Facebook長堀 優さん投稿記事
新宿文化センターで行われたイベント「新・地球にそっくりな不思議な地球」に参加してきました。
時空間を超えて主人公のマコトが旅した場所は、地球にそっくりな星でした。
しかし、その星は地球とはまったく違っており、人々は、お金のためではなく、他の人が喜ぶために仕事をしていました。
その星では、お金がなく、争いもなかったのです。
思い返せば、今年は感染騒動にどっぷり巻き込まれ、さまざまな影響を受けたことは確かで、個人的には楽しいことばかりではありませんでした。
しかし、不安にとらわれ、俯き加減になった時、自らの心に湧いてきたのは、
「おまえは何をするためにこの病院に来たのか?」
という自分自身への問いかけでした。
そう、私は、高齢化を迎えたこの日本で地域社会に貢献するために、そして、介護などで疲弊したご家族や行き所のなくなった高齢者を少しでも楽にするためにここに来たのではなかったのか、
自分の原点に戻れたことで目的がはっきりとし、病院の在り方を考え直すことができたのです。
そして、近隣の病院や施設への働きかけを変えたことで、ちょうどこの年末から状況が好転し始めていたところでもありました。
天使からもらった背中の翼を我がものとし、自らの恐れ、動揺を手放して突風や雷を乗り越え、奇跡の飛翔を成し遂げたマコトの物語は、私の希望そのものに思え、胸に強く響きました。
「自らの想いが世界を作り上げる」
じつは、地球とは真反対にも思えるこの星は、自分の想いが世界を作り上げるという点に関しては、地球とまったく同じだったのです。
感動と共に、この言葉で前に進む大きな力をもらうことができました。
そればかりではなく、このイベントに参加することで、ここ最近旅立たれた恩人たちの思い出を語れる人たちとの再会も果たすこともできました。
見えない世界の方々もたくさん応援に来ていたのでしょう。
いろいろな思いが重なり、クライマックスでは、宮川昭夫さんの美しい音楽も相まって、恥ずかしながら涙がとまらなくなってしまいました。
冬至という大切な節目に、本当に素晴らしいイベントに参加できてとても幸せでした。来られてよかった✨
清水浦安さん、愛宕なみさん、宮川昭夫さん、美術を担当されたaicoさん、そして、この作品に関わられた多くの出演者、スタッフの皆様に心からの感謝を捧げます。
この舞台が今日で終わるのではなく、ぜひ全国を周り、感動と共に悩める人たちに大きな希望を与えてほしい、と願っています。
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