栄養バランスの落とし穴

Facebook長岡 美妃さん投稿記事 

『アントロポゾフィー医学の本質』という本を読んでいる。

シュタイナーに惹かれ続けた私は、彼の云わんとする内容を受け止めきれずに歯がゆい気持ちでいた日々を思い出す。

今、久しぶりに彼の著書に出会い、そして読んでいるとスラスラと理解できる自分を見て、歓喜の喜びが湧き上がってくる。

シュタイナーに出会ったのが30代前半、次女をシュタイナー学校に通わせ、私はアントロポゾフィー医学に何度もトライしていた。しかし、彼の説く医学に真理を感じつつも、その難解さに心は折れ遠ざかった。

今、洞爺に戻り再びシュタイナーの世界が身近になったのを機に、出会い直しが始まったようだ。

ルドルフ・シュタイナーとイタ・ヴェーグマンによって創始されたアントロポゾフィー医学。

アントロポゾフィーとはギリシャ語の「人間=アントロポス」と「叡智=ゾフィー」という二つの言語を合わせた人智学である。

そもそも人間は、体・エーテル体・アストラル体(魂)・自我(霊)から成り立っている時、人間である。という定義から始まる。

私は今、nTechという心の測りを持つことができた。「一つの動き」と言うとてつもなくシンプルな動きだけですべてを解き明かすnTech、アントロポゾフィー医学の難解さを「一つの動き」だけで理解させてしまう。アントロポゾフィー医学とnTechが解く医学が寸分の違いもなく重なり合っていくことに、胸のトキメキがおさまらなくなる。

第1章「医術の基礎としての、真の人間本性の認識」について書かれていた。

今日承認されている自然科学の成果のすべては、人間の感覚を通した印象から得られるものである。また思考においても、それが物質界の探求に関わっている限りは、感覚によって与えられたものに新しいものが加わることはない。

それ故、全体(体・エーテル体・アストラル体(魂)・自我(霊))を見通せる思考内容を意識の中心に据え、他の思考内容(日常の思考や自然法則)はすべて排除した時、以前にはまったく予想もしなかった思考力が強められる。。。この思考力によって、人間の知覚能力を拡張すると、新しい世界が彼の前に現れる。

nTechにおいてもまったく同じである。

論理とイメージで新しい概念思考を理解し、その思考力を修練で強めていく。その思考力が日常の思考を超えた時、五感覚を超える新しい知覚能力が付く。nTechではこれを「心感覚」と呼ぶが、アントロポゾフィーでは「自我感覚」と呼ぶ。言い方は違えども同じことである。

いつの時代でも真理は地球に降りている。

しかし物質文明の行き詰まりの今の時代、誰もが分かるようにnTechは体系化されたのだろう。あらゆる常識がひっくり返っていく日はすぐそこに来ているのを感じる。


Facebook河野 修一さん投稿記事 【栄養バランスの落とし穴】

栄養のバランスについて、一つの見方をご紹介します。それは、頭で「バランスを考えないこと」です。(笑)

栄養素の不足を心配をしながら餌を食べている動物を見たことがありますか?

高血圧や心筋梗塞を気にしながら食事をする動物もいませんね。

そう、野生の動物は「バランス」なんて考えません。

彼らは本能的に、いつも食べているものが「栄養の完全なバランサー」であることを知っています。

そしてたいていの動物に「主食」があります。

パンダは笹を、コアラはユーカリの葉を食べるだけで身体のすべての部分を作り出し、健康を保つことができます。

見方によっては、ものすごい「偏食」ですね。でもこれが彼らにとって「正しい」偏食なのです。

「人間も同じでは」と考えてみます。主食とは、毎日食べても飽きないものです。それが自然に栄養のバランスをとってくれます。

逆に僕たちが「30品目」や「カロリー」を気にしながら食べれば食べるほど、身体はおかしくなります。

食事は「頭(思考)」で食べるものではありません。

歯の構造や、腸の長さや、消化酵素の適応からみると、どうも人間は穀類を中心にした「穀物菜食」が合っているようです。

これから世界で活躍できる国際人は、「穀菜人」かもしれませんね。^^

それから、「近くて遠いものを食べる」のが食養生の秘訣です。なぞなぞみたいですね。

「近くのもの」とは、地元で採れる季節の食材のことです。これを「身土不二」といいます。地産地消と近い考えです。

「遠くのもの」とは、霊的に言って、人類から遠い生き物のことです。四つ足の哺乳類より「鳥類」、鳥類より「魚類や貝類」、魚類より「植物性のもの」を食卓の中心にします。

そして、「よく噛み」「味わって」食べること。「愛や感謝や一体感」。これらも目に見えないけど大切な栄養素です。

当然、愛のない「贅沢な料理」より、愛のこもった「粗食」を魂は喜びます。「手間ひま(真心)」というのは、確実に存在する、ある種のエネルギーです。

愛こそが、目に見えない真の隠し味なのであり、それが僕たちの栄養と人生のバランスをとるものなのです。


コズミックホリステック医療・現代靈氣

コズミックホリステック医療・現代靈氣

吾であり宇宙である☆和して同せず  競争でなく共生を☆

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