https://uchunotane.com/health/2019/08/18/post-12765/ 【くるくる回るスーフィーダンスで変性意識に出会う】より
太古の昔から人間という生き物は、この広大で深遠な宇宙という存在と一つになろうと努めてきました。
そして、ある者は瞑想により、またある者は芸術により、やがてある者は舞踏により「変性意識」へと至り、イメージの世界で自己を消滅させ宇宙そのものとなったのです。
舞踏〜それは、宇宙の力との調和を試みる人間の自然な営みです。世界各地には舞踏にまつわるさまざまな神話が残されています。
ヒンドゥー教では宇宙の営みのすべてがシヴァ神の踊りの表現であると考えられていますし、神道では太陽神であるアマテラスの再生をうながしたのがアメノウズメノミコトの妖艶な踊りでした。
ギリシャ時代のバッカスの狂宴から現代のクラブダンスに至るまで、人間は踊ることを通じてハイになり、自己の超越を目指したのです。
そんな舞踏の中で、シンプルであるにもかかわらず、強烈な変性意識をもたらすダンスがあります。その名は「スーフィーダンス」。
■回る舞踏スーフィーダンス■
イスラム神秘主義の一派であるスーフィー。その中で重要視されているものの一つにダーヴィッシュ・ダンスと呼ばれるものがあり、一般的にはスーフィーダンスと呼ばれています。
このダンス、日本語では旋回舞踏とも言い、文字通り踊り回るのです。原理はシンプルながら大変強烈な意識の変性をもたらすダンスで、トランスパーソナル心理学のセラピーでも使われているくらいです。やり方は次の通りです。
<スーフィーダンスの手順>
①広い場所を選んで立ち、左手を水平に伸ばし、手の平を下に向けて大地のエネルギーをもらいます。
②右手を水平に伸ばし、手の平を上に向けて天のエネルギーをもらいます。
③意識を心臓に集中し、自分の心臓が宇宙の中心であるとイメージします。
④左脚を軸にして、ゆっくりと反時計回りに回ります。
⑤目が回って、それ以上続けるのが困難になったら横になって休みます。
■変性意識状態とは?■
手順そのものはいたってシンプルなのですが、初めて行う人はまずフラフラになって倒れます。なので、初心者は倒れた時に受けてとめてくれる人を一人つけておいたほうが良いでしょう。
普通は二人一組になって音楽に合わせて行います。吐きそうになった時のために洗面器を用意しておいた方が良いかもしれません。そして、吐いた場合はしばらく休んでから再び踊り始めます。
スーフィーの修行者はこのダンスを延々と一時間でも二時間でも踊り続け、やがて変性意識状態となり、恍惚の中で「神であった頃の自分」を思い出すといいます。
変性意識状態とは、アメリカの心理学者チャールズ・タート博士によって有名になった意識状態の定義ですが、日常生活における通常の意識以外のさまざまな意識状態を意味します。
例えば、瞑想状態、催眠状態、トランス状態、夢やドラッグによるサイケデリックな感覚や神秘体験などを含みます。基本的には、良くも悪くもない中立的な状態です。
しかし、この変性意識状態を体験することによって、人は日常的な意識にはない外界との情報的なつながりや連絡を持てるようになり、知覚できる世界や能力が一段と広がりを持った大きなものになっていきます。
まさにこの人生に、ある意味「魔法」が本当に存在することに気づけるようにもなるのです。
■究極の忘我の境地を目指す■
スーフィー・ダンスの熟練した踊り手たちは何時間でも倒れることなく踊り続けられます。なぜそれができるのかというと、「私=自我」を「回ること」に明け渡して、「私」が回っているのではなく、「回ること」そのものになりきって、旋回する行為と「私」とが一つになっているからなのです。
この状態をスーフィズムでは「忘我」と捉えます。
しかし一般人である私たちは、そう簡単に自我を明け渡し忘我に至ることなどできません。最初は気の合う仲間と二人で、無理なく、少しずつ、ゆっくりと旋回をカラダになじませながら行う必要があります。
実は私も20代の頃、トルコ共和国を旅し、このスーフィー・ダンスを目の当たりにし、その神秘的な舞の虜になったことがあります。そしてスーフィズムの教会に弟子入りすることを本気で考えたのですが、当時の個人的な事情がそれを許さず、やむなく断念したのでした。
今でもスーフィズムに対する憧れはあり、時々、自宅で回ってみることがあります。しかし、若かりし頃の自分と違って、現在の自分はかなり人生守りに入っているため、倒れて吐くまでは行いません(笑)。
けれども軽く変性意識の入り口に触れることがあり、自分の意識が徐々に拡大していくのを感じることができます。
■こうしてお米に化粧がほどこされます!■
私たちの意識というものは、本来、とても広大で無限の世界と繋がっている、というか、私たちはもともと無限の世界の住人であります。
しかし、子どもの頃から始まる親や周囲の大人からのしつけ、学校の教育、社会通念や常識の刷り込みによって、いつの間にか制限がなかったはずの意識が小さな限られた世界に押し込められてしまうのです。
それがこのスーフィーダンスのような非日常的な動きや振る舞いにより、柵を取り払って意識の自由を取り戻すことができるのです。
しかし、人によっては強烈な意識の変性により幻覚を感じたり、心理的な傷を負ってしまう場合もあります。そんな不安がある方は身近にトランスパーソナル心理学を修めた信頼のおけるセラピストがいれば、その方の指導のもとで行ってください。
本当はスーフィズムを語りだせば、お伝えしたいことが山ほどあるのですが、本ブログは健康ブログのため、それは姉妹ブログ『宇宙の種〜Seed of the Universe』の方で改めて書きたいと思います。
最後にスーフィーダンスに興味を持たれた方のために、You Tube からの動画を貼っておきます。もし、ご自分もスーフィーダンスを踊ってみたいと思われた方は私にぜひご一報ください。あなたが倒れた時の介抱役をかって出たいと思います(笑)。
https://discoverjapan-web.com/article/41890 【神楽のルーツ!神々を沸かせた踊り子
「天宇受売命」】より
まだ日本という国がなかった頃、国生みの神イザナギとイザナミによって多くの神々が誕生しました。彼らにはそれぞれ役割や力が与えられ、日本国を統一していきます。では、どのような神様がいるのかご存じでしょうか? 主要な神様のプロフィールを、祀られている神社やご利益とともに紹介する本連載。今回は、神楽の起源、芸能を司る神として信仰される、アメノウズメです。
天宇受売命(アメノウズメ)
芸能を司る神として有名。岩戸に隠れたアマテラスを救出する際、上半身を裸で踊り、八百万の神々を沸かせたことにちなむ。またこのとき踊った踊りが石見神楽のルーツとされる。国内で見られたはじめての踊り子といわれることもあり、様々な芸能関係者から篤い崇敬を集めている。また、サルタヒコの妃神とされることから一緒に祀られることもある。
古事記|天宇受売命 日本書紀|天鈿女命 基本属性「芸能・踊りの女神」 代表的ご利益「技芸上達」 代表的神社 「佐瑠女神社」
猿田彦神社の境内社。天岩窟で神楽を舞われた天宇受売命を祀り、芸事・縁結びの神様として信仰されている。
https://www.asahi-net.or.jp/~nu3s-mnm/satoriheno_kanso.htm【悟りへの観想】
デヴィッド・R・ホーキンズ氏は意識の状態を「意識の明るさ」として 著書「パワーか、フォースか」で レべリングしました。
「悟り」は文字や言葉では表現不可能と記されていますが 愛と平和を実現する 叡智であり、「肯定的で、生産的」[円満で、調和の取れた」意識状態だと言われます。
音霊的には「さとり」「差取り」すなわち自己一致を意味します。潜在意識と顕在意識が一致した状態とも言えます。ジョハリの窓でいえば「開放領域」が拡大された状態と言えます。
意識の明るさ
lux 意識の状態
800
700 悟り 文字や言葉では表現不可能
600 平和
540 歓喜 心全てが一つであることを知っている
500 愛
400 理性 理性と事理の段階
350 受容性 全てを受け入れる
310 建設的 代価を期待しない貢献
250 中立 自分自身に対する満足
200 勇気 観念を克服しようとする勇気
175 自惚れ 感情に支配される段階
150 憤怒
125 欲望
100 恐怖心
75 悲しみ
50 無気力
30 罪責感
20 羞恥心
1 生命維持
悟りに至るためには先ずは上記の「意識の明るさ」が200ルックス以上になる必要があります。自分が問題だと思っていることが 単なる観念であることを知り 克服しようとする勇気が 大切です。ここではマインドマップという手法を使って 問題意識から自由になる方法をお伝えします。
マインドマップ
マインドマップは トニー・プサン氏によって開発された思考方法です。放射思考と呼ばれています。
一枚の紙の中心にテーマを描いて、それに関連する情報やアイディアを放射状に描いてゆきます。右脳と左脳を同時に働かせる技法です。情報やアイディアは イメージや、イラスト、シンボルで表現すると 左脳に傾かない思考の助けになります。
手順
1.B4サイズの紙の中心に テーマ(今回は「問題」)から連想する色を使って テーマのイメージを描く。
2.中央のテーマから放射状に7~10の枝を出す。
3.テーマから連想するイメージ(イラスト、シンボル)を各枝に一つずつ描く。
4.各枝をさらに分岐させ もとの枝に描いたイメージ(イラスト、シンボル)から連想する
イメージ(イラスト、シンボル)を 各枝に一つずつ描く。
5.分岐させた枝をさらに分岐させ 同じようにイメージ(イラスト、シンボル)を描く。
可能な限り、その作業を続ける。
6.マップを見ながら 自分のテーマ(問題)を 紹介する文を書く。
https://www.asahi-net.or.jp/~nu3s-mnm/ko-su_satori.html【悟りのコース】
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