http://chills-lab.com/flower/ku-sa-01/ 【クサギ:臭木の花言葉・誕生花Harlequin Glory Bower】より
英名: Harlequin glory bower 分類: シソ科 クサギ属 学名: Clerodendrum trichotomum
別名:シュウゴドウ(臭梧桐) 誕生花:10/26 花言葉:運命治療
備考:葉を触ると、一種異様な臭いがするのがこの名の由来である。果実は紺色の液果で秋に熟し、赤いがくが開いて残るためよく目立つ。この果実は鳥に摂食されて種子分散が起きると考えられている。葉には名の通り特異なにおいがあるが、茶の他に、ゆでれば食べることができ若葉は山菜として利用される。収穫時には、臭いが鼻につくが、しばらくすると不思議なくらいに臭いを感じなくなる。果実は草木染に使うと媒染剤なしで絹糸を鮮やかな空色に染めることができ、赤いがくからは鉄媒染で渋い灰色の染め上がりを得ることができる。Wikipedia
https://www.weblio.jp/content/%E8%87%AD%E6%9C%A8 【クサギ】より
科名: クマツヅラ科 別名: - 生薬名: シュウゴドウ(臭梧桐) 漢字表記: 臭木
原産: 日本 中国
用途: 落葉の小高木で、全体に臭気があります。春の若葉は、あく抜きして食用にします。夏に葉・小枝を乾燥、煎じてリュウマチ・高血圧・下痢などに用います。
学名: Clerodendrum trichotomum Thunb.
●わが国の各地をはじめ、朝鮮半島や中国の温・暖帯地方に分布しています。山野の林縁や河岸などに生え、高さは1~3メートルになります。花はいい香りですが、葉や枝を傷つけると悪臭を放つため、「くさぎ」という名前がつきました。若葉は食用となります。葉を小枝ごと天日で乾燥させて煎じると、リューマチや高血圧、下痢によいとされています。また、幹や根に入るクサギの虫は、子どもの癇(かん)の薬です。ところ変わって欧米では、この匂いがピーナツバターに似ていると感じるみたいで、「ピーナツブッシュ」の英名があります。
https://plaza.rakuten.co.jp/lilyandrose/diary/202010260000/ 【10月26日の誕生花 クサギ(臭木)の花言葉「治療」、さわると臭う「運命」の葉の上に広げた甘く香る白い花と色鮮やかな実】より
晩夏から初秋に、枝先や卵形の大きな葉のわきに伸びた長い柄の先に、つぼみを包む薄紅色の5枚のガク(萼)から濃紅色の長い花筒が伸び出て、白く細長い花弁を広げた花が次々と咲きます。
10月26日の誕生花は、さわらなければ臭わない枝先でほのかに香るおしゃれな花、クサギ(臭木)。
花の名は、枝や葉を傷つけると強い臭気があることから名づけられました。
クサギの学名はClerodendrum trichotomumで、属名のClerodendrumはギリシャ語のcleros(運命)とdendron(樹木)に由来し、呪術に使われていたことからつけられています。
花言葉「運命」は、属名の語源であるギリシャ語のcleros(運命)からつけられています。
花言葉「治療」は、茎葉や根に降圧、鎮痛作用があり、リウマチや高血圧、健胃や解熱、皮膚病など、薬用に用いられることからきているのでしょう。
山道沿いの生い茂った木の下の暗がりのクサギは葉の濃い緑に引き立てられて、おしべとめしべを長く突き出した白い花も、濃紅色のガクの上にのった実もよく目立ちます。
秋が深まって実が熟すと、真っ赤に色づき星形に開いたつややかなガクの中心で、初めは青白い実が次第に青から深い藍色になって、実には光沢があります。
クマツヅラ科クサギ属、耐寒性落葉小高木、原産地:日本、中国、台湾
別名:クサギリ(臭桐)、クサギナ(臭木菜)
クサギ(臭木)の花言葉:運命、治療。クサギ(臭木)の誕生花:10月26日
https://www.h.chiba-u.jp/lab/florista/kokubun/phylogeny/caryoptJ.html 【系統分類学
クマツヅラ科とシソ科の微妙な関係】 より
秋の宿根草花壇を落ち着いた青で彩るダンギク [Caryopteris incana (Thunb. ex Houtt.) Miq.]。現在出版されているすべての園芸書や植物図鑑ではクマツヅラ科に分類されています。ところが最近の研究ではシソ科であるという結論になっています。
この他にもクマツヅラ科とされていた多くの植物がシソ科に移されています。園芸的に重要なものではCallicarpa(ムラサキシキブ)、Clerodendrum(クサギ、ゲンペイカズラ)、Vitex(ハマゴウ、ニンジンボク)などがあります。逆にシソ科に分類されていたものでクマツヅラ科に移されたものは無いようです。
また、ダンギクの属するCaryopteris属は大幅に組み換える方向に動いています。例えば、従来同じ属に分類されていたカリガネソウは別の属に移されるようです。
もともと形態的に似ているところの多い科であったわけですが、果実がクマツヅラ科は漿果(しょうか)または、さく果なのに対して、種子を1つだけ含む痩果(そうか)になるものをシソ科としてまとめていました。例外があったかどうか知りませんが、茎が四角というのもシソ科の特徴とされていました。この狭義のシソ科の部分に、もう少し早い時期に枝分かれした漿果になる(おそらくこれが原始形質なのでしょう)植物を加えた形です。新しく大きくなったシソ科に共通する形質としては茎葉に強い香りがあることぐらいでしょうか。
0コメント