いています。
押し寄せる波は必ず引きかえし、満ちた月は欠けていき、欠けた月は満ちていきます。
喜びは悲しみに変わり、悲しみは喜びに変わります。
人の心も世の中の流れも 変化してとどまることがありません。
宮沢賢治は
「我々は、楽しく、正しく進もうではありませんか。苦痛を享楽できる人は、本当の詩人です。もし風や光の中に自分を忘れ、世界が自分の庭になり、或いは惚として銀河系全体を一人の自分だと感じるときは、楽しいことではありませんか。」
『新しい時代のコペルニクスよ 余りに重苦しい重力の法則からこの銀河系統を解き放て』
と言っています。
過去に起きたことに囚われてばかりいたり未来に不安を感じて考えてばかりいては前に進めません。
私たちも銀河系全体を感じて、目の前にある自分がやるべきことに目を向け次の仕度にかかりたいと思います。
今年の年末年始は「いのちの森水輪」で過ごします。
塩沢みどりさんと研一さんご夫婦に暖かく接していただいています。
いままではカミさんと水入らずで過ごしてきたので初めての出来事です。
新しいたくさんの知人友人に囲まれての新年を迎えることになりました。
2023年 お世話になりました。
ありがとうございました。
2024年も どうぞよろしくお願いします。
よいお年をお迎えください。
https://inst-east-and-west.org/learning/2019/002688.html 【陰陽論とは】より
みなさん、こんにちは。東洋と西洋の知の融合研究所事務局の瀧上です。今回は「陰陽論」についてお伝えします。
東洋思想において大事な考え方のひとつに「陰陽論」があります。これはこの世に存在するものすべては「陰」と「陽」から成り立っているという考え方です。
よく「陽気な人」や「陰気な人」という使い方をしますが、東洋思想での「陰」は充実や革新など、中に向かっていく力を意味します。また「陽」は発展や拡大という、外に出ていく力を意味しています。つまり、陽は良くて陰は悪いというわけではなく、力の向きが違うということです。
最初にお伝えしたようにこの世に存在するものすべては陰と陽で成り立っているということは、人生においても同じと言えます。大事なのは、今、自分がどちらに居るのかを見分ける目を持つこと、陰であれ陽であれ、その中でどう自分が動くと充実した日々が送れるかを考えることだと思います。
また、「陰極まれば陽に転じ、陽極まれば陰に転ず」という言葉もあります。行き過ぎれば逆に転じるという意味です。つまり陰も陽も長くそこに留まることなく、陰に入った時にいかに自分の内面を磨き、充実した日々を送ることができるかが、陽に入った時の生活が一段と違った生活を送ることができるようになります。
加えて陰と陽のバランスをうまく取ることも大事な点です。私たちは陰と陽を行き来しながら、目の前にある物事だけに捕らわれることなく、長期的な視点も持ちながら過ごしていければと思います。
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