Facebook・兼井 浩さん投稿記事
流 FLOW
水の流れをみるとよい You should watch the flow of water.
いそぐときは早く When it is in a hurry, it flows fast.
のんびりできるときは悠々と When it can take it easy, it flows calmly.
溜まりにはいってもあわてない Even when it becomes stagnant, it doesn't panic.
そして ときがたてば And after a while,
さっと出ていく自然体こそ学びたいもの it flows out quickly. We should learn from such a natural stance.
人をきずつけず自分も生きてゆける Sustaining life without hurting others,
剣の極意にも似たゆきかたかもしれない it may be similar to the concept and purpose of Kendo.
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ドキュメンタリー映画『地球交響曲(ガイアシンフォニー)』
■地球(ガイア)の声が、きこえますか。
映画『地球交響曲(ガイアシンフォニー)』とは、イギリスの生物物理学者ジェームズ・ラブロック博士の唱えるガイア理論、「地球はそれ自体がひとつの生命体である」という考え方に勇気づけられ、龍村仁監督によって制作されたオムニバスのドキュメンタリー映画シリーズです。 美しい映像と音楽、珠玉のことばの数々によって織り成されるドキュメンタリー映画『地球交響曲』は、環境問題や人間の精神性に深い関心を寄せる人たちのバイブル的存在となっており、1992年公開の「地球交響曲第一番」から最新作「第九番」まで、草の根の自主上映を中心とした上映活動だけで、かつてないロングランヒット作となっています。
GAIAガイアとは、ギリシア神話に登場する地球の女神、いわば「地母神」のことです。このドキュメンタリー映画は、あたかも、ガイアが奏でるシンフォニー(=交響曲)のように、それぞれに独立した主題をもった楽章が重なり合って、全体として地球という大きなハーモニーを奏でています。
この映画は、メッセージ性の強いドキュメンタリー映画ですが、つねに、「地球の中の私、私の中の地球」(この言葉は、1992年ブラジルで開かれた「環境と開発に関する国連会議」の提案書に使われてました)という、とても大事なテーマが語られています。
それぞれの楽章は、世界各地の、ヨーロッパ、アメリカ、アフリカ、日本での取材を行ない、「今」を語るに相応しい人々に登場していただいています。それぞれの分野で、大きな仕事を成し遂げた人物が、自らの体験をふまえてメッセージを送ってくれました。
もし、母なる星地球(ガイア)が本当に生きている一つの生命体である、とするなら、我々人類は、その”心”、すなわち”想像力”を担っている存在なのかもしれません。
我々人類は、その”想像力”に依って科学技術を生み出し、地球の環境を大きく変えて来ました。現代の地球の環境問題は、良い意味でも、悪い意味でも、人類の”想像力”の産物だ、といえるのです。だとすれば、危機が叫ばれるこの地球(ガイア)の未来も又、人類の”想像力”すなわち”心”の在り方に依って決まってくるのではないでしょうか。
この映画は、21世紀の到来を前に、地球(ガイア)の未来にとって、極めて示唆的なメッセージをもつ世界の人々のオムニバス映画です。登場人物はいずれも、現代の常識を越えた事を成し遂げた人、あるいは体験した人達です。
今生きている我々ひとりひとりが、”心”にどんな未来を描くかに依って、現実の地球(ガイア)の未来が決まってくる。映画「地球交響曲(ガイアシンフォニー)」が、全ての人々の”心”のための元気薬になれば、と願っています。
オフィシャルWebサイト.:
https://gaiasymphony.com/
動画:
地球交響曲 第一番 予告
https://www.youtube.com/watch?v=urx26ZmrLjs
地球交響曲 その他 予告
https://www.youtube.com/watch?v=RqhgXEwi7ZI...
地球交響曲 第九番 予告
https://www.youtube.com/watch?v=SHrYoyh-Py8
2021年9月より『第九番』の自主上映がスタートします。
「地球交響曲」シリーズの最終章となります。
地球交響曲 第九番
出演
小林研一郎
スティーヴン・ミズン(Steven Mithen)
本庶佑
ナレーション
榎木孝明
鶴田真由
声の出演
林田尚親(スティーヴン・ミズン)
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小林櫻子 小山田薫
スーザン・ミズン
弓野恵子 床みどり 堀悦子
石垣金星 石垣昭子
柿坂神酒之祐 柿坂匡孝 横澤和也
梶田真章 西岡満 井頭東洋
Beata Böhm
浦河アイヌ協会の皆さん 西表島・祖納村の皆さん
天川村杣人の皆さん
コバケンとその仲間たちオーケストラ
ガイアシンフォニー「第九」合唱団
■この宇宙に普く満ちている音は、
森羅万象の創造に深く関わっている
なぜ、私たち人間は、これほどまでに音楽を作り、音楽に耳を傾けずにいられないのか。
30年前、この映画に「交響曲」と名をつけたのは、あらゆる楽器がそれぞれ独自の音を奏でながらシンフォニーを奏でるように、生命体である地球のシステムもまた、ともに美しく壮大な調和の音楽を創造する、ひとつの生命のシンフォニーを奏でているようなものだからだ。
今、私たち人間は、明らかに調和を乱す不協和音を奏でている。 調和を求める宇宙の「大いなる意志」によって私たちそのものは抹消されてしまうのか、それとも新たな調和の音楽を創造することができるのか、その選択は私たち自身に委ねられている。
今こそ、私たちは耳には聴こえない“音楽”を聴く“想像力”を取り戻さなくてはならない時だと感じるのだ。
映画監督 龍村仁
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