http://www3.yomogi.or.jp/st-lion/info/Image/kamata-touji.html 【神道ソングライター
『鎌田東二』Moonsault Project ライブコンサート】yori
1951年(昭和26年)3月20日、魚座の最後の日に、徳島県阿南市桑野町に生まれる。首にへその緒を3巻き巻いて、全身紫色になって、窒息寸前で生れてきた。産婆さんが陣痛促進剤をうち、へその緒をとりはずして、全身をぶって血の巡りをよみがえらせなければ、確実に死んでいただろう。産婆さんに謝謝!
大学・大学院を経て、高校・専門学校・大学などに勤めつつ、研究と教育と著作活動を主に行ってきた。その間、さまざまなことがあり、死にかかったことも一度や二度ではなかった。とてもデンジャラスな道を無鉄砲に歩いてきた。そして、猿田彦神社の「おひらきまつり」(1997年)や「神戸からの祈り」や「東京おひらき祭り」(ともに、1998年)や「虹の祭り」(1999年以降)などの新しい祭りの創出にも関わった。こうして、35歳頃に「魔」と出会い、その直後に神主の資格(正階)を取得し、44歳の誕生日に地下鉄サリン事件が起こり、大いに悩み、中学校のPTA会長になったとたんに酒鬼薔薇聖斗事件が起こり、これまた大いに嘆き、悩み、47歳の冬の1998年12月12日、一念発起し、「清水の舞台から飛び降りる」気持で「神道ソングライター」になった。これまで「十五にして学に志し、三十にして立つ。四十にして惑わず、五十にして天命を知る」という孔子の言葉を人生の模範にしてきたが、四十にして大いに惑い、五十にして今なお天命を知らない。しかし、順調に老人力を身につけ、神道ソングライターとしてますます磨きをかけつつあるのが現状である。
神道ソングは、日本神話の中のスサノヲ神の「八雲立つ 出雲八重垣 妻篭みに 八重垣作る その八重垣を」によって始まった。スサノヲノミコトは神道ソングの創始者であり、親分である。神道ソングはまた、わが国伝統の「しきしま(敷島)の道」、すなわち歌の道であり、言霊の発露の道である。そのスサノヲからのミッションによってわたしは歌を歌う。わたしの歌はミッション・ソング、ミッショナリー・ソングである。それがシンガーソングライターならぬ「神道ソングライター」たるゆえんなのである。
■現職
武蔵丘短期大学健康生活科助教授を経て、現在、京都造形芸術大学芸術学部教授。早稲田大学政経学部・法学部・人間科学部非常勤講師(比較宗教学・宗教と社会・日本の宗教と社会・宗教学担当)國學院大學文学部非常勤講師(日本倫理思想史・倫理学担当)東京芸術大学美術学部非常勤講師(古美術研究特別講義担当)など
■社会的活動
東京自由大学運営委員長(ホームページリンク参照)虹の祭り代表(ホームページリンク参照)猿田彦大神フォーラム世話人代表(ホームページリンク参照)財団法人・天河文化財団評議員。1998年5月、佐々木雅之さん、福田弥生さんとともに「元始音霊ユニット」を結成し、石笛奏者として活動。1998年12月12日より、「神道ソングライター」を名乗り、2年半で111曲を作詞作曲。各地でライブ活動を展開。
■所属学会
神道宗教学会理事 日本宗教学会評議員 人体科学会理事 比較文明学会幹事 日本トランスパーソナル学会顧問
■略歴・研究歴・受賞歴
國學院大學文学部哲学科卒業。國學院大學大学院文学研究科博士課程神道学専攻修了。国際日本文化研究センター共同研究員・客員助教授(1989年-2000年)を務める。ダブリン大学(アイルランド)ケルティック・スタディーズ客員研究員(1995年)を務める。2001年3月 学位請求論文「言霊思想の比較宗教学的研究」により、筑波大学から文学博士号「博士(文学)」(論文博士)を授与される。神道宗教学会研究奨励賞(1983年)『水神伝説』で、あらまき賞新人賞受賞(1985年、SF作家・荒巻義雄氏が個人的に出していた賞)日本保育学会研究奨励賞(1990年、共同研究)
■著作リスト
1984 『水神伝説』(神話詩集、筆名水神祥)泰流社
1984 『りしゅのえろす』(ひらがな詩集、筆名きふねみづほ)メタモルフォーゼ社
1984 『阿吽結氷』(石川力男との二人句集、筆名水神祥)夜桃社
1985 『神界のフィールドワーク――霊学と民俗学の生成』(初版は創林社)青弓社
1986 『魂のネットワーキング――日本精神史の深域』(松澤正博氏との対談集)泰流社
1987 『神秘学カタログ』(荒俣宏氏との共編著)河出書房新社
1988 『翁童論――子どもと老人の精神誌』新曜社
1989 『オカルト・ジャパン』(山折哲雄氏との対談集)平凡社
1990 『老いと死のフォークロア――翁童論Ⅱ』新曜社
1990 『聖トポロジー――意識と場所Ⅰ』河出書房新社
1990 『異界のフォノロジー――意識と場所Ⅱ』河出書房新社
1990 『記号と言霊』青弓社
1990 『場所の記憶』岩波書店
1990 『他者の言葉 折口信夫』(村井紀氏との対談集)五月社
1991 『憑霊の人間学』(佐々木宏幹氏との共著)青弓社
1933 『人体科学事始め』読売新聞社
1994 『身体の宇宙誌』講談社学術文庫
1994 『言霊の天地』(中上健次氏との対談集)主婦の友社
1994 『天河曼陀羅――超宗教への水路』(津村喬氏との共編著)春秋社
1995 『宗教と霊性』角川選書
1996 『聖なる場所の記憶』講談社学術文庫
1997 『謎のサルタヒコ』(編著)創元社
1998 『霊性のネットワーク』(喜納昌吉氏との対談集)青弓社
1999 『神道用語の基礎知識』(編著)角川選書
1999 『神界のフィールドワーク』ちくま学芸文庫、筑摩書房
1999 『聖地への旅――精神地理学事始』青弓社
1999 『隠された神サルタヒコ』大和書房(編著)
1999 『日本異界絵巻』(宮田登氏、小松和彦氏との共著)ちくま文庫、筑摩書房
2000 『神と仏の精神史――神神習合論序説』春秋社
2000 『神道とは何か――自然の霊性を感じて生きる』PHP新書
2000 『エッジの思想――翁童論Ⅲ』新曜社
2000 『翁童のコスモロジー――翁童論Ⅳ』新曜社
2000 『ウズメとサルタヒコの神話学』大和書房
2000 『ケルトと日本』(鶴岡真弓氏との共編著)角川選書
2001 『霊性の時代――これからの精神のかたち』(加藤清氏との対談集)春秋社
2001 『元始音霊 縄文の響き』(CDブック)春秋社
2001 『サルタヒコの旅』(編著)創元社
2001 『宮沢賢治「銀河鉄道の夜」精読』岩波現代文庫
2002 『平山省斎と明治の神道』春秋社 5月
2002 『平田篤胤の神界フィールドワーク』作品社 6月
2002 『心の中の「星」を探す旅』(鏡リュウジ氏との共著)PHP 9月
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